7月19日公開の映画「天気の子」を観賞した。
この作品は新海誠監督3年ぶりの新作で東京を舞台に家出してきた少年が究極の晴れ女と出会った事で様々な現象に出会うが、ある事件をきっかけに追われる事になるストーリーである。
天気が晴れない日々が続いてしまった東京の未来は一体どうなってしまうのだろうか?
新海誠監督3年ぶりの作品という事でとても楽しみにしていたけれど、この作品では雨が続く東京にやってきた家出少年が様々なトラブルに巻き込まれながらもある少女と出会った事により運命が変わっていく。その中で受け入れた編集プロダクションでの仕事などを通じて色々な人と出会っていくが、少年には色々な事件に巻き込まれる事になる。事件に巻き込まれた少年と少女はその先に何を見る事となるのだろうか?
キャスト
森嶋 帆高演じる醍醐虎汰朗
天野 陽菜演じる 森七菜
須賀 圭介演じる小栗旬
須賀 夏美演じる本田翼
立花 冨美演じる倍賞千恵子
天野 凪演じる吉柳咲良
安井刑事演じる平泉成
高井刑事演じる梶裕貴
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らす少女・陽菜。彼女には、不思議な能力があった。「ねぇ、今から晴れるよ」少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み。それは祈るだけで、空を晴れに出来る力だった。
結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとして森嶋帆高は離島の生活に嫌気を指して東京に家出してきた。帆高は初めての東京で人の多さに困惑するが、そんな家出生活は長く続かい事は明白だったが、そんな中で出会ったのが編集者の須賀圭介、少女の天野陽菜だった。圭介との出会いは東京への船の上で、陽菜との出会いはバイト先で出会った。
そんな陽菜と出会った事で帆高はバイト先に絡まれていた陽菜を助けた事から事件に巻き込まれていく。帆高は相手が持っていた拳銃を持ってしまったからだった。普通に拳銃を持つという事は銃刀法違反となるので帆高は拳銃を持ってしまったばかりにしかも射撃してしまったばかりに警察から追われる身になる。
そんな困窮した帆高を助けたのが圭介だった。行き場のなかった帆高に圭介は姪の夏美と共にやっている編集プロダクションの手伝いをする事になり、オカルト的な記事を探す事になった。そんな中で陽菜が祈ると晴れる不思議な力が陽菜にあり、陽菜が行く所で祈ると晴れるというのがあった。
それを利用して帆高は陽菜と共に仕事をし始めると色々な人から晴れた事を喜んでもらえる事になり評判となる。ただこれは流石に現実世界だったら完全に胡散臭い話になる訳だけれど、その人がいると晴れるというのはある種のジンクスではある。
しかし次第に帆高の前に警察が追ってきた事で帆高も陽菜も追われる身になってしまった。そしてそんな陽菜にはある秘密がある事を穂高に告げられるが信じられなかった。しかしそれが現実となり陽菜を救おうと警察に捕まりながらも陽菜を救うためにある場所へ行くのだった。果たして帆高は陽菜を救う事ができるのだろうか?
結末は劇場で観てほしいけれど、究極の晴れ女というのは現実社会ではそういう晴れ女、雨女はいますけれど、晴れ女の理由が陽菜から告げられるまで帆高は知る事ができなかった。この世界がどうやってできているのか?というよりもそういう世界があるという描かれ方だけれど、君の名は。の隕石が落下する事もそうだけれど、天気の子もまた雨が降り続いたら東京は水没するという事の現実を描いたストーリーであるという事だ。
今の東京は430年前までは当時の江戸は浅瀬が広がっていた。本当に東京湾の中の1つだった。そんな東京が今のようになったのが徳川家康による江戸幕府を開いた事により大改造する為に各藩から総動員された事により今の東京が成り立った。元々東京はそれほど地盤がいいところではないし、海抜も0メートル以下のところすらある。そんな東京が海面が上がったらどうなるのか?という事を描いた作品であるというのがこの作品だ。
確かに海抜が数メートル上がったら東京のかなりの面積は浅瀬になってしまうのは明白であり、今の東京はそれだけ危ない場所にあるという事だ。津波に地震に、そして洪水、水面上昇という問題はそれほど先の話ではないという事だ。そういう目の前に迫った現実がここにあるという事をこの作品は描きたかったのだと思う。
前回の君の名は。は命を救うだけなら逃げれば良かったが、天気の子はその時逃げるだけでは解決しない問題だという事だ。映画のストーリーばかりに行きがちだけれど本当の問題は遠くない未来に東京は水没する可能性があるという事を警告した作品であるという事をこの作品で本当に変えられる未来と変えられない未来である。
主人公の帆高が拳銃を持ってしまった事に関して色々言う人もいるかもしれないが、それは拳銃を知らない少年が持ってしまった事で怖くなって捨てる事も出す事もできない状況になれば帆高のように持っている事になる可能性はあるという事だ。それを批判する事は簡単だがそういうものを持ってしまった事は現実世界としてそういう事が誰にでもあるという事を忘れてはならない。
結末は語れないものの帆高の結論が正しかったのか?正しくなかったのか?と問われてしまうと誰かを救うために起きる未来を考えた時にその時点で未来を見る事ができない以上は帆高の決断は間違いだったとは言えないのではないかと思う。誰もが未来を見る事は今のテクノロジーでは見れない以上は・・・
総評として帆高は陽菜を助けるために決断した。決断した事に対して起きてしまった事は誰にも責める事はできない。しかしその決断が起きる事を予測できたのならそれは違ってくるという事は言いたい。この決断をすれば何が起きるのか?それを経験し考える思考を持つ事が必要だという事をこの作品は最後に言いたいのではないかと感じます。
この作品は新海誠監督3年ぶりの新作で東京を舞台に家出してきた少年が究極の晴れ女と出会った事で様々な現象に出会うが、ある事件をきっかけに追われる事になるストーリーである。
天気が晴れない日々が続いてしまった東京の未来は一体どうなってしまうのだろうか?
新海誠監督3年ぶりの作品という事でとても楽しみにしていたけれど、この作品では雨が続く東京にやってきた家出少年が様々なトラブルに巻き込まれながらもある少女と出会った事により運命が変わっていく。その中で受け入れた編集プロダクションでの仕事などを通じて色々な人と出会っていくが、少年には色々な事件に巻き込まれる事になる。事件に巻き込まれた少年と少女はその先に何を見る事となるのだろうか?
キャスト
森嶋 帆高演じる醍醐虎汰朗
天野 陽菜演じる 森七菜
須賀 圭介演じる小栗旬
須賀 夏美演じる本田翼
立花 冨美演じる倍賞千恵子
天野 凪演じる吉柳咲良
安井刑事演じる平泉成
高井刑事演じる梶裕貴
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らす少女・陽菜。彼女には、不思議な能力があった。「ねぇ、今から晴れるよ」少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み。それは祈るだけで、空を晴れに出来る力だった。
結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとして森嶋帆高は離島の生活に嫌気を指して東京に家出してきた。帆高は初めての東京で人の多さに困惑するが、そんな家出生活は長く続かい事は明白だったが、そんな中で出会ったのが編集者の須賀圭介、少女の天野陽菜だった。圭介との出会いは東京への船の上で、陽菜との出会いはバイト先で出会った。
そんな陽菜と出会った事で帆高はバイト先に絡まれていた陽菜を助けた事から事件に巻き込まれていく。帆高は相手が持っていた拳銃を持ってしまったからだった。普通に拳銃を持つという事は銃刀法違反となるので帆高は拳銃を持ってしまったばかりにしかも射撃してしまったばかりに警察から追われる身になる。
そんな困窮した帆高を助けたのが圭介だった。行き場のなかった帆高に圭介は姪の夏美と共にやっている編集プロダクションの手伝いをする事になり、オカルト的な記事を探す事になった。そんな中で陽菜が祈ると晴れる不思議な力が陽菜にあり、陽菜が行く所で祈ると晴れるというのがあった。
それを利用して帆高は陽菜と共に仕事をし始めると色々な人から晴れた事を喜んでもらえる事になり評判となる。ただこれは流石に現実世界だったら完全に胡散臭い話になる訳だけれど、その人がいると晴れるというのはある種のジンクスではある。
しかし次第に帆高の前に警察が追ってきた事で帆高も陽菜も追われる身になってしまった。そしてそんな陽菜にはある秘密がある事を穂高に告げられるが信じられなかった。しかしそれが現実となり陽菜を救おうと警察に捕まりながらも陽菜を救うためにある場所へ行くのだった。果たして帆高は陽菜を救う事ができるのだろうか?
結末は劇場で観てほしいけれど、究極の晴れ女というのは現実社会ではそういう晴れ女、雨女はいますけれど、晴れ女の理由が陽菜から告げられるまで帆高は知る事ができなかった。この世界がどうやってできているのか?というよりもそういう世界があるという描かれ方だけれど、君の名は。の隕石が落下する事もそうだけれど、天気の子もまた雨が降り続いたら東京は水没するという事の現実を描いたストーリーであるという事だ。
今の東京は430年前までは当時の江戸は浅瀬が広がっていた。本当に東京湾の中の1つだった。そんな東京が今のようになったのが徳川家康による江戸幕府を開いた事により大改造する為に各藩から総動員された事により今の東京が成り立った。元々東京はそれほど地盤がいいところではないし、海抜も0メートル以下のところすらある。そんな東京が海面が上がったらどうなるのか?という事を描いた作品であるというのがこの作品だ。
確かに海抜が数メートル上がったら東京のかなりの面積は浅瀬になってしまうのは明白であり、今の東京はそれだけ危ない場所にあるという事だ。津波に地震に、そして洪水、水面上昇という問題はそれほど先の話ではないという事だ。そういう目の前に迫った現実がここにあるという事をこの作品は描きたかったのだと思う。
前回の君の名は。は命を救うだけなら逃げれば良かったが、天気の子はその時逃げるだけでは解決しない問題だという事だ。映画のストーリーばかりに行きがちだけれど本当の問題は遠くない未来に東京は水没する可能性があるという事を警告した作品であるという事をこの作品で本当に変えられる未来と変えられない未来である。
主人公の帆高が拳銃を持ってしまった事に関して色々言う人もいるかもしれないが、それは拳銃を知らない少年が持ってしまった事で怖くなって捨てる事も出す事もできない状況になれば帆高のように持っている事になる可能性はあるという事だ。それを批判する事は簡単だがそういうものを持ってしまった事は現実世界としてそういう事が誰にでもあるという事を忘れてはならない。
結末は語れないものの帆高の結論が正しかったのか?正しくなかったのか?と問われてしまうと誰かを救うために起きる未来を考えた時にその時点で未来を見る事ができない以上は帆高の決断は間違いだったとは言えないのではないかと思う。誰もが未来を見る事は今のテクノロジーでは見れない以上は・・・
総評として帆高は陽菜を助けるために決断した。決断した事に対して起きてしまった事は誰にも責める事はできない。しかしその決断が起きる事を予測できたのならそれは違ってくるという事は言いたい。この決断をすれば何が起きるのか?それを経験し考える思考を持つ事が必要だという事をこの作品は最後に言いたいのではないかと感じます。
KADOKAWA
2019-10-31