1月20日公開の映画「嘘を愛する女」を観賞した。
この映画は5年間同棲していた彼が突然事故で意識不明となり、その身元が全くの偽名だった事を知った彼女が彼の正体を知ろうと奔走していくストーリーである。その正体を知った時彼女はどう思うのだろうか?
この映画は5年間同棲していた彼が突然事故で意識不明となり、その身元が全くの偽名だった事を知った彼女が彼の正体を知ろうと奔走していくストーリーである。その正体を知った時彼女はどう思うのだろうか?
5年も同棲していた相手の事を知らずに暮らしていたというのも正直おかしな話だけれど、確かに人は相手の事をよく知らずに暮らしていたとしても不思議はないと思う。人にはそれぞれ言えない事は少なくない。
その中で相手の何処まで知っているのか?と問われたら簡単に答えられるものじゃない。そんな相手のこれまでの事が全て嘘でしたと言われた彼女は彼の正体を探しに行きます。果たして彼の正体とはどんな人だったのだろうか?
キャスト
川原由加利演じる長澤まさみ
小出桔平演じる高橋一生
木村演じるDAIGO木村
心葉演じる川栄李奈
海原匠演じる吉田鋼太郎
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
食品メーカーに勤め、業界の第一線を走るキャリアウーマン・川原由加利は、研究医で面倒見の良い恋人・小出桔平と同棲5年目を迎えていた。ある日、由加利が自宅で桔平の遅い帰りを待っていると、突然警察官が訪ねてくる。「一体、彼は誰ですか?」くも膜下出血で倒れ意識を失ったところを発見された桔平。
なんと、彼の所持していた運転免許証、医師免許証はすべて偽造されたもので、職業はおろか名前すらも“嘘”という事実が判明したのだった。騙され続けていたことへのショックと、彼が何者なのかという疑問をぬぐえない由加利は、意を決して私立探偵・海原匠と助手のキムを頼ることに。
調査中、桔平のことを“先生”と呼ぶ謎の女子大生・心葉が現れ、桔平と過ごした時間、自身の生活にさえ疑心暗鬼になる由加利。やがて、桔平が書き留めていた700ページにも及ぶ書きかけの小説が見つかり…。
結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとしてキャリアウーマンの川原由加利は研究医の恋人小出桔平と同棲して5年の月日が経過していた。東日本大震災の時に助けられて以来一緒に暮らしていたが、由加利は多忙な仕事の中でその月日はあっという間に過ぎ去ってしまっていた。そんなある日に小出が突然くも膜下出血で倒れ意識を失ったところを発見されたと連絡を受けたものの、そこで知ったのが全て偽名を使われていたという事だった。
その事実を知って当然愕然とした由加利は仕事の重要な職を失ってしまうまで追い込まれてしまうのだが、そこから本当に大切なのは桔平だったと感じて知り合いの探偵事務所の海原匠に頼んで調べてもらう事になった。そこで浮上したのが心葉という喫茶店に勤務する女だった。その女は桔平の事を探しており、桔平は喫茶店でノートパソコンで何かを入力していたというのだった。
そのカギを由加利が部屋を整理していたら発見しており、そのロッカーにノートパソコンが入っていた。そのノートパソコンにはある小説が書かれており、その小説には四国のある場所の灯台について書かれたものだった。それだけを手掛かりに1人で四国に飛んだ由加利はその小説だけを手掛かりに回ったが、由加利はその小説を読んでいるうちにかつて桔平と話した事を回想するのだった。
そして探偵事務所の海原匠と合流して由加利は小説に書かれたであろう灯台を巡っていく。そしてその中に該当する灯台を発見した由加利はそこに書かれた通りの物が見つかる。それは桔平が欲しがっていたものだった。そして周辺の聞き込みをしているとその人物を探しに広島県警が来ていた事がわかり、桔平は警察に追われている事を知る。そしてその件で調べるとある事件に辿り着くのだった。果たして桔平の秘密を由加利は知る事ができるのだろうか?
結末は劇場で観てほしいけれど、この事件そのものがまず地元では有名でも他県では無名という事件はよくある事だと思う。全国ニュースでは1日だけ報じる可能性はあるとしてもその後の続報というのは意外なほど流されないためにあっさり世間から忘れ去られてしまうものだ。そして東京に紛れてしまえばあれだけの人がいる中では気づかれずに暮らす事は十分可能という事でもあるし、上手く偽名を使って暮らす事も可能という事だ。
そんな中で由加利と桔平は出会った訳だけれど、元々の職業が職業なのでかなり頭が切れる人物であった事は間違いない。だからこそ由加利を騙している事ができたし、心葉を騙している事ができたという事だ。でも人間は時としてすべてを投げ捨てたくなるような出来事に遭遇してしまうと桔平のような行動を起こす事は十分あり得るという事だ。
総評として由加利は桔平の本当の正体を知る事になった。それでも由加利は桔平に対する気持ちは変わらなかったのだが、それは5年も暮らしていたからこそであり、それだけ長期に暮らせばそれなりの関係になるのが当然と言えば当然だ。全てを知る事が良かったのかはその後になるが、知ったからこそこの嘘を愛した事は間違いではなかったと言えるのだろうと思う。
その中で相手の何処まで知っているのか?と問われたら簡単に答えられるものじゃない。そんな相手のこれまでの事が全て嘘でしたと言われた彼女は彼の正体を探しに行きます。果たして彼の正体とはどんな人だったのだろうか?
キャスト
川原由加利演じる長澤まさみ
小出桔平演じる高橋一生
木村演じるDAIGO木村
心葉演じる川栄李奈
海原匠演じる吉田鋼太郎
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
食品メーカーに勤め、業界の第一線を走るキャリアウーマン・川原由加利は、研究医で面倒見の良い恋人・小出桔平と同棲5年目を迎えていた。ある日、由加利が自宅で桔平の遅い帰りを待っていると、突然警察官が訪ねてくる。「一体、彼は誰ですか?」くも膜下出血で倒れ意識を失ったところを発見された桔平。
なんと、彼の所持していた運転免許証、医師免許証はすべて偽造されたもので、職業はおろか名前すらも“嘘”という事実が判明したのだった。騙され続けていたことへのショックと、彼が何者なのかという疑問をぬぐえない由加利は、意を決して私立探偵・海原匠と助手のキムを頼ることに。
調査中、桔平のことを“先生”と呼ぶ謎の女子大生・心葉が現れ、桔平と過ごした時間、自身の生活にさえ疑心暗鬼になる由加利。やがて、桔平が書き留めていた700ページにも及ぶ書きかけの小説が見つかり…。
結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとしてキャリアウーマンの川原由加利は研究医の恋人小出桔平と同棲して5年の月日が経過していた。東日本大震災の時に助けられて以来一緒に暮らしていたが、由加利は多忙な仕事の中でその月日はあっという間に過ぎ去ってしまっていた。そんなある日に小出が突然くも膜下出血で倒れ意識を失ったところを発見されたと連絡を受けたものの、そこで知ったのが全て偽名を使われていたという事だった。
その事実を知って当然愕然とした由加利は仕事の重要な職を失ってしまうまで追い込まれてしまうのだが、そこから本当に大切なのは桔平だったと感じて知り合いの探偵事務所の海原匠に頼んで調べてもらう事になった。そこで浮上したのが心葉という喫茶店に勤務する女だった。その女は桔平の事を探しており、桔平は喫茶店でノートパソコンで何かを入力していたというのだった。
そのカギを由加利が部屋を整理していたら発見しており、そのロッカーにノートパソコンが入っていた。そのノートパソコンにはある小説が書かれており、その小説には四国のある場所の灯台について書かれたものだった。それだけを手掛かりに1人で四国に飛んだ由加利はその小説だけを手掛かりに回ったが、由加利はその小説を読んでいるうちにかつて桔平と話した事を回想するのだった。
そして探偵事務所の海原匠と合流して由加利は小説に書かれたであろう灯台を巡っていく。そしてその中に該当する灯台を発見した由加利はそこに書かれた通りの物が見つかる。それは桔平が欲しがっていたものだった。そして周辺の聞き込みをしているとその人物を探しに広島県警が来ていた事がわかり、桔平は警察に追われている事を知る。そしてその件で調べるとある事件に辿り着くのだった。果たして桔平の秘密を由加利は知る事ができるのだろうか?
結末は劇場で観てほしいけれど、この事件そのものがまず地元では有名でも他県では無名という事件はよくある事だと思う。全国ニュースでは1日だけ報じる可能性はあるとしてもその後の続報というのは意外なほど流されないためにあっさり世間から忘れ去られてしまうものだ。そして東京に紛れてしまえばあれだけの人がいる中では気づかれずに暮らす事は十分可能という事でもあるし、上手く偽名を使って暮らす事も可能という事だ。
そんな中で由加利と桔平は出会った訳だけれど、元々の職業が職業なのでかなり頭が切れる人物であった事は間違いない。だからこそ由加利を騙している事ができたし、心葉を騙している事ができたという事だ。でも人間は時としてすべてを投げ捨てたくなるような出来事に遭遇してしまうと桔平のような行動を起こす事は十分あり得るという事だ。
総評として由加利は桔平の本当の正体を知る事になった。それでも由加利は桔平に対する気持ちは変わらなかったのだが、それは5年も暮らしていたからこそであり、それだけ長期に暮らせばそれなりの関係になるのが当然と言えば当然だ。全てを知る事が良かったのかはその後になるが、知ったからこそこの嘘を愛した事は間違いではなかったと言えるのだろうと思う。