6月11日公開の映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」を観賞した。

この映画は機動戦士ガンダムシリーズの宇宙世紀を舞台にした作品で宇宙世紀105年を舞台にブライト・ノアの息子ハサウェイ・ノアが地球連邦政府に反乱を起こすストーリーである。

アムロとシャアを見て成長したハサウェイは地球をどう変えようとし散っていくのかが描かれる。




この小説の存在は既に20年以上前から知っていたけれど、もちろん結末も知っている訳だが、それが映像化されるとはその頃は思ってもいなかったし、既に決まったヒストリーがある中でハサウェイの結末を描いていく作品となる。

これが事実上宇宙世紀というかアムロとシャアに関わるストーリーのラストとなる訳だけれど、ここから約20年何も起きない宇宙世紀になるのでこの先のヒストリーは全く異なるヒストリーとして区別する事になる。

アムロとシャアの最後の戦いを見て12年間色々な思いを抱えながら生きてきたハサウェイの最期の数週間は果たしてどんな思いで反乱を起こしていくのだろうか?

ストーリー



結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとしてハサウェイ・ノアはシャアの反乱から12年の月日を経て反地球連邦政府運動「マフティー」のリーダーマフティー・ナビーユ・エリンとして活動していた。

マフティーは人狩りを行う地球連邦に対して対抗する為に活動していた組織だった。1年戦争から25年の月日が経ているこの時代においてネオ・ジオンとの戦争で勝利した事により絶大な力を保持していた。

地球連邦とジオンが争っていた時代は宇宙世紀100年にジオン公国が自治権を放棄した事により終わっているが、それでも今のままを良しとしない人たちは存在していた。

マフティーとして活動するハサウェイはそこで出会うギギ・アンダルシア、ケネス・スレッグと出会った事でこれまで抱えていたクェス・パラヤのトラウマなどが一気に動き出す。

元々この作品は3部作となっており、その第1部ではハサウェイ・ノアがマフティーとして登場して地球連邦に宣戦布告していくところが描かれる。

そこで出会うギギ・アンダルシア、ケネス・スレッグとのやり取りがこの1部のメインになる。

元々ハサウェイが反乱を犯す前に政府高官たちを視察して打ち逃さない為に乗り込んだところから始まる訳だが、ハサウェイはブライトの息子という事で怪しまれる人物として捉えられていなかった。

その特権を利用して入り込んだ訳だけれど、そこで出会ったギギ、ケネスと話し合った事でハサウェイに迷いが生じてくる。

そして更にはペーネロペーのパイロットであるレーン・エイムとも出会った事で運命は大きく変わっていく。

Ξガンダムを受領したハサウェイはここからパイロットとしての本領を発揮する事になるがやはりシャアの反乱で見せたパイロットとしての片鱗はずば抜けている事をこの戦いで示されたのだった。

主役たちが揃いここからアデレード襲撃まで描かれていく訳だけれど果たしてハサウェイはアデレード襲撃までどんな葛藤が描かれていくのだろうか?

第2部を楽しみに待ちたい。















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