9月23日公開の映画「犬も食わねどチャーリーは笑う」を観賞した。

この映画はSNSで話題の旦那デスノートに夫の悪口を書く妻の事を知った夫が夫婦喧嘩を繰り広げていくストーリーである。

夫婦喧嘩は犬も食わぬというけれど、夫婦喧嘩の先に2人はどういう結論を出すのだろうか?




SNSでは色々な事を本音で書く人が多いけれど、これは旦那デスノートという旦那の悪口を書くサイトの話であるが、しかし言葉を読むと改めて恐ろしいものだと感じてしまう。愛して結婚しても生活していくうちに色々と不満や不一致など様々な嫌なところも見えてしまうものだ。

そんな旦那デスノートに書き込みを始めた妻が色々と書き込んでいるうちにその書き込みを夫が観てしまった事から夫婦喧嘩のゴングが鳴る。果たして夫婦喧嘩の果てにみる結末とは?

キャスト&ストーリー



結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとして裕次郎と日和は結婚4年目の夫婦でまだ子供がいないながらも夫婦生活は特に何も不満の内容に見えたが、妻の日和はある出来事もあり夫の裕次郎に不満を抱いていた。

その不満のはけ口として知り合いから薦められたのが旦那デスノートというSNSのサイトだった。特定のテーマにしたサイトほど偏りがちになりやすいものだけれど、旦那デスノートのコメントを読むと・・・これは恐ろしいなと感じる次第です。これが他人だから笑えるものもありますが、これが身内なら溜まったものではない。

そんな旦那デスノートを見てしまった裕次郎はそのHNがチャーリーという事も飼っているフクロウの名前がチャーリーという事で次第に疑い始める訳だが、バレるまでに時間はかからなかった。そこから夫婦喧嘩のゴングが鳴る訳だけれど、日和には裕次郎に言っていなかった流産の話をしたところでお互いの距離が離れてしまう事になり日和は家を出ていった。

残された裕次郎は日和との出会いを振り返りながら本当に日和の事を愛しているのかを見つめ直していくが果たして裕次郎と日和は元の鞘に収まる事ができるのだろうか?

結末は劇場で観てほしいけれど、なかなか夫婦で言えない事を今はSNSなどを通じて言えてしまう訳だけれど、確かに旦那デスノートで書かれている事を言葉で面等向かって言ったら間違いなく離婚になるでしょうから本当に大変な相続問題に発展する事だってあり得る訳で、面等向かって言わないなら言えてしまうというのが多くの人の本音でしょうね。

しかしわかってしまったらそれはそれで修羅場となるのは当然でここから2人はどうやってこれまでの修復していくのかも描かれていく訳だけれど、元々2人はどうして結婚するに至ったのか?というのが原点になる訳でその原点に立ち戻ってそこからどうしてこうなったのかを振り返る事でお互いの気持ちを見つめ直していく。

それでも旦那デスノートは読むのが怖いという事を改めて知る次第だ。

総評として色々な夫婦にはそれぞれの不満が必ずあるものだし、夫婦喧嘩は仲の良い証拠という言葉もあるように色々と言える間柄だからこそ解決していける関係でもあるという事でもある。夫婦喧嘩をしても必ず解決する術はあるのだという事を多くの夫婦は感じてほしい作品だったと思います。





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