9月20日公開の映画「見えない目撃者」を観賞した。

この作品は事故で視力を失った元刑事がある事件に関わる事になりある青年の協力の下に事件を追っていくストーリーである。視力を失っても刑事の感覚を失っていない元女性刑事は事件に辿り着けるのだろうか?




韓国映画のリメーク版という事で私自身は近年韓国映画を全く観ていないのでその映画は未鑑賞だけれど、そういう情報は全く気にせず観賞した。事故で弟を失っただけでなく視力も失った事で刑事になる事を諦めざる得なかった女性がある事件に遭遇した事により事件を追っていく事になる。刑事としての感覚はかなりあるだけに果たして女性は事件を解決する事ができるだろうか?

キャスト

浜中なつめ演じる吉岡里帆
国崎春馬演じる高杉真宙
吉野直樹演じる 大倉孝二
日下部翔演じる浅香航大
平山隆演じる 國村隼
横山司演じる渡辺大知
浜中満代演じる松田美由紀
木村友一演じる田口トモロヲ

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

浜中なつめは警察学校の卒業式の夜、過失で弟を事故死させ、自分の視力も失う。警察官になることを諦めたなつめはある日、自動車事故の現場で少女が助けを求める声を聞く。誘拐事件を疑ったなつめは警察に訴えるが十分に捜査してもらえず、自ら動き出す。

結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとして浜中なつめは警察学校を卒業した夜に過失により弟を事故死させてしまいさらに自らの視力も失ってしまう。そんななつみは事故後に文字起こしの仕事をしながら静かに暮らしていた。

そんななつめはある日自動車事故の現場に遭遇し少女の助けを求める声を聞く。これは誘拐事件だと察したなつめは警察にこれは事件だと話すも全く相手にしてもらえない。それでも諦め切れないなつめは現場にいた目撃者がいると告げて、その目撃者と対面する事ができた。

その目撃者は国崎春馬という高校生でスケートボードの練習に励む青年だった。春馬は当初目撃した事を否定したが、次第に誰かに狙われている事を感じて次第になつめに協力する事を決意していく。

そしてなつめと春馬は事件を追ううちにこの事件が十数年前に起きたある事件と似ている事を知る。そしてなつめは誰かに追われている事を感じ春馬の誘導で難を逃れるが愛犬が負傷するなどショックを受けた。そんな中で真犯人が明らかとなりなつめと春馬は人質を助けに向かうのだった。果たしてなつめと春馬は事件を解決できるのか?

結末は劇場で観てほしいけれど、元々素質ある刑事になろうとしていたなつめは不慮の事故により自らは視力を失い失意の中で暮らしていたが、その後事件に巻き込まれた事により刑事になろうとしていた感覚を取り戻していく訳だが、最初から目が見えなかった人じゃなく、ある程度の年齢から目が見えなくなるというのは本当に大変な事であり、それをそれまでの感覚で補える人はほんの一握りだ。

それでも元々感覚に優れたなつめは人の気配や空間認識能力によって例え見えなくてもそういう感覚によって行動していた。だからこそこの事件が普通なら気づかれないであろう事件なのに気づいたのはそういう優れた感覚を持っていたからだ。

それを手助けしたのが春馬であり、春馬も当初は全く関心を示していなかったが次第に自ら襲われた事によってこの事件を解決したいと思うようになった。そしてその犯人というのが身近な人物だったという事で事件の経緯を知るとやはりそういう人物は何かの感覚を生まれつき持っているのだという事を感じる訳だが、犯人との緊迫するラストシーンは本当に圧巻だった。

総評として見えない中で犯人と対峙するというのは誰かの助がなければできる事ではないがそういう助けがあれば活躍できる場所があるという事でもある。その中で助けを求める声を聞く事ができたなつめだからこそ解決できた事件だと言えるだろう。



見えない目撃者 (小学館文庫)
豊田 美加
小学館
2019-09-06