12月10日公開の映画「あなたの番です 劇場版」を観賞した。

この映画は2019年4月から2クール放送されたドラマ「あなたの番です」の交換殺人事件が起きなかった別世界の話で、手塚翔太と菜奈が引っ越してきて2年後に客船でマンションの住人を招待して結婚式を行うがそこで新たなる殺人事件が起きた事で事件解決を目指していくストーリーである。

翔太と菜奈が交換殺人事件が起きない状況からその後の住人たちの動向とそれまでの過去は変えられない事を踏まえて見ると違った視点で観る事になるだろう。




交換殺人事件が起きなかったという前提で描かれる劇場版だけれど、既にドラマでは色々な事実が明らかになっている中で描かれるという事で時間軸としては手塚翔太と菜奈が引っ越して翔太が住民会に参加した事で交換殺人事件は起きなかったという設定なのだが、ここで忘れてはならないのはその前までの時系列は変わらないという事だ。それは黒島沙和が高知で何人も殺人事件を起こした事や、管理人の床島のトラブルなどは何も変わらず、そして黒島沙和を追う南雅和も登場してくる。

そういうドラマの時系列とは違う視点からこの事件を追う事になるが、果たして劇場版も犯人は黒島沙和なのか?

ストーリー



結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとしてドラマ版と違い住民会に翔太が参加した事により交換殺人事件は起きなかったという設定で2年後に翔太と菜奈が結婚式を客船で行うという事になるのだが、その間に菜奈と細川朝男との離婚が成立するまでは特別編で描かれているのでそこはここで明かすけれど、それによってこれまで起きなかった事件が客船によって動き出すというのが今回のストーリーだ。

当然冒頭にも語ったように翔太と菜奈がこのマンションに来るまでの出来事は変えられないので、それまでに起きた事についてはそのままに交換殺人事件が起きない状況で今度は誰が事件を起こすのか?という事だ。

それより何故翔太と菜奈はマンションの住人を招待して結婚式を行ったのか?最近近所の人を呼んで結婚式を行うのは相当な長い付き合いが無ければまずないですからね。

そんな危険な人たちを招いた事で翔太と菜奈そしてマンションの住人は事件に巻き込まれていく。

そこで最初の犠牲者はやはり床島になってしまうのだが、床島自身は既に余命僅かという事であり殺されなくても既に命尽きそうだったという事でもある。

そこから事件は展開する事になり警察も乗り込んでくるのだが、ここからは完全に展開が変わってくる訳で、どういう訳か尾野幹葉が妊娠しており、そしてここまで出会っていない二階堂忍、そして新たなる人物が登場する事で違った展開になっていく。

そして次なる犠牲者はドラマでは最後まで生き残ったある人物が焼死した事により事件は更に混迷を極めていく。果たしてこの事件で黒島沙和は再び犯人なのだろうか?

結末は劇場で観てほしいけれど、これ以上書くと誰が殺されて、誰が犯人なのかを言及する事になるので結末は劇場で確認してほしいが、この時点で明かせるのは黒島沙和はこの事件の犯人ではないという事だ。

もちろん黒島沙和を追ってくる人物が何人もいるんだけれど、その人物がどう絡んでくるかがこの劇場版の見どころではある訳で、どうしても黒島沙和を避けては通れない事だけは確かだ。そして事件はまさかの犯人の登場で急展開を迎えるのだった。

総評として黒島沙和は最後まで運命から逃れる事ができなかったという事だ。ドラマ版でもあのまま死刑判決を受けているだろうし、こちらではそう来ましたかという展開ですからこのあな番ストーリーは黒島沙和が全てを握っていた事件なのだと観終わった時に感じました。

そして劇場版ではドラマ版ではない終わり方もするのでやっぱり劇場で観る事が1番気持ちが解決するのが映画の見どころでもあるという事だ。