6月4日公開の映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」を観賞した。

この作品はるろうに剣心シリーズの最後を飾る作品で、緋村剣心がどうして人斬り抜刀斎から不殺の誓いに至ったのかが描かれる剣心の幕末の頃が描かれるストーリーである。

剣心にとって大切な人だった巴との経緯の先に剣心の十字傷の秘密が隠されている事を知る。




FINALを観終わった後に剣心が不殺の誓いに至るまでの経緯が描かれる幕末の人斬り抜刀斎の剣心はその時に出会った雪代巴という妻になる人物とのやり取りが描かれている。この巴が剣心を不殺の誓いに至らせる人物であるが、そこに至るまでには剣心がこれまで切り続けていた屍の分を乗り越えなければならない。

それだけ剣心にとって巴との出会いは大きいものだった。果たしてどうして剣心は人斬り抜刀斎から不殺の誓いに至る事になるのだろうか?

ストーリー





結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとして剣心がまだ人斬り抜刀斎と言われ続けた頃剣心は長州藩に雇われた1人の殺し屋だった。当時の京は幕府と薩摩長州などとの対立が激化しており、京には新選組が治安制圧に乗り出していたほどで、誰に斬られても不思議ではなかった。

そんな中で剣心はある藩士らを暗殺するが、その1人が雪代巴と婚礼するはずだった人物で、巴は復讐の為に剣心に近づいてきたというのが流れである。

最初巴は剣心を暗殺しようと近づいてきた事に対して剣心は特に気にするそぶりも見せなかったが、次第に接する事で剣心は巴に思いを寄せていく事になる。

これまで人斬り抜刀斎として殺す事ばかりの日々を過ごしてきた剣心にとっては巴との時間はかけがえのないものとなっていく。

そんな中で剣心は巴と偽装ではあるが夫婦として山奥で身を隠す事になるのだが、そこには剣心を暗殺しようと企んでいた刺客が迫っていた。果たして剣心は巴との時間は何をもたらしたのだろうか?

結末は劇場で観てほしいけれど、剣心が不殺の誓いをするキッカケになったのが雪代巴との出会いだった事が描かれた訳だけれど、人は誰かに出会って変わる事は珍しい事ではない。その中で剣心は巴と出会い巴の夫を殺してしまった事に対する罪悪感が生まれていく。

相手を知る事で心境の変化があるというのはどの時代でもある事だけれど、その心境の変化があったからこそ剣心は人を愛するという気持ちに芽生えたと言える。もし剣心が巴と出会わなかったならずっと人斬り抜刀斎のまま生き続けただろう。それは巴が自らの命と引換に剣心に十字傷を残す事で不殺の誓いをさせたという事だ。

総評として剣心がどうして人斬り抜刀斎から不殺の誓いを誓うまでに至ったのかを描かれた。その先に薫らとの出会いがある訳ですけれど、巴というかけがえのない人を失ったからこそ剣心が人の心を取り戻す事ができた。

それは後に剣心が不殺の誓いを守り抜くだけの強い心を巴が与えたからこそというのはこの頃の剣心はまだ知る由もないが全ての剣心ヒストリーが繋がって初めてこの作品の全てを知る事ができるという事だ。