11月11日公開の映画「オケ老人!」を鑑賞した。

この映画は教師の仕事をしている女性がかつてオーケストラをやりたい

という気持ちになり入団した交響楽団が老人ばかりの交響楽団に

間違って入ってしまった事から次々と奇想天外な展開に

なるも次第に1つになっていくストーリーである。

交響楽団として体を成すには1つにならなければならない事を示されているし、

目標を持ってやる事と何かの為にやる事が必要だと知る事になるだろう。
交響楽団というのはそれなりの予算が必要となるし、

時間も必要とする訳だけれど本当にプロとして生活できる人は限られている。

ここで登場する教師の女性もまた現実を知っていたからこそ別の道を歩んでいたが、

ある日鑑賞した交響楽団の演奏に再び挑戦したい

という意欲が沸いてきて再びバイオリンを握るのだが、

その先にはまさか自らの間違いで入ってしまった別の交響楽団があったのだった。

その交響楽団は老人ばかりの演奏もままならないメンバーが揃っていた。

1度は退団を決意するもあるキッカケが再びこの交響楽団に奇跡を及ぼす事になる。

果たしてこの老人ばかりの交響楽団の奇跡とは?

キャスト

小山千鶴演じる杏

野々村和音演じる黒島結菜

坂下くん演じる坂口健太郎

野々村秀太郎演じる笹野高史

及川さん演じる左とん平

花田富雄演じる小松政夫

花田昌江演じる藤田弓子

戸山演じる石倉三郎

清水真弓演じる茅島成美

宮崎しま子演じる喜多道枝

竹岡亮吉演じる森下能幸

大沢コーイチ演じる萩原利久

フィリップ・ロンバール演じるフィリップ・エマール

アリノ演じる飛永翼

大沢義郎演じる光石研

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

バイオリンが趣味の数学教師の小山千鶴。

梅が岡高校に赴任した彼女は、

地元の文化会館でのアマチュアのオーケストラによる

見事な演奏を耳にして入団を決意する。

だが、彼女が入ったのは老人ばかりの梅が岡交響楽団で、

文化会館で演奏していたのは

エリート楽団として知られる梅が岡フィルハーモニーだったと知ってがく然。

退団しようとするも、その後指揮者を務める羽目になり……。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしてバイオリンが趣味の数学教師の小山千鶴は

かつてバイオリンでオーケストラで演奏する事が夢だった。

しかし現実は甘くなく久しからずバイオリンを握っていなかったが

地元の文化会館でオーケストラを聞いて再びバイオリンに挑戦したいと入団を決意する。

しかし入団はオーケストラを鑑賞した交響楽団ではなく、

名前が似た交響楽団である岡交響楽団という楽団に入団する。

その楽団は老人ばかりで演奏もままならない楽団で、フルで演奏した経験がなかった。

間違って入ってしまった千鶴はその楽団を退団しようとするが、

断り切れずに続けることになる。

そんな中で本当に入りたかった楽団の入団テストが行われる事を知り、

そちらのテストを受ける千鶴だったが、

そこで知ったのはその楽団はかつて岡交響楽団のメンバーで構成された楽団だった。

ただ演奏をするだけに集まったメンバーは演奏レベルは高いものの何かに欠けていた。

そんな中で交響楽団の代表者である野々村秀太郎は

千鶴にオーケストラの指揮を任される事になる。

バイオリンが主として演奏していた千鶴にとってそれは初めての経験だった。

自分なりにやろうとしてもなかなかうまくいかないが、

秀太郎の孫和音と交際している大沢コーイチが教えると

これまで見違えるように団員が上手くなっていた。

その大沢の父が千鶴が1度は入団した交響楽団の代表者であり、

かつて岡交響楽団の団員だった。

そんな因縁を知りながらも千鶴は指揮者として楽団の練習を重ねると

著名な指揮者が秀太郎の店に偶然訪れた事から千鶴たちの運命は変わっていく。

それは著名な指揮者がこの楽団の為に曲を提供する

という事となり団員のやる気は高まり、

そして団員も集まり出して演奏会を開催する事になった。

果たして演奏会は無事開催する事ができるのだろうか?

結末は劇場で観てほしいけれど、

音楽は楽しく演奏してこそ感動を与えられるという事をこのストーリーでは教えてくれている。

最初は下手な劇団員も上手くなることに次第に上手くなりたい

という意欲が増してきて教えたコーイチの教え方が

上手かった事で次第に上達していく。

一方一時千鶴が入団した交響楽団は確かに技術は高かったが

演奏するためだけに演奏している交響楽団だった。

それに気づいた千鶴は次第にこの岡交響楽団に

入団してよかったと思えるようになっていく。

下手でも下手なりの演奏で人々に感動が与えられるのが音楽であり、

その楽しさを知った団員は練習を重ねる毎に奇跡を起こしていく。

そして感動の演奏会の幕が下りたのだった。

総評として音楽は楽しく演奏して初めて音楽になる。

楽しくなければ音楽じゃないという事でもある事を

この交響楽団の団員の人たちは演奏で体現して見せた。

それに答えた千鶴もまた上手い下手じゃない誰かに聴かせる事に

対する喜びを人生の先輩たちに教えられた。

誰かを感動させるためには上手い下手じゃない。

誰かにこの音楽を届けたいという気持ちこそ必要なのだという事だ。

ブログランキング・にほんブログ村へ

Rankingブログランキングに参加しております。

オケ老人! (小学館文庫)
荒木 源
小学館
2010-12-07