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今年の劇場開幕作品として選んだのがこの昨年公開された「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」となりますが、こちらでは今年に入ってからの公開となるので私にとってはこの作品が今年の開幕作品としてスタートします。




この映画を初めて観賞したのが2016年11月12日という事であれから3年2か月も経ている訳ですが、色々な事情が重なってもっと大々的にやりたくてもやれなかった作品でありながら多くの人にあれだけ愛される作品になるとは当時思わなかったけれど、それを変える事ができたのは全てにおいてこの作品を愛したファンの皆様のおかげという本当の映画ファンによって素晴らしい作品を何のしがらみもなく素晴らしいと伝え続けた事で映画上映としては前例のない足掛け3年以上に渡るロングランという現実を生み出した作品です。

別件にはなってしまうのですが、私自身この作品によって非常に苦しい状況を救って頂いた作品でもあり、片渕須直監督、そしてのんさんに私は心を救われた事は昨日のように思い出します。どう救われたのかは申し上げる事はできないのですが、映画ファンとなってから劇場で同じ作品を3度以上鑑賞したのはこの作品が初めてになります。

過去2度観賞したケースは何度かありましたが、基本リピートはしないという方針なのでいかにこの作品をお金を払ってでも観たいと思わせてくれるのかは劇場で鑑賞してアニメ作品としては異例の還暦を過ぎた方々も大勢鑑賞されているという現実は素晴らしい作品に実写もアニメもないという事を教えてくれました。

当時のレビューについては以下の通りとなります。



あらすじの殆どは3年前にレビューした内容に触れている事なので大まかなレビューはここでは致しませんが、今回のレビューとしてこれまで止む無くカットしていた部分を新たに加えた事によるこの世界の片隅に完全版と言った方がシックリくると思います。

その中心となるのが北條すずと白木リンとのエピソードについてなのですが、ストーリーの大半が呉を舞台にしているので呉であった事を描く上で白木リンの存在はどうしてもカットせざる得なかったのは描かれてある程度わかったのですが、でもここの部分を繋いだ事によりこれまで違和感があった部分を回収できるようになっており、すずと周作の出会いについては描かれていたが、白木リンについてはすずと昔対面していたという部分しか描かれていなかった。

この白木リンの存在が周作とすずの関係に関わっていたというのが今回のストーリーの1つにしていく事になる。この部分が描かれた事により本来描かれていなかった桜の花見シーンも描かれており、そこで全ての部分を消化される事になっていくのだが、それは劇場で確認してほしいと思います。

全てのストーリーが1つになった事によりすずが周作を愛して行っていた事の理由もわかってきますし、やはり戦時中でも遊郭の女性の存在がどういう存在であったのかも確り描かれている事もその時代にあった事を知る上で非常に重要な事だと感じます。

総評として戦時中にも一般の人たちには普通の生活が存在し、その苦しい生活の中でも明るさを持って生きていた人たちがいた事をこの映画を通じて知る事ができた作品です。そして改めて戦争は悲劇しか生まないのだと改めて知る重要な作品であると同時にこういう時代を生きてきた人たちがいるから今の日本があるのだと認識してほしい作品だと思います。

改めて2010年代の最高の作品の1つなのだと確信した作品でした。





「この世界の片隅に」さらにいくつものサウンドトラック
音楽:コトリンゴ
フライングドッグ
2019-12-18


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