12月1日公開の映画「鋼の錬金術師」を観賞した。
この映画は荒川弘原作の人気漫画鋼の錬金術師を実写化した作品で等価交換錬金術を用いて亡くなった母親を取り戻そうとした兄弟が弟の体を持っていかれてしまい残された兄が弟の魂を宿した鎧と共に自分たちの体を取り戻しに行くストーリーである。
2度のアニメ化もありイメージが固定し過ぎた作品故に批判も多いが批判する前に確り観た上で語らないといけないだろう。
この映画は荒川弘原作の人気漫画鋼の錬金術師を実写化した作品で等価交換錬金術を用いて亡くなった母親を取り戻そうとした兄弟が弟の体を持っていかれてしまい残された兄が弟の魂を宿した鎧と共に自分たちの体を取り戻しに行くストーリーである。
2度のアニメ化もありイメージが固定し過ぎた作品故に批判も多いが批判する前に確り観た上で語らないといけないだろう。
私もアニメは2度のシリーズに渡り視聴していたので大まかなストーリーは知り尽くしている。今回描かれるのはエド&アル対ラストとの対決を描いた部分になる訳だけれど、どうしても作品が洋風なので演じるのが東洋人というのが果たして合うのかどうか?という感じなんだけれど私が観た上では元々そういうものだという感じで鑑賞した。
元々原作通りのイメージで凝り固まるよりもこういう描かれ方があってもという感じで鑑賞するようにしているのでフラットな感じで鑑賞すれば違和感なく鑑賞する事ができた。こうでなければならないというイメージを持ってしまうと柔軟性に欠ける側面のレビューになるのでそういう部分はフラットにしてレビューしたい。
キャスト
エドワード・エルリック演じる山田涼介
アルフォンス・エルリックの声演じる水石亜飛夢
ウィンリィ・ロックベル演じる本田翼
ロイ・マスタング演じるディーン・フジオカ
リザ・ホークアイ演じる蓮佛美沙子
エンヴィー演じる本郷奏多
ドクター・マルコー演じる國村隼
コーネロ教主演じる石丸謙二郎
グレイシア・ヒューズ演じる原田夏希
トリシャ・エルリック演じる平田薫
グラトニー演じる内山信二
マリア・ロス少尉演じる夏菜
ショウ・タッカー演じる大泉洋
ニーナ・タッカー演じる横山芽生
マース・ヒューズ中佐演じる佐藤隆太
ハクロ将軍演じる小日向文世
ラスト演じる松雪泰子
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
エドとアルのエルリック兄弟は母親を生き返らせようと禁忌の錬金術・人体錬成を行った。結果は失敗に終わり、アルは体全部を失って鎧の身体になり、エドも右腕と左脚を失ってしまう。やがて鋼の義肢・オートメイルを着けて国家錬金術師となったエドは“鋼の錬金術師”という二つ名で呼ばれるように。失った身体を取り戻すため、アルとともに「賢者の石」を求めて旅をしていたエドは、偽物の賢者の石を持つ男と出会う。彼らの背後には、人造人間ホムンクルスがいた…。
結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとしてエドワードとアルフォンスのエルリック兄弟は無くなった母親を生き返らせようとして禁断の錬金術である人体錬成を行った結果エドは右腕と左足を、アルは魂以外の体全てを持っていかれた。自らの体とアルの体を取り戻す為に国家錬金術師となったエドは人を蘇らせる事ができる賢者の石を求めて旅をしていた。
しかしその旅は容易じゃなく手掛かりも見つからない。そんな中で事件が起きてその追手を追うのだがその追手が持っていたのは偽物だった。エドとアルには幼馴染のウィンリィがおりエドの義手義足はウィンリィによるオーダーメイドだった。戦闘によって時々壊してしまうというのはエドにとってウィンリィから怒られる訳なんだけれど、これも幼馴染だからこその絆がある。
一方でこの偽賢者の石事件は様々な事件の前触れに過ぎなかった。エドは錬金術の動物錬成に成功したショウ・タッカーに会うがこの人物は動物錬成の合成獣(キメラ)に成功したというのは実は人間と組み合わせて成功させたものでありそれは人道的に許されないものだった。やはりどうしても等価交換錬金術という事でそれに見合うだけの対価がなければ錬金術は使えない訳で、何を等価交換とするかが重要だ。
その中でタッカーは過去とこれまでに自分の妻と動物、そして自分の娘と動物で錬金していたのだった。もちろんこれは国家錬金術師をはく奪され逮捕される案件だった訳でタッカーは逮捕された訳だ。
エドはその前にある人に会いに行っているそれはドクター・マルコーという人物でこの人物が賢者の石について知っているという事だった。しかしドクター・マルコーに会えたもののそこで待っていたのはラストというホムンクルスの一味だった。
この事件はホムンクルスという人造人間たちによる仕業でもあり、その親玉はまだ先にいるのだがこの事件の最大の相手がラストになるという事だ。その場でドクター・マルコーは殺され、エドとウィンリィは殺されなかったもののこの事件の裏に国家が絡んでいる事も間違いない事実だった。
その調査にマスタング大佐らも動き出したものの逆に追われる身となってしまいエドも拘束されてしまう。そして拘束から逃げ出したエドだったが、そこでラストたちと遭遇し簡単に死なないラストたち相手に苦戦を強いられる。その先には国家が秘密としていたある施設に辿り着くのだがその先で知った事実にエドは驚愕するのだった。果たして賢者の石の正体は?そしてラストたちを倒す事ができるのか?
結末は劇場で観てほしいけれどストーリーとしてはラストとの対決までを描かれる訳だけれどもちろんその先はある訳で続きを意識した製作にはなっている。ただ実写版として観る事となりその実写版を観た感覚としてはこれはこれで違和感なく鑑賞したという部分はある。
今の映画のCG技術ならハガレンを描く事は難しい訳じゃないし、そもそもがハガレンの世界は何処の国と示した訳じゃない。ルパンの実写化の時も正直これはこれで実写化するとこうなるのかという感じで鑑賞していたので漫画のイメージとアニメのイメージと実写のイメージを同じにしてしまうと固定観念を作りかねないだけに固定観念を持たずに見る事が作品として大切ではある。
もちろんストーリーがあまりにもかけ離れてしまうと色々大変なのだがストーリーそのものはかけ離れていた訳じゃなしアニメを視聴してきた私としてはストーリーに違和感を感じなかった。確かにアニメ30〜50話分を2時間で纏めるのは容易じゃないのでかなり省略する訳ですけれど絶対に外せない部分だけをピックアップすれば確かに描けない訳じゃない。
映画の場合前後編ものでない限りは全編を描くのは難しい訳で今回はあくまで前後編があるとしたら前編となる。後編が描かれとしたらそれはエドとアルが望んだ結果を得た時になるという事でもある。
総評として私は違和感なく観る事ができた。もちろん観る人によっては全く受け入れ難い人もいるだろうけれど原作者の意向が入った作品になると必ずしもそうじゃないのかな?とも感じている。原作の実写化は誰が演じても難しくなるでも演じる人にとってはその中の人物になり切る事が重要だし、観る方もその人物として観る事が重要だと思います。
イメージとかけ離れてしまうというよりもストーリーが確りするかしないかで実はかなり大きく違ってくる。ストーリーを知る私としてはこの実写版は受け入れられる部分は多かったし、続編があるとすればそれはそれで鑑賞したいと思います。
元々原作通りのイメージで凝り固まるよりもこういう描かれ方があってもという感じで鑑賞するようにしているのでフラットな感じで鑑賞すれば違和感なく鑑賞する事ができた。こうでなければならないというイメージを持ってしまうと柔軟性に欠ける側面のレビューになるのでそういう部分はフラットにしてレビューしたい。
キャスト
エドワード・エルリック演じる山田涼介
アルフォンス・エルリックの声演じる水石亜飛夢
ウィンリィ・ロックベル演じる本田翼
ロイ・マスタング演じるディーン・フジオカ
リザ・ホークアイ演じる蓮佛美沙子
エンヴィー演じる本郷奏多
ドクター・マルコー演じる國村隼
コーネロ教主演じる石丸謙二郎
グレイシア・ヒューズ演じる原田夏希
トリシャ・エルリック演じる平田薫
グラトニー演じる内山信二
マリア・ロス少尉演じる夏菜
ショウ・タッカー演じる大泉洋
ニーナ・タッカー演じる横山芽生
マース・ヒューズ中佐演じる佐藤隆太
ハクロ将軍演じる小日向文世
ラスト演じる松雪泰子
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
エドとアルのエルリック兄弟は母親を生き返らせようと禁忌の錬金術・人体錬成を行った。結果は失敗に終わり、アルは体全部を失って鎧の身体になり、エドも右腕と左脚を失ってしまう。やがて鋼の義肢・オートメイルを着けて国家錬金術師となったエドは“鋼の錬金術師”という二つ名で呼ばれるように。失った身体を取り戻すため、アルとともに「賢者の石」を求めて旅をしていたエドは、偽物の賢者の石を持つ男と出会う。彼らの背後には、人造人間ホムンクルスがいた…。
結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとしてエドワードとアルフォンスのエルリック兄弟は無くなった母親を生き返らせようとして禁断の錬金術である人体錬成を行った結果エドは右腕と左足を、アルは魂以外の体全てを持っていかれた。自らの体とアルの体を取り戻す為に国家錬金術師となったエドは人を蘇らせる事ができる賢者の石を求めて旅をしていた。
しかしその旅は容易じゃなく手掛かりも見つからない。そんな中で事件が起きてその追手を追うのだがその追手が持っていたのは偽物だった。エドとアルには幼馴染のウィンリィがおりエドの義手義足はウィンリィによるオーダーメイドだった。戦闘によって時々壊してしまうというのはエドにとってウィンリィから怒られる訳なんだけれど、これも幼馴染だからこその絆がある。
一方でこの偽賢者の石事件は様々な事件の前触れに過ぎなかった。エドは錬金術の動物錬成に成功したショウ・タッカーに会うがこの人物は動物錬成の合成獣(キメラ)に成功したというのは実は人間と組み合わせて成功させたものでありそれは人道的に許されないものだった。やはりどうしても等価交換錬金術という事でそれに見合うだけの対価がなければ錬金術は使えない訳で、何を等価交換とするかが重要だ。
その中でタッカーは過去とこれまでに自分の妻と動物、そして自分の娘と動物で錬金していたのだった。もちろんこれは国家錬金術師をはく奪され逮捕される案件だった訳でタッカーは逮捕された訳だ。
エドはその前にある人に会いに行っているそれはドクター・マルコーという人物でこの人物が賢者の石について知っているという事だった。しかしドクター・マルコーに会えたもののそこで待っていたのはラストというホムンクルスの一味だった。
この事件はホムンクルスという人造人間たちによる仕業でもあり、その親玉はまだ先にいるのだがこの事件の最大の相手がラストになるという事だ。その場でドクター・マルコーは殺され、エドとウィンリィは殺されなかったもののこの事件の裏に国家が絡んでいる事も間違いない事実だった。
その調査にマスタング大佐らも動き出したものの逆に追われる身となってしまいエドも拘束されてしまう。そして拘束から逃げ出したエドだったが、そこでラストたちと遭遇し簡単に死なないラストたち相手に苦戦を強いられる。その先には国家が秘密としていたある施設に辿り着くのだがその先で知った事実にエドは驚愕するのだった。果たして賢者の石の正体は?そしてラストたちを倒す事ができるのか?
結末は劇場で観てほしいけれどストーリーとしてはラストとの対決までを描かれる訳だけれどもちろんその先はある訳で続きを意識した製作にはなっている。ただ実写版として観る事となりその実写版を観た感覚としてはこれはこれで違和感なく鑑賞したという部分はある。
今の映画のCG技術ならハガレンを描く事は難しい訳じゃないし、そもそもがハガレンの世界は何処の国と示した訳じゃない。ルパンの実写化の時も正直これはこれで実写化するとこうなるのかという感じで鑑賞していたので漫画のイメージとアニメのイメージと実写のイメージを同じにしてしまうと固定観念を作りかねないだけに固定観念を持たずに見る事が作品として大切ではある。
もちろんストーリーがあまりにもかけ離れてしまうと色々大変なのだがストーリーそのものはかけ離れていた訳じゃなしアニメを視聴してきた私としてはストーリーに違和感を感じなかった。確かにアニメ30〜50話分を2時間で纏めるのは容易じゃないのでかなり省略する訳ですけれど絶対に外せない部分だけをピックアップすれば確かに描けない訳じゃない。
映画の場合前後編ものでない限りは全編を描くのは難しい訳で今回はあくまで前後編があるとしたら前編となる。後編が描かれとしたらそれはエドとアルが望んだ結果を得た時になるという事でもある。
総評として私は違和感なく観る事ができた。もちろん観る人によっては全く受け入れ難い人もいるだろうけれど原作者の意向が入った作品になると必ずしもそうじゃないのかな?とも感じている。原作の実写化は誰が演じても難しくなるでも演じる人にとってはその中の人物になり切る事が重要だし、観る方もその人物として観る事が重要だと思います。
イメージとかけ離れてしまうというよりもストーリーが確りするかしないかで実はかなり大きく違ってくる。ストーリーを知る私としてはこの実写版は受け入れられる部分は多かったし、続編があるとすればそれはそれで鑑賞したいと思います。