11月30日公開の映画「機動戦士ガンダムNT」を観賞した。

このアニメは機動戦士ガンダムシリーズの完全最新作で宇宙世紀を舞台にしたシリーズで機動戦士ガンダムUCの1年後を描いた作品である。

ラプラス事変と呼ばれた事件から1年後に起きる事件の一部を描かれているが、その先にみるニュータイプを超える存在とは何なのか?

機動戦士ガンダムUCの1年後を描いた作品として完全新作となる訳だけれど、これは機動戦士ガンダムシリーズではF91以来になる。機動戦士ガンダム00はアニメシリーズの続編という位置づけだった事を踏まえるとシャア誕生シリーズとして描かれている1年戦争前のシリーズは別にすると全く描かれていない時代を描かれる。

元々宇宙世紀は既に時代の年表が決まっており、その事件を変える事はできない設定なのでその間に起きた事件が描かれる事になる訳だが、それが今回のラプラス事変後の1年後になる。ネオ・字音残党軍の崩壊によりフル・サイコフレーム仕様のガンダムは封印される事になっていたが、3号機と呼ばれえるガンダムが消息不明になっていたままだった。

それがある日突然現れた事により再び事件は動き出す。果たしてこの事件の経緯とはどういうものだったのか?

ストーリー

ラプラスの箱が開かれてから1年後のU.C.0097年。後に「ラプラス事変」と呼ばれる争乱はネオ・ジオン残党軍「袖付き」の崩壊で終わり、最後の戦闘で戦ったフル・サイコフレーム仕様のモビルスーツ「白き一角獣」と「黒き獅子」は封印されていた。ところが、2年前に消息不明になった「金色の不死鳥」こと「ユニコーンガンダム3号機 フェネクス」が地球圏に現れ……。

結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとして時はU.C.0097年とラプラス事変の1年後に突如現れたユニコーンガンダム3号機フェネクスが現れた事によりこの事件が始まる。

元々ユニコーンガンダム3号機フェネクスは2年前に行方不明となっていた機体だったが、それがどういうシステムが動くのかというのが今だに不明だった。

この物語はコロニー落としが進んでいた1年戦争の頃にコロニー落としを予言したリタ・ベルナルがヨナ・バシュタとミシェル・ルオと共に命を救った奇跡の子供として運命を奔走されていく。

その後グリプス戦役の頃に強化人間の研究がティターンズによって進められていた頃の話の中でリタとヨナ、そしてミシェルの三角関係の話が描かれている訳だけれど、この時代は生きる為には誰もが必死だったと言える状況ではある意味仕方ない側面はあった訳で、この時代の出来事が10年後の事件へと繋がっていく。

そして0097年にフェネクスが現れた事により3人の運命も動き出していく。

リタはフェネクスを捕獲する為に部隊に入隊してナラティブガンダムに搭乗して戦っていくが、その中でネオジオン軍の残党との戦いが繰り広げられていく。

その中でリタがその後どうなってしまったのか?という事が1つ1つ描かれていく訳だけれど、これは機動戦士ガンダムUCのストーリーを熟知していないとわからない側面があるのでこの作品単独で理解するとなると多少困難なのかもしれないが、この世界ではニュータイプと言われる宇宙世紀での人間を超えた存在として生きる人たちが存在している訳で、アムロレイもそうだったように、リタもこの時代のニュータイプの人間だった。

しかしそれはグリプス戦役時代のティターンズの強化人間研究の犠牲者としてリタはその時点で事実上この世に存在しない状況になっていたが、どういう経緯であれフェネクスはリタの意識をそのまま搭載したガンダムであった事は結論付けられる。

そしてこの事件の行方はいかにして終わるのだろうか?

結末は劇場で観てほしいけれど、この時代を契機に宇宙世紀は進化を止めてしまう事になるのだけれど、人が超えられる英知をまだこの時代では得られないという事だったとも言えるし、何よりコントロールする事が難しいという事をラプラス事変を経て描かれているだけにこの事件によってジオン共和国は3年後に消滅していく訳だが、次に起きるハサウェイの反乱によってまた違った宇宙世紀が描かれる事を楽しみにしている。












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