10月29日公開の映画「そして、バトンは渡された」を観賞した。

この映画は小さい時に両親の離婚などで4度も苗字が変わった女性が2番目の母親がいなくなった経緯を知る事でこれまでの人生が繋がっていた事を知っていくストーリーである。

4度も苗字が変わる人もなかなかいないけれど、世の中には両親によって翻弄される人もいる。




苗字は変わっても1回多くても2回というケースはあるけれど、4回も変わる人は本当に珍しい。それだけ両親に翻弄されて生きてきたという事になるんだけれど、子供は生まれた環境を選ぶ事はできないだけにどうやって生きてきたのかを知る事でこれからの人生を更にあゆんでいくことになる。

そんな4回も苗字が変わった女性には2番目の母親となった人との間である秘密を知る事になる。果たしてそれはどんな秘密だったのだろうか?

ストーリー



結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとして優子はこれまで4回苗字が変わっている不遇の境遇の人でもある。現在高校生の優子は卒業間近となり現在の血の繋がらない父親である森宮と一緒に暮していた。森宮が4人目の親になる訳で、その前には梨花という2人目の母親がいたが、突然家から出て行ってしまった事により森宮と一緒に暮しているというのが現在だ。

最初の血の繋がる父親である水戸は再婚して梨花と一緒に暮らす事になる訳だけれど、その幸せも長く続かなかった。水戸がブラジルで事業をやる為に梨花と優子を残して去ってしまいその後離婚して梨花が優子を引き取った事で1度目の苗字が変わる事になる。

そこから梨花と優子は貧しい生活を送る事になるのだが、梨花の人脈で年配の男性で裕福な泉ヶ原と再婚し2度目の苗字が変わる事になる。そこで優子はピアノを覚える事になる訳だけれど、その生活も長く続かずに家を出る事になるが、泉ヶ原はそれを受け入れた。

それから2度目の再婚で森宮と暮らす事になり優子は3度目の苗字が変わり森宮優子として現在に至る。

しかし2度目の再婚直後に梨花は姿を消してしまった事で2人暮らしをする事になるのだが、この時に優子の事を森宮も実は知っていたが、それを語らないままに2人は暮らしてきた。その為に優子は梨花に捨てられたという気持ちが残っていたが、ある日優子は卒業後に交際している早瀬と共に梨花の行方を捜し始める。

そして梨花を探し始めた事で優子が知らなかった真実を知る事になっていく。果たして優子は梨花の真実を知ってどう受け止めるのだろうか?

結末は劇場で観てほしいけれど、梨花がどうしていなくなってしまったのか?という事が1番のポイントではるんだけれど、この部分については結末部分になるので大まかにしか語らないが、梨花は丈夫な体ではなかったという事が影響しており、体質上子供ができない体だった。それ故に優子を引き取ったのも自分に子供ができない事から優子を自分の子供のように愛してそして優子の事を考え続けていた。

それ故に梨花から姿を消す事になるんだけれど、確かにあのまま梨花と優子が暮らし続けたら優子の人生は色々と変わってしまった事は想像できる。まして梨花と優子は血の繋がりがない以上は梨花が優子の事を踏まえて優子を託せる人は誰なのか?という事を考えたからこその2度目の離婚であり、2度目の再婚だったという事だ。

森宮もそれを受け入れる事になった訳だけれど、それも森宮が同級生で憧れの人であったからこそ受け入れる事ができたとも言える。そうでなかったら受け入れる事は到底できなかっただろう。そして2人目の父親となる泉ヶ原も梨花の事を受け入れたからこそそれぞれが優子に語らなかった梨花との約束だった。

総評として優子は最終的のその事実を知る事になるけれど、知った事により梨花の思いを受け継ぎバトンを渡される事になる訳だが、人はそれぞれ誰かに託されて生きているという事を描かれた。これだけ目まぐるしい環境の変化にも優子は道を大きく外す事なく生きてくる事ができたのは3人の父親と梨花が優子を愛したからこそであり、優子も4人の愛情を受け継いでこれから新たなる家族と共に生きていく。