2月7日公開の映画「ヲタクに恋は難しい」を観賞した。

この映画はヲタクである事を隠している女性が幼なじみの男性と再会してそこから交際が始まるがお互いヲタク過ぎる故になかなかうまくいかない姿を描いたストーリーである。

ヲタクのレベルが高くなればなるほど周りのレベルの差を感じてしまう事はヲタクである人が良く分かるかもしれない。



ヲタクである事を隠しながら暮らしている人って意外と多いと思うんだけれど、私自身も普段の生活ではまずヲタクぶりを話す事はないので、仕事以外での活動ではブログやSNS等で色々語っている感じなのでこれを普通にやっていたらかなりドン引きされるだろうと感じる。

多趣味であるだけに色々な趣味をガチで向き合っているから普通のレベルではまずないのでそんな視点から語っていく。隠れ腐女子と重度のゲーオタという幼なじみの2人が再開した事で繰り広げられる恋の行方はいかに!

キャストストーリー


結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとして桃瀬成海は普段の生活でBL好きを同僚に隠しながら仕事をしていた。そんなある日転職した先で幼なじみの重度のゲーオタの二藤宏嵩と再会した事により生活は一変していく。

同じヲタクであるという共通点と昔からよく知っているという事がやはりこういう時は良く知る相手ほどやりやすいという事だ。そんな2人は久しぶりの再会で付き合う事になったが、やはりそこはヲタクという事もありお互いにかなりのこだわりがある訳であり、その壁は想像以上に高いものである。

私もかなりのヲタクぶりではあるけれど、これも普通の人と接していると仕事の話はともかく趣味の話はかなりズレてしまう側面があり、普段の生活ではまず趣味の話をする事は本当に少ない。

だから成海のようにヲタクぶりを隠すというのは理解できる範疇ではある。普段はSNS上でしか趣味の話はしませんのでSNSと普段の生活は全く別物だと完全に区切っている。

そんな中で久しぶりに成海は宏嵩と再会した事で心を許せる相手と話せる解放感がそこにあったし、何よりも自分をよく知る相手という事が成海にとって大きかった。しかし年齢を重ねた幼なじみの2人はそれぞれ奥手でありながらもそれぞれ想いを抱いていたがなかなか言い出せない。

そんな2人はコミックマーケットに成海が作品を出品する事になり宏嵩が手伝う事で距離は縮まりだっす。最もコミックマーケットは相当な通の人が集まる場所なのでここに参加する事を参加者は同志と言える存在である。

同じ同志が参加する事で何時もと違う話も弾むし、同じ話題で意気投合できるというものだ。

しかしこの日が終わると成海も宏嵩も現実に戻される訳だけれど、身近に同志と言える存在がいるかいないかでかなり生活は変わってくるものだ。やはりそれだけ知られずに生きるという事はそういう事になる。

その中で成海と宏嵩は交際していくが、やはりそれぞれの趣味のレベルが高すぎる為になかなか違うフィールドになってしまうと理解する事が難しい。その中で宏嵩は成海の事を理解しようとあえて成海の趣味であるフィールドに飛び込んでいた。

それを知らずにいる成海はそれを知った時に宏嵩が成海の為に自分が好きな事を好きになろうとしていた事を知るのだった。

結末は劇場で観てほしいけれど、それは同じ趣味を共有する事が1番の近道ではあるけれど、最近色々な趣味を持ってわかる事は必ずしも同じ趣味がある必要があるとは限らないという事だと感じる事がある。

同じ趣味だとどうしても譲れない部分で激突してしまう事がどうしても起きてしまう。野球、サッカーなどでは細かい事で言い合いになったりする事もないとは限らない。そう踏まえるとある程度距離を取りながら別の趣味を極めた人同士の方が良いのかもしれないという事だ。

ただその為にはある程度極めていなくていいけれど知識を持っておく必要が重要なのだという事なのだと感じるのだった。

総評として同じ趣味の人よりもそれぞれが極めた趣味の人と一緒になる事で足りない部分をそれぞれが補えるのだと感じるし、何よりも同じより違った方が良い時もある。ただ問題があるとすればその趣味について以下に理解度があるかという事だ。自分の趣味に理解を得られるなら相手の趣味も理解してあげる事でその距離は確実に良い距離を保てていい関係を続けられると感じます。






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