2月1日公開の映画「雪の華」を観賞した。

この映画は2003年11月のリリースされた中島美嘉の名曲「雪の華」をモチーフにした作品で余命1年と宣告された女性が最後の願いとして恋人と過ごす事を望んでいくが、次第に好きという気持ちを忘れられずになっていくラブストーリーである。

名曲の名の通りこのラブストーリーの結末は切ないものになるだろう。




15年前にリリースされた中島美嘉さんの名曲は今でも多くの人の心を離さないけれど、この題名通りの作品が15年の時を経て映画化されるとは正直思いませんでした。中島美嘉さんがこの曲を歌った時にはわずか20歳だけれど、この曲を20歳で歌い上げるというのは当時としては本当に凄い事だと思ったのを15年経た今でも感じる訳ですが、これが映像化されるとどうなるのか?というのは正直ありました。

ストーリーは余命1年と宣告された女性が1年を悔いなく生きる為に最初はお金を払って恋人になってもらう人と恋人として過ごしていくが、次第に忘れられない存在になっていく。最初は訳がわからず恋人を引き受けた男性もまたその女性を好きになっていく。その2人の結末とは一体どんなものになったのだろうか?

キャスト

綿引悠輔演じる登坂広臣
平井美雪演じる中条あやみ
平井礼子演じる高岡早紀
岩永演じる浜野謙太
綿引初美演じる箭内夢菜
若村演じる田辺誠一

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

余命を宣告された美雪の夢は2つ。1つは両親が出会った<約束の地>フィンランドでオーロラをみること。そしてもう1つは、人生で初めての恋をすること。ある日、ひったくりにあった美雪はガラス工芸家をめざす青年・悠輔に助けられる。悠輔が男手ひとつで兄弟を育てていること、そして働く店が危機になっていると知った美雪は、「私が出します、100万円。その代わり1ヶ月、私の恋人になってください」と、期間限定の恋を持ちかけて…。

結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとして余命1年と宣告された美雪は2つの夢を叶えようとこの1年を過ごす事を決める。1つは両親が出会ったフィンランドでオーロラを見る事。もう1つは人生初の恋をする事の2つだった。

美雪は病弱な為にこれまで恋をした事がなかった。それ故に恋をしたいという気持ちをずっと持っていたが、ある日美雪がひったくりに遭ってしまったところを助けた青年悠輔との出会いが彼女の運命を変えた。

当初はそれ以来会う事はないと思っていた美雪だったがある日偶然見かけた事で後を付けていった事であるお店でアルバイトをしている事を知った美雪はそこで思い切って立ち寄りランチを頼むけれど、そのお店が無くなると聞いた事で美雪は悠輔に私の恋人になってくださいという勇気を振り絞る事ができた。

普通に100万を出すからというのは流石に行きすぎだとは思いますが、美雪にとっては残された時間が無い中でそれでも最後の願いの1つを叶えたかったからこその行動だった。そこから美雪と悠輔は恋人としての1か月の契約として恋人関係を続けていくが、最初は確かにぎこちない中で2人は過ごしていく事になる。

まあ無理もない事ですけれど、それでも時間とそれぞれの事を知っていく事で次第に恋人としていい関係になっていった。それが次第に美雪にとって別れの日を迎える事が切なくなっていく訳だけれど、最後と決めたフィンランドの旅行では尚更2人の想いを近づける結果になった。

フィンランドの旅行があったからこそ2人の距離は縮まったがここで2人は一旦別れを告げる事になる。そんな時が流れる中で美雪は最後のチャンスとなるフィンランドへ行く事を主治医に最後の願いとしてお願いするがこの時既に美雪は入院しなければならないほど症状が進行していた。そんな病院美雪を主治医と見かけた事で美雪が最後まで話さなかった病状の事を知った悠輔は美雪を追ってフィンランドへ向かうのだった。果たして2人は最後のオーロラを見る事ができるのだろうか?

結末は劇場で観てほしいけれど、最初は1か月の契約という中で始まった2人の関係は最後には2人はお互いに好きになっている事をそれぞれ気づいていたけれど、やはり美雪の病状を考えると美雪にとっては苦渋の決断を下すしかなかった。しかしそれでも悠輔は美雪を追ってフィンランドまで追いかけて行った事でも美雪の病状を全て受け入れたからこそであり、美雪にとってもこの1か月の恋人との関係はある意味運命だったと言える。

この先に2人はどれだけ2人でいられるかはわからないけれど、2人の思いはオーロラによって叶えられた恋だった。

総評として残り1年の余命を悔いなく生きようとした美雪を救ったのは悠輔だった。それは最初は勇気を振り絞れない美雪に勇気を与えたのが悠輔だった事が全てだった。そして美雪は悠輔を好きになりそして恋人同士になった。2人の恋は愛となり残された時間を過ごしていく事になるだろう。



雪の華 (幻冬舎文庫)
岡田 惠和
幻冬舎
2018-12-27


映画「雪の華」オフィシャルフォトブック
「雪の華」製作委員会
幻冬舎
2019-01-24

雪の華
Sony Music Associated Records Inc.
2014-04-13