8月11日公開の映画「TANG タング」を観賞した。

この映画は妻に家を追い出されて拾ったポンコツロボットと各地を転々していくがそのロボットと行動するうちに大切な事に気づいていくストーリーである。

このロボットとの出会いが運命を変えていく事を共に冒険してメモリに記録されていく事で再び大切な事に気づいていく。





日本ではあまりこういうロボットと冒険する実写はあまりないんだけれど、未来にはこういうロボットが身近になっている世界があるのかもしれないと思うとそれはそれで進化した先にAIが進化して色々な行動パターンを読み取れるようになっていくのだろう。

そんな世界で仕事に挫折して今は無職のダメ男が突然現れたポンコツロボットと共に冒険していく事になる。その冒険の先にこれまで踏み出せなかった一歩を踏み出していく事になるが果たしてこのロボットにはどんな秘密が隠されていたのだろうか?


キャスト&ストーリー



結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとして健は以前は研究医として医者を目指していたがある出来事をきっかけに医者を辞めていた。そんな健に妻の絵美は愛想を尽かして健を家から追い出してしまう。その前に健の家に突然現れた旧世代のロボットが現れてそのロボットにタングと名付けてこのロボットを回収してもらえる会社まで行くことにした。

しかしそのロボットは対象ではなく引き取ってもらえない事に途方に暮れるとその会社の幹部がロボットを見せてほしいと見てもらえる事になり、このロボットはかなりの旧世代のロボットだがこのロボットにはある特殊なプログラムが組まれているようで、その幹部の紹介で香港へ行くことになった健とタングはそこでこのロボットがある兵器として使われようとしていた。

それを知った健はタングと共に狙われる事になる。狙われた健とタングは追ってから逃げようとするがこのロボットを開発した人がいる島へ向かうが、そこへ行った健にはとんでもない事実を知る事になる。

果たして健とタングはその後どうなってしまったのだろうか?

結末は劇場で観てほしいけれど、どうしてタングが健のところまで辿り着いたのかは劇場で描かれるんだけれど、普通に考えるとそう簡単に島から本土まで行けるという時点でこの国のセキュリティは大丈夫か?となってしまう。このロボットが空を飛べるなら別ですが、辿り着いた経緯を見るとセキュリティの不安ばかりが募ってしまいますね。

そしてこのロボットがAIのプログラムが他のロボットと違い感情を持つロボットだったという事もおそらくこれはこのロボットを開発していた時点で不慮のプログラムミスから生まれたロボットだったと言える。偶然から発見したロボットは良く使えば人類の発展になるが、使い方を誤るととんでもない使われ方をするという事だ。

ロボットはあくまでロボットであり必ず制御可能にしなければならないという事だ。

そしてこのロボットの処遇を最終的には健に委ねられる事になるんだけれど、やはり使う人次第で良くも悪くもなるのは人もロボットも同じなのだと感じる。

総評としてタングと出会った事でこれまで踏み出せなかった次の人生を踏み出す決心を固める事が出来た健はタングを新たなる家族に迎えて暮らしていく事になる。この家族の未来はタングと共に歩んでいく事だろう。





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