3月15日公開の映画「君は月夜に光り輝く」を観賞した。この映画は佐野徹夜原作による作品で発光病という余命0の女子高校生の願いを聞く事になった男子高校生が1つ1つ願いを叶えていくラブストーリーである。

余命僅かの中で何を叶え何を伝えられるのだろうか?




余命僅かという作品だけれど、余命僅かという中で人は何ができるのだろうか?と言うのがあるけれど、多くの人は病室から出れない人が少なくない。この主人公の女性もまた病室からは出れない中で別の人に願いを叶えてもらうというストーリーだがその先に何を見る事になるのだろうか?

キャスト

渡良瀬まみず演じる永野芽郁

岡田卓也演じる北村匠海

香山彰演じる甲斐翔真

岡田鳴子演じる松本穂香

平林リコ演じる今田美桜

岡崎演じる優香

渡良瀬律演じる生田智子

岡田恭子演じる長谷川京子

深見真演じる及川光博

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

高校生の岡田卓也は、クラスの寄せ書きを届けるために行った病院で、入院中の同級生・渡良瀬まみずと出会う。明るく振る舞う彼女が患う病気は“不治の病・発光病”。細胞異常により皮膚が発光し、その光は死が近づくにつれて強くなるという。そして、成人するまで生存した者はいない…。卓也は病院から出ることを許されないまみずの“叶えられない願い”を代わりに実行し、その感想を伝える【代行体験】を行うことに。代行体験を重ねるごとに、まみずは人生の楽しみを覚え、卓也は彼女に惹かれていく。しかしその反面、迫りくる死の恐怖が2人を襲う。そして卓也に隠された“ある過去”を呼び覚ます。

結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとして高校生の岡田卓也はクラスの寄せ書きを届けるために入院中の渡良瀬まみずと対面する。当初は寄せ書きを渡すだけだったが、ある事がキッカケでまみずの叶えたい事を叶えるために代行をする事になる。

代行というのは意外と大変なもので当然男子高校生には不釣り合いな事もやる事になる。特に印象的なのはパフェを食べる事よりもメイドカフェのメイド衣装を撮る事だ。これは流石にそのお店の女性にやってもらったができる事できない事はあるので次第に要求が難しいものになる。

それ以上に発光病という不治の病は現代医学では全く治せない病気らしい。故に余命0という事らしいが、卓也もかつて同じ病によって亡くした人がいたようでこの病と再び向き合うという事になった。

そんな中で卓也はまみずが演じるはずだったロミオとジュリエットの役を演じる事になる。それをまみずに見せるために自ら役となって演じたのだが、その頃まみずの余命は残り僅かになっていたのだった。果たして卓也はまみずに何を残せたのだろうか?

結末は劇場で観てほしいけれど、どんな人でもこの世の中に何か残したいという気持ちは絶対にあると思います。まみずもまた自分がやりたかった事を他人に叶えてもらう事で何かを残そうとしてきた。自分が動けない以上は代行してもらう事になったけれど、その先にはまみずが残したかった想いあったのだった。

総評としてまみずは結局余命わずかで亡くなる訳だけれど、その後の出来事はまみずが残したかった想いを卓也は知る事になった。あの時代行をやった意味がその時解る訳だけれど、卓也がまみずの死後にあの時やった事を知ってこれからも生きていくのだという事だ。






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