2月21日公開の映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」を観賞した。

この映画は2018年11月に公開された「スマホを落としただけなのに」の続編となる作品で前回逮捕された犯人の力を借りて犯人を追う事になった刑事が恋人を守る為に奮闘していくストーリーである。

改めてITスキルの高い相手にIT機器を与えたらダメだという事を痛感させられる事になるだろう。



前作からの続編となる訳だけれど、前作で犯人の浦野を逮捕した加賀谷は恋人の松田と上手くいかなくなっていた。前作で浦野に追われた稲葉の結婚式に参加後の話だが、ここから恋人の松田が狙われるという事から事件は再び動き出していく。果たしてこの事件はどういう展開をしていくのか?そして浦野はどういうカギを握るのか?

キャスト&ストーリー


結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとして浦野を逮捕した加賀谷は恋人の松田と稲葉との結婚式に参加していた。そこで次はあなたたちという事を言われた加賀谷と松田だったが、2人の関係は上手く行っていなかった。その理由が加賀谷の過去にあるという事なのだが、加賀谷の過去についてはここでは触れないとして、この事が恋人松田が事件に巻き込まれていくきっかけとなってしまう。

松田は何気に訪れたお店でFREEWi-Fiにアクセスしてしまった。FREEWi-Fiについてはそのお店で設定されているもの以外は使うものではないし、何よりもアプリを通じて使う事が望ましい。そこを誤ってしまうと事件に巻き込まれ個人情報を盗まれてしまう事になってします。

個人情報を盗まれてしまった松田はそこから何者かに追われる事になるが、ハッカーの巧みな手口に警察も手を焼く。加賀谷もまた犯人の足跡をなかなか追えずにいた。そこで警察がここで頼ってしまったのが殺人鬼の浦野のスキルだった。

浦野のスキルはダークサイトにも繋がる術を知っている事も大きく、このスキルから犯人を追っていく事にしたのだが、これが警察にとって最大の過ちとなっていく。最初は犯人を突き止めるのに上手く浦野は従っていたが、次第に浦野は自ら脱出する事を狙っていた。もちろんそこには加賀谷の弱みに付け込み、監視役の刑事にも付け込むという巧みな手口だ。

それに気づいた時には加賀谷は浦野を逃がすという事態になったが、浦野は加賀谷に松田を狙っていた犯人を教えるという交換条件を与えていたのだった。

結末は劇場で観てほしいけれど、この事件を追っていくといかにハッカーを逮捕する事が難しいのかが良く分かる。如何せん殆どのケースで犯人はなかなか姿を現さないからだ。そしてその理由として考えた時にやはりITスキルに優れているためにわざわざ危険を冒す必要性がないという事もある。だたやはり生身の人間に近づくという事を踏まえれば当然接近する機会は探っている訳で逮捕する場合はそういう場所を特定しなければならない。

そして浦野にパソコンを与えてしまった時点でこの事件は解決せずに事件は続いてしまったという事は警察として内部で浦野並のハッカーが必要という事もある。そしてダークサイトへ繋がるサイトを掴んでいる事も必要であり、一度踏み入れたら相当大変な事態になるという事も忘れてはならないという事でもある。

総評として浦野は結果的に加賀谷に犯人を教えた事と引き替えに逃亡するという事になった。加賀谷も浦野を再び逮捕するチャンスがあるのかないのかはわからないが、少なくしてしばらく浦野が日本に戻ることはないだろう。

スマホを落としてしまう事がそれだけリスクが大きい事を改めて知った作品だった。