7月20日公開の映画「未来のミライ」を観賞した。この映画は未来からやってきたミライちゃんがお兄ちゃんであるくんちゃんと接してくんちゃんの成長を見ていくストーリーである。
未来からどうしてミライちゃんが来たのか?そこを考える事になるだろう。
未来からどうしてミライちゃんが来たのか?そこを考える事になるだろう。
子供の時に未来の事を考える事もないんだけれど、未来から過去に来る事になるという事もあまり考える事も少ない。このストーリーは小さい時のお兄ちゃんであるくんちゃんを巡る未来のミライちゃんが突然登場してくんちゃんに色々と伝えていこうとする。
果たして未来のミライちゃんはくんちゃんに何を伝えようとしたのか?
キャスト
くんちゃん声演じる上白石萌歌
ミライちゃん声演じる黒木華
おとうさん声演じる星野源
おかあさん声演じる麻生久美子
謎の男声演じる吉原光夫
ばあば声演じる宮崎美子
じいじ声演じる役所広司
青年声演じる福山雅治
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
くんちゃんは4歳の男の子。ある日、おとうさんとおかあんが、生まれたばかりの赤ちゃんを連れて帰ってくる。その小さな赤ちゃんはくんちゃんの妹だという。
おとうさんもおかあさんも妹にばかりかまって、くんちゃんのことはほったらかし。何もかも面白くないし、眠ってばかりいる妹は退屈だ。
すねて庭に出たくんちゃんは、いきなり「お兄ちゃん」と呼ばれて驚く。なんと目の前に制服姿の少女ミライちゃんが現れる。
結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとしてくんちゃんに妹のミライちゃんが誕生してこれまで独占していた愛情がミライちゃんに傾いた事でくんちゃんは孤独感に苛まれていく。
私は兄弟がいないのでこの心境はよくわからない部分があるんだけれど、くんちゃんはこれまで独占できていた両親の愛情が突然ミライちゃんの誕生で失ってしまう。4歳の子供なのでどうしてもまだ気持ちの整理がつかない部分もあるけれど、それ以上にその気持ちを抑えられない自分がいた。
当然そうなると抑えられない気持ちを妹のミライちゃんに向けてしまうのだが、そんな時に現れたのが未来からきたミライちゃんだった。ここでどうしてミライちゃんは未来から生まれたばかりの時代に現れたのか?
実はこの映画を観て感じたのはこのストーリーは歴史ヒストリーだという事だ。未来があるという事は当然過去がある訳で、未来のミライちゃんからしたら過去があるから未来の自分がいる訳だけれど、ここでは一切描かれていないが未来のくんちゃんとの関係があったから未来から生まれたばかりの頃の今に来たという推測ができる。
色々な解釈ができる作品だと思いますので確実な答えが提示されている訳ではないんだけれど、ここに登場する人物こそくんちゃんが何者なのか?という事を問われているのだという事だ。
4歳の子供に自分は何者なのか?と問うのはあまりにも難しい事だけれど、誰もが問う自分は何者なのか?というのがこの作品のテーマだとすれば終盤の展開は理解できる。
誰もがそうだけれど、人にはファミリーヒストリーという家族の歴史がある。それがなければ自分はどうしてここに存在するのか?自分は何者なのか?という事がわからない。
未来のミライちゃんはそういうファミリーヒストリーを未来で軽視するくんちゃんになってほしくない故にこの今に現れたと言うならこのストーリーの意味は見えてくるんだけれど、くんちゃん、ミライちゃんの両親も小さい時があったから今がある訳で、そういうヒストリーを知ってどうして今のママはこんななのか?という事知っていく事になる。
もちろんパパの昔も知っていく訳だけれど果たしてくんちゃんはそこで自分は何者なのかを知る事ができるのだろうか?
結末は劇場で観てほしいけれど、このストーリーは何か?と問われたら最終的にはファミリーヒストリーという結論に私は達する。特に戦争を経験した日本はその時代を生き抜いてきたからこそ今の自分がいる事を多くの人はあまり感じていないとも言える。
戦後の復興を経て今がある訳であり、そして平成の世も今年で終わる訳だ。その中で自分のルーツを知らまま終わってしまうのは自分は何者なのか?を知らずに終わると同じである。
くんちゃんのパパもママもその祖父、祖母がいたから今がある。くんちゃんはそれを知って自分は何者なのか?に辿り着いたのだった。
総評としてくんちゃんの高校生になった時代のくんちゃんはどんな人物なのかはわずかに描かれているけれど、くんちゃんが経験した4歳の経験は必ず未来に活かされているはずだ。
そしてそれを教えてくれたミライちゃんもまたファミリーヒストリーを知って自分の今がある事を知る事になったのだと思います。誰にもファミリーヒストリーはある。そのヒストリーを知る機会になればと思います。
果たして未来のミライちゃんはくんちゃんに何を伝えようとしたのか?
キャスト
くんちゃん声演じる上白石萌歌
ミライちゃん声演じる黒木華
おとうさん声演じる星野源
おかあさん声演じる麻生久美子
謎の男声演じる吉原光夫
ばあば声演じる宮崎美子
じいじ声演じる役所広司
青年声演じる福山雅治
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
くんちゃんは4歳の男の子。ある日、おとうさんとおかあんが、生まれたばかりの赤ちゃんを連れて帰ってくる。その小さな赤ちゃんはくんちゃんの妹だという。
おとうさんもおかあさんも妹にばかりかまって、くんちゃんのことはほったらかし。何もかも面白くないし、眠ってばかりいる妹は退屈だ。
すねて庭に出たくんちゃんは、いきなり「お兄ちゃん」と呼ばれて驚く。なんと目の前に制服姿の少女ミライちゃんが現れる。
結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとしてくんちゃんに妹のミライちゃんが誕生してこれまで独占していた愛情がミライちゃんに傾いた事でくんちゃんは孤独感に苛まれていく。
私は兄弟がいないのでこの心境はよくわからない部分があるんだけれど、くんちゃんはこれまで独占できていた両親の愛情が突然ミライちゃんの誕生で失ってしまう。4歳の子供なのでどうしてもまだ気持ちの整理がつかない部分もあるけれど、それ以上にその気持ちを抑えられない自分がいた。
当然そうなると抑えられない気持ちを妹のミライちゃんに向けてしまうのだが、そんな時に現れたのが未来からきたミライちゃんだった。ここでどうしてミライちゃんは未来から生まれたばかりの時代に現れたのか?
実はこの映画を観て感じたのはこのストーリーは歴史ヒストリーだという事だ。未来があるという事は当然過去がある訳で、未来のミライちゃんからしたら過去があるから未来の自分がいる訳だけれど、ここでは一切描かれていないが未来のくんちゃんとの関係があったから未来から生まれたばかりの頃の今に来たという推測ができる。
色々な解釈ができる作品だと思いますので確実な答えが提示されている訳ではないんだけれど、ここに登場する人物こそくんちゃんが何者なのか?という事を問われているのだという事だ。
4歳の子供に自分は何者なのか?と問うのはあまりにも難しい事だけれど、誰もが問う自分は何者なのか?というのがこの作品のテーマだとすれば終盤の展開は理解できる。
誰もがそうだけれど、人にはファミリーヒストリーという家族の歴史がある。それがなければ自分はどうしてここに存在するのか?自分は何者なのか?という事がわからない。
未来のミライちゃんはそういうファミリーヒストリーを未来で軽視するくんちゃんになってほしくない故にこの今に現れたと言うならこのストーリーの意味は見えてくるんだけれど、くんちゃん、ミライちゃんの両親も小さい時があったから今がある訳で、そういうヒストリーを知ってどうして今のママはこんななのか?という事知っていく事になる。
もちろんパパの昔も知っていく訳だけれど果たしてくんちゃんはそこで自分は何者なのかを知る事ができるのだろうか?
結末は劇場で観てほしいけれど、このストーリーは何か?と問われたら最終的にはファミリーヒストリーという結論に私は達する。特に戦争を経験した日本はその時代を生き抜いてきたからこそ今の自分がいる事を多くの人はあまり感じていないとも言える。
戦後の復興を経て今がある訳であり、そして平成の世も今年で終わる訳だ。その中で自分のルーツを知らまま終わってしまうのは自分は何者なのか?を知らずに終わると同じである。
くんちゃんのパパもママもその祖父、祖母がいたから今がある。くんちゃんはそれを知って自分は何者なのか?に辿り着いたのだった。
総評としてくんちゃんの高校生になった時代のくんちゃんはどんな人物なのかはわずかに描かれているけれど、くんちゃんが経験した4歳の経験は必ず未来に活かされているはずだ。
そしてそれを教えてくれたミライちゃんもまたファミリーヒストリーを知って自分の今がある事を知る事になったのだと思います。誰にもファミリーヒストリーはある。そのヒストリーを知る機会になればと思います。