8月14日公開の映画「思い、思われ、ふり、ふられ」を観賞した。

この映画は咲坂伊緒原作の漫画を映画化した作品で、再婚して義理の姉弟となった2人と幼なじみの2人が高校で出会い、そこで思い思われながらふってふられるストーリーである。

1度好きになった相手に別の相手がいた時どう向き合うのかを考えさせられる。




原作の主人公は市原 由奈なのだが、実写版では山本 朱里と山本 理央を軸にしたストーリーとなっている。私は原作を知らずに鑑賞したので原作を知っている人にとっては少し違和感あるかもしれないが、映画はあくまで映画に準じたストーリーとして観ていく事もまた違った視点からこの映画を観ていく事になるので、原作を知らない方がフラットに観れるケースもある。

両親の再婚をキッカケに姉弟となり、一緒に暮らす事になった2人はそれぞれ思いながらも家庭の事情で思いを伝えられない。そんな時に出会うのは市原 由奈と乾 和臣の幼なじみの2人だった。この2人の出会いが2人の運命を大きく変えていく。果たしてこの4人の関係はどうなっていったのだろうか?

キャストストーリー

結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとして山本朱里と山本理央は中学校でそれぞれ両想いをしていたが両親再婚により姉弟となった事でそれぞれの思いを言えないまま高校生になっていた。

そんな2人は高校になって市原由奈と乾和臣に出会った事で止まった時間は動き出した。中学から高校になるとそれぞれの人物関係は変わっていくものだけれど、朱里と理央もまた由奈と和臣に出会った事でこれまで言えなかった気持ちを次第に変化させていく事になる。

最初は朱里と理央、由奈と和臣がそれぞれ思っていたけれど、由奈は理央に、和臣は朱里に思いを寄せていった事により次第にこの関係は4角関係になっていくのだが、ここで最大のポイントは朱里と理央が義理姉弟であるが故に2人は結ばれない状況に会った事にある。

元々他人同士なので実際には血縁関係のない2人が大人になってから結婚する事はできるのだが、色々な親戚関係などの事でそういうのが難しいという側面は大きく、まだ10代の2人にはそういう関係になる事は許されなかった。

そんな中で朱里と理央は理央が朱里に思いを伝える形で伝えたが、やはり朱里はこの状況では受け入れる事はできないと距離を置いてしまう。

ここから朱里に思いを寄せていた和臣が、理央に思いを寄せていた由奈が動き出すが、幼なじみというのは逆にそのまま付き合うという関係になかなかならないという事も多く、やはり相手を知り尽くしているからこそそのまま恋人にはならないし、恋人以上家族未満というところに落ち着く。

そんな由奈は和臣にそれぞれの想いと最善の関係を保つために和臣に自分をふってほしいと頼むのだった。

結末は劇場で観てほしいけれど、このままの関係を行こうとすると障害があり、このままの関係は難しいのを高校生になるとある程度わかるものではあるが、かといってこの4人の関係を崩したくもない。そうする為には何が最善なのかを由奈は考え抜いた結果それぞれ思っている相手と一緒になる事が最善の策だった。

確かにその方が朱里と理央も由奈と和臣との関係がギクシャクしない訳であり、その関係が後にその逆になったとしてもそれぞれの思い思われがわかるし、ふりふられがわかるのだと経験しているからこの4人の関係は崩れないという事だ。

総評として義理の姉弟、幼なじみの2人同士はそのままではいかない訳だが、それがどちらかに傾くと上手く纏まる形になっていくという事だ。近すぎる関係は思った以上にそのまま結ばれないものだが、結ばれなかったからこそ上手くいく事があるという事を4人が最後に出した答えだった。