12月17日公開の映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を鑑賞した。

この映画は電車で一目惚れした彼がその場で告白して事で

交際がスタートするも交際するうちに自分の未来

そして彼女の過去を知っていくパラレルワールドなストーリーである。

どうして彼女は彼の未来を知っていたのだろうか?

そして彼は過去にその彼女と会っていたのだろうか?
今年最後の鑑賞作品となった訳だけれど、

自分の人生の未来を知る人が目の前に現れたどうするのか?

それがキーワードになる訳だけれど、

確かに彼が歩む未来を知る人が現れた時にどう向き合うのかはある。

それがその時しか会えない人なら尚更であるけれど、

その事情を知った先に2人はどういう心境になるのだろうか?

キャスト

南山高寿演じる福士蒼汰

福寿愛美演じる小松菜奈

上山正一演じる東出昌大

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

京都の美大に通う20歳の学生・南山高寿は、

いつものように大学まで向かう電車の中で出会った

女性・福寿愛美に一目見た瞬間で恋に落ちた。

勇気を振り絞って声をかけ、「また会える?」と約束を取り付けようとした高寿だったが、

それを聞いた彼女は、なぜか突然涙してしまう。

彼女のこの時の涙の理由を知る由もない高寿だったが、

2人は意気投合し、その後、すぐに交際をスタート。

高寿と愛美の関係は誰もがうらやむ程に順調で、

すべてがうまくいくものだと信じていた。

しかし、高寿はある日、愛美から彼女の想像もできなかった大きな秘密を明かされる。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして南山高寿は20歳の学生である。

美大に通う学生であるが、

そんな高寿の前に綺麗な女性が現れて一目惚れしてしまう。

普段内気な高寿が声を掛けた相手は福寿愛美という女性で同じ20歳だった。

そこから2人は付き合っていくのだが、

どういう訳か愛美は高寿のこれから起きる事を知っているような言葉が発せられていく。

最初は単なる偶然だと思った高寿だったが、

次第にその内容通りになっていく事を感じ一体愛美は何を知っているのかと疑い始める。

確かに色々調べている事があるとしてもここまで発言通りになるというのは

さすがに高寿もビックリするだろうし、それでも2人の中は深まっていくのだったが、

ある時を境にそれが現実とは思えない事を愛美から聞かされることになる。

私自身は当初タイトルの意味が実はよく呑み込めなかった。

元々原作は未読であるし、

未来を知っているという意味はどういう意味なのか?

と言う部分で時系列を辿っていくと確かに理解すればそういう事なのか?となるのは理解した。

高寿の世界と愛美の世界は真逆に進んでいるという現実であり

5年に1度だけ会う事ができるという現実だ。

ただその5年に1度という現実はお互いが40年の月日が関係しているという事になる。

40年のうちに5歳から35歳まで出会う事ができるという事だ。

その年齢で何が起きるのかはそれぞれの記憶が教えてくれるという訳だけれど、

愛美にとってみれば未来から来た高寿を、

そして高寿にとっては未来から来た愛美を知る訳だけれど、

ここで重要なのはどれだけ情報を教えているのか?という部分だ。

確かに5歳の時に35歳、10歳の時に30歳、

15歳の時に25歳な訳だから時系列上3回チャンスがあるものの、

お互い知っていないというのは愛美が高寿に未来の事をあまり教えていないからである。

愛美がどうして知っていたかは言うまでもなく高寿が教えたからであるんだけれど、

それを知って会う場合愛美は展開を知っているが、高寿は知らない。

正確には若干記憶があるという程度だ。

その中で次第にお互いの事情と未来の事を知るうちにそれぞれが

その時にたった1度しかない時間なのだという事

そしてその時の大切な出来事こそお互いに必要な事なのだと知っていくのだった。

結末は劇場で観てほしいけれど、

愛美にとって初めて出会う高寿は既に愛美を知り尽くしている状況であり、

高寿が初めて出会う愛美は既に高寿を知り尽くしている状況だった。

途中で半分を折り返す中間点で初めてそれぞれの経緯が明らかになる訳だけれど

よくよく考えればかなりのパラレルワールドでありマジックではある。

どちらが時代を進んでいるのかは正直ここではあまり考えない事にするが

高寿の両親は健在だけれど、愛美の両親は姿がない。

高寿と愛美は40年という区切りで0になるのだが、

これは個人的な憶測になるけれど愛美の父親は・・・

と考えると何となく納得できたりもするものだが、

正直原作を読んでいないのでそれは私は真相より憶測で止めておきたい。

総評としてそれぞれの人生のターニングポイントで

お互いが救われているからこそ運命を感じる2人がいる。

その2人の40年のスタート地点は正直わからないが

その分岐点で何かあるというのならその分岐点についての謎を知りたいものだ。

それを知るとお互い永遠の愛として時間の流れの中で

永遠愛し続けているのだろうと思うしそう感じるパラレルワールドでした。

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