5月3日公開の映画「賭ケグルイ」を観賞した。この映画は河本ほむら原作の漫画を実写化した作品で独自の階級制度が採用された富裕層の生徒が通う名門学園で繰り広げられる学園ギャンブルストーリーでギャンブルに興じる生徒たちの攻防が描かれる。

ギャンブルの攻防の果てにみる結末とはどんなものなのだろうか?




連続ドラマについては全く見ておりませんが、令和最初の鑑賞作品としてこの作品からスタートいたしました。ギャンブルの強さで階級が決まるという究極の各社社会の中で競う学園で果たしてどんなギャンブル対決が見られるのだろうか?

キャスト

蛇喰夢子演じる浜辺美波
鈴井涼太演じる高杉真宙
村雨天音演じる宮沢氷魚
歩火樹絵里演じる福原遥
犬八十夢演じる伊藤万理華
皇伊月演じる松田るか
西洞院百合子演じる岡本夏美
生志摩妄演じる柳美稀
夢見弖ユメミ演じる松村沙友理
新渡戸九演じる小野寺晃良
桃喰綺羅莉演じる池田エライザ
五十嵐清華演じる中村ゆりか
黄泉月るな演じる三戸なつめ
木渡潤演じる矢本悠馬
早乙女芽亜里演じる森川葵

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

創立122年を迎える私立百花王学園。この伝統ある名門校で生徒の階級を決めるのは“ギャンブルの強さ”。勝者には地位と名誉が与えられ、敗者は財産も尊厳も奪われる。この学園に、一人の少女が転校してくる。彼女の名は蛇喰夢子。一見するとお淑やかなこの美少女は、いかなるリスクもいとわない常軌を逸したギャンブル狂だった。学園を支配する生徒会は、夢子を危険な存在と判断し、百戦練磨の刺客を送り込むも次々と撃破。学園は夢子を中心に大きく動き出そうとしていた。生徒会はついに、全校生徒を巻き込んだ百花王学園史上最大のギャンブルバトルの開催を宣言する。

結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとして伝統ある名門校で生徒の階級を決めるのは“ギャンブルの強さ”とあるように全てがいかにギャンブルに強いかで全てが決まるという学園だ。それだけ強運でなければならない訳でもあるけれど、ギャンブルでもこういうギャンブルについては色々な駆け引きや心理合戦などの要素が絡んでいるからその攻防は凄い訳で、こので登場する蛇喰夢子という人物はとにかくギャンブルの強さは計り知れないほどだ。

それでも彼女はこの学園を支配する生徒会には全く関与せず生徒会が送る刺客を次々と撃破していたという事だ。そんな彼女に今回新たなる難題が降りかかる訳だけれど、ここで蛇喰夢子は1番不利な陣営に付く事をしていく。

冒頭にも説明した通りこの学園はギャンブルの強さで全てが決まる学園だ。そこで這い上がるにはギャンブルしかない。そのギャンブルで最も窮地に立たされている相手に対して蛇喰夢子はジョーカー的な存在なのだと言える。その蛇喰夢子は生徒会主催のギャンブル大会で勝ち上がるが、そこで蛇喰夢子は奇想天外な作戦で決勝戦を戦っていく。果たして蛇喰夢子は最終的に何を手にしたのだろうか?

結末は劇場で観てほしいけれど、何をもって勝利とするのか?というのがこの作品の最終的なテーマとなる。確かに蛇喰夢子は無数のギャンブル強者だ。しかしその強者も必ず勝つ事を前提にしている訳じゃなくいかにして負けないかも確り計算しているという事だ。当然全てを勝つ事もできないが、勝たないが負けない方法は何か?という事を考えて勝負しているという事だ。

このギャンブル大会の決勝戦で蛇喰夢子がみせたギャンブルは既に計算し尽くされた勝負だったと言える。

総評としてギャンブルが強い事を武器にする事で支配するのでなくギャンブルが強い事で本当の強さとは何かを示しているのが蛇喰夢子という人物なのだと思う。その中でいかに自分も負けずに相手を勝たせる事も勝者である事を蛇喰夢子はこの学園でまだまだ見せていく事になるのだろう。



賭ケグルイ Blu-ray BOX(5枚組)
浜辺美波
ギャガ
2018-07-03


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