11月2日公開の映画「スマホを落としただけなのに」を観賞した。

この映画はスマホを落ちしたばかりに数多くの個人情報や身近な恐怖が襲ってくるストーリーである。スマホは小さなパソコンという程情報の全てが入っている事を肝に銘じないと大変な事になる事を痛感する事になる。

スマホ生活になってからもう6年以上経過するけれど、今やスマホが必要不可欠なほど仕事にプライベートに必要なものになっている。個人でも一応仕事の連絡で使っているし、プライベートではSNSなどのアプリなどを駆使しているのでセキュリティ対策はかなり施している。

まず物理的に落とさないようにストラップを付けているので手が滑っても地面まで落ちないようにしている。スマホは傷がついてしまうと買取の場合は買取価格に響いてしまうのでいかに傷をつけずに扱うかが重要だ。私は2度simフリーのスマホに傷をつけてしまったけれど、キャリアではさすがに傷はつけていない。

それだけ丁重に扱わないといけないものだという事だが、やはりどうしても落としたり、無くしたりする人は珍しくない。私もこの作品を観ようとした時に会員カードを差し込もうとしたら前に手続した人がクレジットカードを忘れているというケースに遭遇したが、クレジットカードも失くした事を忘れると色々悪用されるので注意しなければならない。

さてこの作品ではそんなスマホを落とした事で起きる事態について描かれる訳だけれど、問題は拾った相手が悪かったというのが1番にある。スマホを良く知る相手が拾ってしまったらとんでもない事が起きる。果たしてとんでもない相手に拾ってしまうとどうなるのか?レビューしたい。

キャスト

稲葉麻美演じる北川景子
加賀谷学演じる千葉雄大
浦野善治演じる成田凌
富田誠演じる田中圭
毒島徹演じる原田泰造
小柳守演じるバカリズム
武井雄哉演じる要潤
杉本加奈子演じる高橋メアリージュン
大野俊也演じる酒井健太
天城千尋演じる筧美和子
宮本まゆ演じる松山愛里
池上聡子演じる岩井堂聖子
山本美奈代演じる桜井ユキ

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

彼氏の富田に電話をかけた麻美は、スマホから聞こえてくる聞き覚えのない男の声に言葉を失った。たまたま落ちていたスマホを拾ったという男から、富田のスマホが無事に戻ってきて安堵した麻美だったが、その日を境に不可解な出来事が起こるようになる。身に覚えのないクレジットカードの請求や、SNSで繋がっているだけの男からのネットストーキング。

落としたスマホから個人情報が流出したのか?ネットセキュリティ会社に勤める浦野に、スマホの安全対策を設定してもらい安心していた麻美だったが、その晩、何者かにアカウントを乗っ取られ、誰にも見られたくなかった写真がSNSにアップされてしまう。

「違う! それ私じゃない! 私、何もやってない!」時を同じくして、人里離れた山の中で次々と若い女性の遺体が見つかり、事件を担当する刑事・加賀谷は、犯人が長い黒髪の女性ばかりを狙っていたことに気が付く…。

結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとして稲葉麻美は派遣会社社員として働いていた。彼氏の富田誠との交際は順調に進んでいたある日彼氏の誠がスマホをタクシーに置き忘れてしまう失態を犯してしまう。

時々思うんですけれど、スマホにストラップやカバーを付けずに使っている人いるけれど、あれって非常に無くしやすい傾向だと感じます。ストラップなどがないと落としてしまうし、何より落としても気づかない。それにセキュリティについても確りしていないと簡単に破られるという事だけれど、1番厄介なのはスマホの知識がある人なのかどうなのかによる。

このストーリーでは最悪な事にITスキルの高い人が拾ってしまったが為に悲劇の始まりとなったけれど、私もITスキルレベル1以上(国家資格上)はありますけれど、ペーパースキルではなく実践スキルを身につけるには毎日使用していないと身につきません。当時取得した資格は時として古くなってしまう故に最新の技術を知っていかないと資格の効力は無くなってしまうだけに更新がない資格を持っていても資格に見合ったスキルは必要です。

特に最近のスマホの扱いについては色々面倒な部分があり、Androidは私もキャリアもSIMフリーも使用していますがメーカーによって仕様が異なるので基本=メーカー仕様で対応しないといけません。でもその分慣れれば扱いやすい側面があるので、会社ではSIMフリーのスマホのセットアップもしています。経費削減するならSIMフリーの法人をお薦めしますがITスキルが無い方は全くお薦めできません。

IOSについては以前iPad、iPhoneがないので以前iPotを使っていましたがサポート対象外となってからは使用していません。ただ時々セッティングをお願いされるケースがあるのでセットするケースはあります。昔はWindowsだけ知っていれば良かったのですが、今ではWindowsにAndroid、IOSを知らないと対応できない時代になってしまった事でより複雑な時代になりつつあります。

そんなスマホを落とした事で麻美は事件に巻き込まれていく。ここで麻美が巻き込まれるのはSNSに関するなりすましですけれど、やはりここで最大の問題になるのはパスワードやパスコード問題だ。どうしても覚えられる内容は限られるとはいえ安易なパスワードは拙い訳ですが、最近ではこちらが漏らした訳じゃないのに管理していたサービスがハッキングされてそこで設定したパスワードが流出する事件が多発しています。

私も実際に被害に遭いましたけれど、適度にパスワードの変更や並大抵のパスワードにしていないので普通には破られる事はありませんが、長年使用しているメールアドレスだとそれが元で迷惑メールが届くケースもあります。なのでパスワードは何百あっても必ず同じパスワードは使用しないという心がけはしています。

最近のスマホは指紋認証だけじゃなく、顔認証もありますが、どちらを設定するにしてもパスワードがある訳で肝心の鍵をする部分を複雑にしないと指紋認証も顔認証も意味を成さないものです。

実際にここで落としたスマホからそういう生年月日や色々なキーワードから察して破られている訳で破られないという事は難しいものだと思います。そしてそこから破られてしまうとこれまでやっていたSNSや写真やスケジュールなどの情報が筒抜けになる訳で、プライベート写真などについてはかつてiCloudへアクセスされた問題でとんでもない事態になった事もありましたが、下手な写真は残さない事が重要ですね。

私は少なくても自分の被写体は絶対に撮らない主義です。SNSにアップする上で絵にならない自分の被写体を載せるなんてこれ以上の危険なものもない訳で世の中みんなが良く思っている訳じゃないと肝に銘じないと載せていなくても危険が及ぶ事は自身も経験しているだけに安易にSNSで自分の身を教える事はしてはいけないのだと感じます。

してよい相手はこれまでのやり取りからこの人なら信用できるという人物だけですね。それはどの基準なのかは難しいですが長年やり取りして対話できる相手なら問題はないという経験値はあります。

とはいえSNSもリアルに知っている相手向けとリアルに知らない相手向けに分けているのでTwitter、Instagramはリアルに知らない人向けですが、LINEについては知っている相手のみにしています。

そういう使い分けはしておかないとSNSというのは色々と難しい人間関係が存在するという事を忘れてはいけません。

麻美も誠が落としたスマホを取りに行った事で事件に巻き込まれていく訳ですが、麻美のような美人が現れたらそれは標的にされるのは言うまでもない訳で、そこから周りを巻き込んだ事件へと発展していきます。

やはり1番怖いのはハッキングですが、セキュリティソフトを使用していても簡単に防げなくなっているのが今の時代であるので、仕組まれているかどうかというのは落とした時点で疑わないといけません。

まして他人が拾ったならその時点で初期化の上に即買い替えしてパスワードを新たに変更して対処するしかありません。ここで麻美と誠のミスは初期化しなかった事もあります。

そして事件はさらに他に狙われた人たちとの関係性ある事件に巻き込まれていく訳ですが、果たして麻美はこの事件から逃れる事はできるのだろうか?

結末は劇場で観てほしいけれど、この映画はスマホは絶対に落とすな!という警告映画という事です。パソコンを落とすな!と言ってもパソコンを落とす事はかなり少ないですが、スマホは落とす可能性が高いものであるという事です。ここで誠が落とさなければ麻美は事件に巻き込まれる事もありませんでしたし、自らの秘密を知られる事もありませんでした。

拾った人がどれだけ良心的なのか?という事もポイントになりますが、拾った人がITスキルの高い人で悪意を持っている人なら自らの情報は全て知られてしまうという事を忘れてはなりません。

総評としてスマホ社会となり、小さな個人情報の入った便利なスマホも1度落としてしまうととんでもない事件に巻き込まれるという事を忘れてはならないという事を教えてくれている作品です。ITスキルのない人が少なくありませんが、それでも自分の個人情報を守れるのは自分次第だという事を肝に銘じないといけないでしょう。














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