12月9日公開の映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」を観賞した。

この映画は西岸良平原作の漫画を映画化した作品で鎌倉を舞台に妖怪などが共存する街で繰り広げられる夫婦の愛情を描いたストーリーである。

不思議な街鎌倉だからこそ描かれる前世からのストーリーは時を超えても愛する気持ちは変わらない事を知る事になるだろう。
ファンタジーだとわかっているんだけれど鎌倉が舞台だからこそそれも受け入れられるのだという事もある作品なのだと思います。普通妖怪や霊が共存する世界を描こうとすると色々不都合が起きるものだけれど、この世界観の中ではそういう現象は起きない。その中で繰り広げられる事件や愛情劇は目が離せない訳で前世から続く夫婦の愛情劇はどんなものだったのだろうか?


キャスト

一色正和演じる堺雅人

一色亜紀子演じる高畑充希

本田演じる堤真一

死神演じる安藤サクラ

貧乏神演じる田中泯

キン演じる中村玉緒

本田里子演じる市川実日子

本田浩子演じる粟野咲莉

ヒロシ演じるムロツヨシ

稲荷刑事演じる要潤

川原刑事演じる大倉孝二

恐山刑事演じる神戸浩

大仏署長演じる國村隼

天頭鬼演じる古田新太

一色絵美子演じる鶴田真由

小料理屋女将演じる薬師丸ひろ子

瀬戸優子演じる吉行和子

優子の旦那演じる橋爪功

甲滝五四朗演じる三浦友和

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

鎌倉に住むミステリー作家の一色正和のもとに、亜紀子が嫁いでくる。しかしこの鎌倉という土地、何かが変だ。正和は「鎌倉は何千年も昔から妖気が溜りに溜まって、色々な怪奇現象が起こるが、それは普通のこと、すぐに慣れる」と言う。そんな正和は犯罪研究の腕を買われ、迷宮入りしそうな事件の折には警察に協力している。魔物や幽霊が関係する事件や心霊捜の分野では、彼は名探偵でもある。ある日、大金持ちの殺人事件の捜査を依頼されるが……。


結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとして鎌倉に住むミステリー作家の一色正和は編集者をしていた亜紀子と結婚して暮らす事になった。この鎌倉の街には何千年も昔から妖気が溜りに溜まって色々な怪奇現象が起きるという事だったが、亜紀子も次第にその街に慣れていく。
普通そんな街だったら慣れる方が簡単じゃないですけれど、すんなり入った事でストーリーはスムーズに流れていく。


そんな正和はミステリー探偵でもあり、探偵として怪奇現象の事件を解決してもいた。そんな中で一色家に住み着いた貧乏神を世話する事になった亜紀子は貧乏神を丁重にもてなした。長く生きる貧乏神はこんな丁重なもてなしは初めてだったらしくいたく感激するのだった。


そんな正和は編集者だった本田が突然病死して霊になり、そして妖怪として生きる事になった事を知る。妖怪になってしまった本田は家族に直接会えない辛さを感じており正和に共に確認してほしいと頼まれた。そしてそこには本田が死後に苦しい生活をしている家族の姿があった。何とかしてほしいと頼まれた正和は資金面で工面する事になる。そして工面したお金で家賃を払えるようにしたが、その直後に男性と共に歩いているところを見てしまい激怒するも妻の気持ちを考えると諦めるしかなかった。


これは亡くなった後の事についてまで問えるものではありませんからね。亡くなったらその後はその人が幸せであれば良いと思うんですけれどね。そんな事件が終わった直後に今度は亜紀子の魂が何者かにより黄泉の国へ連れ去られた。それを知った正和はどうやって黄泉の国へ行くのかを模索していたがある作家が残した小説に黄泉の国への行き方が書かれていたのだった。


意を決した正和は亜紀子を助けに黄泉の国へ向かったのだった。果たして正和はそこで何を知るのか?そして亜紀子を助ける事ができるのだろうか?


結末は劇場で観てほしいけれど、1000年以上超える因縁があるという事も黄泉の国で明らかになるのだけれど、本当に長い時を経ても変わらない愛が2人にはあった事を知る。どんなに時を超えても変わらない愛情はそれだけ2人が相思相愛でなければならないのだけれど、正和と亜紀子にはそれだけの強い絆があったという事だ。それがどんな困難を迎えたとしても2人の愛は不変だと伝えたストーリーだった。


総評として妖怪と霊が共存する世界で繰り広げられたファンタジーは2人の愛情を描いた作品だったけれど、どんなに時を超えても変わらない愛は時を超えても続く事はそれだけ赤い糸で強く結ばれた2人だからこそ成し得られる事なのだと思いました。