7月17日公開の映画「今日から俺は!!劇場版」を観賞した。

この作品は2018年10月期に放送された「今日から俺は!!」の劇場版で三橋と伊藤のその後が描かれており、郊外から乗り込んできた不良高校相手にやり合うストーリーである。

売られた喧嘩は成敗して見せる三橋の卑怯なやり口は劇場版でも健在だ。




予定通りの公開となったこの作品だけれど、夏の劇場作品が殆ど全滅の中で数少ない作品として公開スクリーンを増やして対応している。そのおかげもあって大ヒットしている訳だが、そうでなければもっと大ヒットしていたかもしれないほど人気だ。

今回は三橋と伊藤が郊外から乗り込んできた高校と対決する事になる。当初はやる気すらなかったが勘違いされた事から標的にされる三橋と伊藤は果たしてこの対決に勝利する事ができるのだろうか?

キャストストーリー


結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとして三橋と伊藤は何時ものように理子、今井、谷川、京子、明美らと何時もの日常を送っていた。

そんなある日郊外から開久高校を間借りして北根壊高校が乗り込んできた事から三橋と伊藤は狙われる事になる。この北根壊には柳と大嶽という実力者がおり、この2人に狙われたら開久の連中も手が出なかった。

開久にはかつて片桐、相良という2トップがいたが、今は退学して働いていた。そんな中で開久は完全に北根壊に支配され、そこで弱い相手である森川が柳らに良い様に扱われ、それを勘違いした森川のいとこの涼子が三橋、今井らを襲った事から騒動に巻き込まれていく。

そこから三橋は当初関わりを持つつもりはなかったが、伊藤が襲われ、今井らが襲われ、そして自らが間違われて襲われた事から次第に関わっていく。

そして伊藤が理子が今井らが開久の助っ人に向かった事で三橋も参戦するが、果たして三橋は北根壊相手にどうやって勝つつもりなのだろうか?

結末は劇場でて見てほしいけれど、1980年代が舞台なので今このような事をやったらみんな逮捕されてしまうんだけれど、1980年代はこういう事が多かっただけに当時の教師は大変だったと思います。三橋は元々真っ向勝負で向かう相手ではなく、相手が弱ったところに漁夫の利で倒すというのがこれまでのやり方であり、三橋も最初から真っ向から登場しておらずある程度ダメージを受けたところから登場している。相手が強いとわかっていたらある程度ダメージを与えてからでなければ倒せない訳でその点で三橋は確り戦略を練っている。

三橋の卑怯なやり口は今回の健在だった。

総評としてやはり1980年代の時代背景がこの作品の面白さを引き出しているし、当時のように連絡手段のなかった時代ほど口コミの噂だけで動いているのは今の若い世代には新鮮に映っただろう。そしてまた再び三橋と伊藤が何処かの高校相手にやり合う姿を観たいものです。



今日から俺は! ! [Blu-ray BOX]
伊藤健太郎
バップ
2019-04-24

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