2月4日公開の映画「大怪獣のあとしまつ」を観賞した。
この映画はあの大怪獣が倒された後にその大怪獣をどうやって始末するかを描いたドタバタストーリーである。
今年最初の鑑賞作品はあの時代を知る者としてその後の疑問をいる上で興味津々だが、あの時代を知らない人には理解する前に頓挫してしまうかもしれない。
今年最初の劇場鑑賞作品は私が社会人になってから1番遅い開幕となり、しかも2月に初鑑賞は初めてになった。これも新型コロナウイルスが猛威を振るっている為でもあるけれど、ようやく踏ん切りつけて激空き劇場で鑑賞したので人混みとは無縁の状況で鑑賞しました。
さてこの作品ですが私が子供の頃には全く考えなかった光の国のヒーローが怪獣をやっつけた後にそういえばその後ってどうなっていたんだろう?という事で興味津々だった。翌々考えたらあのどでかい怪獣を処理するって・・・どうしたらよいのだろうね?という事になるんですよね。
鑑賞前には散々酷評が上がっていたので逆に興味津々になった訳だけれど、私自身が観る前提が既にあったので今のドタバタジャパンとセットに考えれば悪いとは思わなかった。逆に政治を見ていたらそちらかい!という感じですが、これは人生経験の差がという感じがしてしまいますし、これまで鑑賞してきた作品の経験値によっては違ってくるのかと思います。
そんな今年最初のレビューをしていきます。
キャスト&ストーリー
結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとしてこの作品については既に非現実世界の話であるのでその点から今の日本で起きたらという設定だという事を既に割り切ってから私は入っているので冒頭及び特報などで大怪獣が光の国のヒーローにやっつけられた後の話という流れである事を踏まえればそのヒーローの前提がある訳です。
ただその前提を考慮せず観ると同なんだという感じになるのですが、元々通常兵器で倒せなかった怪獣が突如倒されたという前提がある訳でその時点で普通に考えたらいけないですよね。
では何が私にとって余計だと感じたかといえば・・・あんなにキ〇要ります?というところですね。政治の世界の話も含めているという点で、この国は平和ボケし過ぎですよねというのが率直な感想ですし、今の状況も有事なのに平時のまま政治をやっているし、それぞれ金金とお金の事ばかりしか考えていない大臣たちに縦割り行政の悪しき日本という図式を描いたなら政治的な観点から見ればタテワリジャパン、決断できない日本、決められない日本というそういう観点でギャグとして描いたと捉えればあながち悪くはない。
ただこれは明らかに国の有事なので金やら利権やらを言っている場合じゃない状況でもこの状況なのかと思うとこれで大怪獣を倒すなんていう事はまず難しいのは言うまでもない。
政治の押し問答がやや主として描かれてしまったが、シン・ゴジラでもなかなか決断まで決められないし、いざ防衛という観点からも日本は色々な手続きが必要なので今のコロナ禍でも色々平時のような事をしている訳だから有事になって本当に動けるのは特殊部隊なのだという描かれ方がしている。
実際に現場から見ると色々な問題点が浮き彫りになる訳だけれど、あの怪獣は死体である事は当然なのだが、問題はこの怪獣をどうやって処理するかという難問に直面する。
まずデカすぎる為に分解する事も容易でなく、さらには放射能、ウイルスなどの問題をクリアしなければならずそのままにしておく事も腐敗などで大変な事になる。爆発させるにも半径20~30kmは避難対象にしなければならない。
では何が実際にあのような巨大生物の死体を処理するかだけれど、現実的には海へ沈めるしかないと思うけれど、如何せん相当な重量がある為に運搬も厳しい訳です。
次第に分析するうちにある物質がある事が判明し、それによりさらに処理が困難になっていく訳ですが、それに立ち向かう特務隊の人たちが最前線で対応していく事になる。
果たして大怪獣はどうやって処理される事になったのだろうか?
結末は劇場で観てほしいけれど、通常兵器で倒せなかった大怪獣ですからね。当然通常のやり方では処理できないのは当たり前なんですよね。それに重すぎるという事が最大のネックになっている。何も害がなくただ小刻みに分解可能なら重機などで分解してその廃棄物を海洋投棄していくのが現実的だ。
流石に陸上に埋め立てるのは腐敗などを考慮すると現実的ではないし、後々大変になる。
しかも生きていた大怪獣なので死んだとはいえその体は冷え切っていない事が最大のネックだった訳だけれど、今の時代にあのような巨大生物がいたとしたらそう簡単に処理する事はできないという事を痛感させられるのであった。
総評としてこの作品を見る上でやはり欠かせないのはウルトラマンシリーズを観た経験があるかないかになると思う。特に昭和時代のウルトラマンを観た事があるもしくは平成ウルトラマンシリーズ1期2期を観た事ある世代も今や40代になっている。私もウルトラマンシリーズを最後に観たのがメビウスまでだからかれこれ15年も月日が経つ。今の10代20代に昭和、平成初期のウルトラマンシリーズを知らない人が多いのも無理もないと思うのだが、
ウルトラマンシリーズを1度も見た事がないとなるとこの作品の入り方が難しいかもしれませんが、それを抜きにしても政治のドタバタを描き過ぎなければ良かったのではないかと・・・そして不倫を描く必要性あります?というのがありましたね。
この作品で失敗したという部分は政治を描き過ぎた事に尽きると思うんですよね。もっとこの怪獣をどうすると真剣に向き合って描いた方が良かったと思うんですよね。いくら自分たちで処理できないとなったとしても・・・
私たちが見たかったのは政治のタテワリジャパンでも決められない日本でもない。大怪獣をどうやって処理しようとするのかを真剣に描いてほしかったという気持ちになるとは思います。
それでも政治のゴタゴタのシーンは今の政治の縦割り行政、決められない政治という点を描いたというならその点では面白く観れたし、今の政治のゴタゴタぶりを揶揄した作品として面白く観れると思います。
この映画はあの大怪獣が倒された後にその大怪獣をどうやって始末するかを描いたドタバタストーリーである。
今年最初の鑑賞作品はあの時代を知る者としてその後の疑問をいる上で興味津々だが、あの時代を知らない人には理解する前に頓挫してしまうかもしれない。
今年最初の劇場鑑賞作品は私が社会人になってから1番遅い開幕となり、しかも2月に初鑑賞は初めてになった。これも新型コロナウイルスが猛威を振るっている為でもあるけれど、ようやく踏ん切りつけて激空き劇場で鑑賞したので人混みとは無縁の状況で鑑賞しました。
さてこの作品ですが私が子供の頃には全く考えなかった光の国のヒーローが怪獣をやっつけた後にそういえばその後ってどうなっていたんだろう?という事で興味津々だった。翌々考えたらあのどでかい怪獣を処理するって・・・どうしたらよいのだろうね?という事になるんですよね。
鑑賞前には散々酷評が上がっていたので逆に興味津々になった訳だけれど、私自身が観る前提が既にあったので今のドタバタジャパンとセットに考えれば悪いとは思わなかった。逆に政治を見ていたらそちらかい!という感じですが、これは人生経験の差がという感じがしてしまいますし、これまで鑑賞してきた作品の経験値によっては違ってくるのかと思います。
そんな今年最初のレビューをしていきます。
キャスト&ストーリー
結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとしてこの作品については既に非現実世界の話であるのでその点から今の日本で起きたらという設定だという事を既に割り切ってから私は入っているので冒頭及び特報などで大怪獣が光の国のヒーローにやっつけられた後の話という流れである事を踏まえればそのヒーローの前提がある訳です。
ただその前提を考慮せず観ると同なんだという感じになるのですが、元々通常兵器で倒せなかった怪獣が突如倒されたという前提がある訳でその時点で普通に考えたらいけないですよね。
では何が私にとって余計だと感じたかといえば・・・あんなにキ〇要ります?というところですね。政治の世界の話も含めているという点で、この国は平和ボケし過ぎですよねというのが率直な感想ですし、今の状況も有事なのに平時のまま政治をやっているし、それぞれ金金とお金の事ばかりしか考えていない大臣たちに縦割り行政の悪しき日本という図式を描いたなら政治的な観点から見ればタテワリジャパン、決断できない日本、決められない日本というそういう観点でギャグとして描いたと捉えればあながち悪くはない。
ただこれは明らかに国の有事なので金やら利権やらを言っている場合じゃない状況でもこの状況なのかと思うとこれで大怪獣を倒すなんていう事はまず難しいのは言うまでもない。
政治の押し問答がやや主として描かれてしまったが、シン・ゴジラでもなかなか決断まで決められないし、いざ防衛という観点からも日本は色々な手続きが必要なので今のコロナ禍でも色々平時のような事をしている訳だから有事になって本当に動けるのは特殊部隊なのだという描かれ方がしている。
実際に現場から見ると色々な問題点が浮き彫りになる訳だけれど、あの怪獣は死体である事は当然なのだが、問題はこの怪獣をどうやって処理するかという難問に直面する。
まずデカすぎる為に分解する事も容易でなく、さらには放射能、ウイルスなどの問題をクリアしなければならずそのままにしておく事も腐敗などで大変な事になる。爆発させるにも半径20~30kmは避難対象にしなければならない。
では何が実際にあのような巨大生物の死体を処理するかだけれど、現実的には海へ沈めるしかないと思うけれど、如何せん相当な重量がある為に運搬も厳しい訳です。
次第に分析するうちにある物質がある事が判明し、それによりさらに処理が困難になっていく訳ですが、それに立ち向かう特務隊の人たちが最前線で対応していく事になる。
果たして大怪獣はどうやって処理される事になったのだろうか?
結末は劇場で観てほしいけれど、通常兵器で倒せなかった大怪獣ですからね。当然通常のやり方では処理できないのは当たり前なんですよね。それに重すぎるという事が最大のネックになっている。何も害がなくただ小刻みに分解可能なら重機などで分解してその廃棄物を海洋投棄していくのが現実的だ。
流石に陸上に埋め立てるのは腐敗などを考慮すると現実的ではないし、後々大変になる。
しかも生きていた大怪獣なので死んだとはいえその体は冷え切っていない事が最大のネックだった訳だけれど、今の時代にあのような巨大生物がいたとしたらそう簡単に処理する事はできないという事を痛感させられるのであった。
総評としてこの作品を見る上でやはり欠かせないのはウルトラマンシリーズを観た経験があるかないかになると思う。特に昭和時代のウルトラマンを観た事があるもしくは平成ウルトラマンシリーズ1期2期を観た事ある世代も今や40代になっている。私もウルトラマンシリーズを最後に観たのがメビウスまでだからかれこれ15年も月日が経つ。今の10代20代に昭和、平成初期のウルトラマンシリーズを知らない人が多いのも無理もないと思うのだが、
ウルトラマンシリーズを1度も見た事がないとなるとこの作品の入り方が難しいかもしれませんが、それを抜きにしても政治のドタバタを描き過ぎなければ良かったのではないかと・・・そして不倫を描く必要性あります?というのがありましたね。
この作品で失敗したという部分は政治を描き過ぎた事に尽きると思うんですよね。もっとこの怪獣をどうすると真剣に向き合って描いた方が良かったと思うんですよね。いくら自分たちで処理できないとなったとしても・・・
私たちが見たかったのは政治のタテワリジャパンでも決められない日本でもない。大怪獣をどうやって処理しようとするのかを真剣に描いてほしかったという気持ちになるとは思います。
それでも政治のゴタゴタのシーンは今の政治の縦割り行政、決められない政治という点を描いたというならその点では面白く観れたし、今の政治のゴタゴタぶりを揶揄した作品として面白く観れると思います。