5月12日公開の映画「さらば青春、されど青春。」を観賞した。

この映画は幸福の科学の大川隆法製作総指揮の作品で大川隆法氏の幸福の科学を設立までの過程を描いたストーリーである。昨年出家した清水富美加改め千眼美子の復帰作となった作品としても注目される。


身近に信者の方がいるので作品のチケットを頂く事があるのですけれど、私自身はそれに関わらず今回はこの作品を観賞しようと思っていただけに劇場作品では10か月ぶりとなる千眼美子出演作品として鑑賞した次第です。これまで同様幸福の科学を知ってもらう上での作品ではあるのですけれど、この作品を理解する事がいかに難しいのかというのはこれまで何度も鑑賞しているので知っているのですが、今回もある程度フィクションの中で描かれる大川隆法氏の幸福の科学設立までの流れをレビューしていく事になると思います。


キャスト

中道 真一演じる大川宏洋

額田 美子演じる千眼美子

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

地方から東京の名門大学に進学した中道真一は、志を高く持ち、勉強に明け暮れる日々を送っていた。しかし、恋も就活も、なぜか思い通りにいかない。そんな卒業を控えたある日、神秘的な存在からのコンタクトがはじまる。大手商社に就職した真一は、異例のスピード出世をし、社内でも評判の額田美子と恋に落ちる。ようやく人生がうまく回りはじめた一方で、“救世主としての使命”に目覚めていく真一。しかし、その人生を決断するためには、大切な人との結婚やエリートとしての将来を捨てなければならない。この世の幸福を選ぶか。それとも運命に従うか。迷う真一の心に、悪魔の誘惑が忍び寄る。


結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとして地方から東京の名門大学に進学した中道真一は天の声を聞く事ができる能力に目覚めようとしていた。天の声というのは私のような凡人にはなかなか理解しがたい部分ではありますけれど、大川隆法氏には守護霊と対話できるという能力があるらしくこれまで守護霊に関する著書を多数出版されております。


実は昨年清水富美加さんの件があり電子書籍からその守護霊に関する著書を買い付けたんですけれどその内容が真実なのか否なのかを評価する事は普通にできないと思うんですよね。要するにその人の心の内を知る事ができるという事である訳だけれど、それが果たして真実か否かは評価できない訳です。私はそういう著書を読む上でこういう考え方があるという割り切り方をしてみる事にしております。


田舎から大学に進学した中道真一はそこで都会での生活をしながら勉強をしていくも次第に救世主になるべく目覚める時が迫っていたが、自身はまだ勉強が足りないという事で就職をしてからという話となったが就職活動は他と遅れを取ってしまうほど世間を知らない青年だった。


それでも無事に商社に就職した中道真一はそこで周りから色々と言われながらも頭角を現してさらには出世を重ねていく。それと同時に自身の啓発本も出版していたがそこで会社にその事を知られてしまうのだった。当然会社からはそういう事を止めるように通告されるも、転勤先の名古屋で額田美子と出会った事で運命は大きく動いていくのだった。果たして中道真一の進むべき道は何処なのか?


結末は劇場で観てほしいけれど、元々は大川隆法氏の自伝という部分が強く、信者向け=一般向けの広告作品である事は十分わかって観ているんですけれど、かれこれ幸福の科学が設立されて30年以上の月日が流れていますので次の世代を考えた時にどう進んでいくのでしょうか?というのはあるのかもしれませんが、私は別に何処の宗教という事はありませんし、当然幸福の科学の信者でもありませんから外部からとやかく言う事はありません。


ただ今回の作品で感じた事は自分の信じる道を探す事で自分の道は開けるという部分については学ぶべき事だとは思います。神の声や守護霊と対話できるという能力という点ではこちらからこれ以上申す事はないのですが、2世代目の人たちがこれからメインになっていくであろう事は間違いないだけに今後出家はしなくても信者の方がこの作品に出演する可能性がないとは言い切れないとは感じます。色々スポンサーの絡みがなければ出る可能性はあるんでしょうね。


総評として自分が進むべき道は何処なのか?という事はその人自身が見つけなければなりません。その先に見つける事ができればその道を進むのみです。周りに迷惑を掛けなければ何を信じても良いと思いますし、その道に進んで幸せであるなら進んでよいと思います。その先にどんな道があるのかは誰にもわからないのです。





「さらば青春、されど青春。」オフィシャル・メイキングブック
「さらば青春、されど青春。」製作プロジェクト 編
幸福の科学出版
2018-04-20



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