9月10日公開の映画「超高速!参勤交代 リターンズ」を鑑賞した。
この映画は2014年6月に公開された超高速!参勤交代の続編で、
参勤して湯長谷藩のお取り潰しを回避したが
交代で湯長谷藩に戻ろうとするところに
老中松平信祝が再び立ちはだかり
藩の存亡を掛けた戦いに挑んでいくストーリーである。
参勤するより速く戻らなければならないという中で
湯長谷藩は果たしてお取り潰しを回避する事ができるのだろうか?
この映画は2014年6月に公開された超高速!参勤交代の続編で、
参勤して湯長谷藩のお取り潰しを回避したが
交代で湯長谷藩に戻ろうとするところに
老中松平信祝が再び立ちはだかり
藩の存亡を掛けた戦いに挑んでいくストーリーである。
参勤するより速く戻らなければならないという中で
湯長谷藩は果たしてお取り潰しを回避する事ができるのだろうか?
2年前もかなり無茶な参勤でしたけれど、
交代する今回もかなり無茶な事になっています。
もちろん当時の道中はかなり大変だったのは言うまでもありませんが、
今でいうと東日本横断駅伝並みの距離を走る訳ですから
体力が相当なければできるものではないという事と、
大名行列を作らなければならないという点で色々知恵を絞りながらやっていきます。
しかしその中で老中松平信祝が再び立ちはだかります。
果たして湯長谷藩の運命はいかに?
キャスト
内藤政醇(湯長谷藩主)演じる佐々木蔵之介
お咲(飯盛り女)演じる深田恭子
雲隠段蔵(抜け忍)演じる伊原剛志
荒木源八郎(湯長谷藩士)演じる寺脇康文
秋山平吾(湯長谷藩士)演じる上地雄輔
鈴木吉之丞(湯長谷藩士)演じる知念侑李
増田弘忠(湯長谷藩士)演じる柄本時生
今村清右衛門(湯長谷藩士)演じる六角精児
徳川吉宗(征夷大将軍)演じる市川猿之助
松平輝貞(老中首座)演じる石橋蓮司
松平信祝(老中)演じる陣内孝則
相馬兼嗣(湯長谷藩家老)演じる西村雅彦
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
見事江戸への参勤を成し遂げた湯長谷藩だったが、
そもそも参勤交代とは、〈参勤〉だけでなく、藩に帰る〈交代〉まで終えてこそ完結するもの。
湯長谷藩の参勤交代は、まだ終わっていなかった!
今度は故郷を目指し、ゆっくり江戸を出発した一行だったが、
その道中、湯長谷で一揆が起きたとの知らせが入る。
2日以内に一揆を収めなければ、藩のお取り潰しは免れない。
彼らは行きの倍の速さで帰るはめに。
そしてなんとか命からがら湯長谷にたどり着くが、すでに城は乗っ取られた後だった…。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとして参勤を果たした湯長谷藩だったが
行きだけで既に多くの出費を払ってしまっており、
交代は各宿場町で稼ぎながら戻っていた。
普通に参勤交代は藩の財政を圧迫するほどの行事だった訳で、
参勤交代した直後なんて本当に財政を立て直す時であり、
本来は即参勤交代する状況にない中で参勤した訳だからそれは大変な事である。
当然戻るための資金はなく、戻るために宿場町で稼がなければならなかった。
しかしそんな道中も老中松平信祝の陰謀により悠長な事をやっていられなくなり、
5日掛かる日程を2日で戻るという無茶な日程をいく事になる。
当然昼夜問わず走り続ける訳だけれど、
そこには必ず行列を通過しなければならない関所が立ちはだかる。
通過しなければならない関所はこれまた上手くやりくりして通過する訳だけれど、
これはこれで上手く騙したという感じです。
そしてその先には今度指名手配されてしまう事となり、
道なき道を通っていく事となる訳ですが、
当時の道なき道は色々な野生動物がいたであろうから本当に大変だったと思います。
何とか2日で戻ったものの、
湯長谷藩は既に老中松平信祝の手に落ちてしまっていたのですが、
戻る城も失った湯長谷藩の一行は果たして
ここからどうやって湯長谷藩を奪還する事になるのでしょうか?
結末は劇場で観てほしいけれど、
先に乗っ取られているという事でこうなると相当な窮地と言える訳ですけれど、
それでも湯長谷藩主内藤政醇は非常に民に慕われている藩主だった事で
治世により自らを救う事になります。
元々民と共に暮らす小さな藩にとって民の力なしではやっていけない訳ですが、
常に民の目線であったからこそこういう窮地でも
民と一丸となって戦う事ができたと思いますし、
何よりも少数精鋭で結束力が高いからこれまでの困難を乗り越えてきました。
やはり民を大切にする気持ちが己を救うというストーリーは痛快であり、
終わった時にはスッキリする事になるでしょう。
総評として参勤しても交代があるのが参勤交代の難しいところですが、
昔の貧乏藩はそれだけ存続させる事が
非常に厳しい制度の中で知恵を絞って生き抜いたのだと思います。
そして知恵を絞りながらも民の事を常に考えている藩主の藩は
やはり結束力が高いという事になる訳で
そういう意味でも弱小藩が幕府の老中相手に立ち回った
今回の騒動は痛快であり見事な終わり方だったと思います。

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交代する今回もかなり無茶な事になっています。
もちろん当時の道中はかなり大変だったのは言うまでもありませんが、
今でいうと東日本横断駅伝並みの距離を走る訳ですから
体力が相当なければできるものではないという事と、
大名行列を作らなければならないという点で色々知恵を絞りながらやっていきます。
しかしその中で老中松平信祝が再び立ちはだかります。
果たして湯長谷藩の運命はいかに?
キャスト
内藤政醇(湯長谷藩主)演じる佐々木蔵之介
お咲(飯盛り女)演じる深田恭子
雲隠段蔵(抜け忍)演じる伊原剛志
荒木源八郎(湯長谷藩士)演じる寺脇康文
秋山平吾(湯長谷藩士)演じる上地雄輔
鈴木吉之丞(湯長谷藩士)演じる知念侑李
増田弘忠(湯長谷藩士)演じる柄本時生
今村清右衛門(湯長谷藩士)演じる六角精児
徳川吉宗(征夷大将軍)演じる市川猿之助
松平輝貞(老中首座)演じる石橋蓮司
松平信祝(老中)演じる陣内孝則
相馬兼嗣(湯長谷藩家老)演じる西村雅彦
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
見事江戸への参勤を成し遂げた湯長谷藩だったが、
そもそも参勤交代とは、〈参勤〉だけでなく、藩に帰る〈交代〉まで終えてこそ完結するもの。
湯長谷藩の参勤交代は、まだ終わっていなかった!
今度は故郷を目指し、ゆっくり江戸を出発した一行だったが、
その道中、湯長谷で一揆が起きたとの知らせが入る。
2日以内に一揆を収めなければ、藩のお取り潰しは免れない。
彼らは行きの倍の速さで帰るはめに。
そしてなんとか命からがら湯長谷にたどり着くが、すでに城は乗っ取られた後だった…。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとして参勤を果たした湯長谷藩だったが
行きだけで既に多くの出費を払ってしまっており、
交代は各宿場町で稼ぎながら戻っていた。
普通に参勤交代は藩の財政を圧迫するほどの行事だった訳で、
参勤交代した直後なんて本当に財政を立て直す時であり、
本来は即参勤交代する状況にない中で参勤した訳だからそれは大変な事である。
当然戻るための資金はなく、戻るために宿場町で稼がなければならなかった。
しかしそんな道中も老中松平信祝の陰謀により悠長な事をやっていられなくなり、
5日掛かる日程を2日で戻るという無茶な日程をいく事になる。
当然昼夜問わず走り続ける訳だけれど、
そこには必ず行列を通過しなければならない関所が立ちはだかる。
通過しなければならない関所はこれまた上手くやりくりして通過する訳だけれど、
これはこれで上手く騙したという感じです。
そしてその先には今度指名手配されてしまう事となり、
道なき道を通っていく事となる訳ですが、
当時の道なき道は色々な野生動物がいたであろうから本当に大変だったと思います。
何とか2日で戻ったものの、
湯長谷藩は既に老中松平信祝の手に落ちてしまっていたのですが、
戻る城も失った湯長谷藩の一行は果たして
ここからどうやって湯長谷藩を奪還する事になるのでしょうか?
結末は劇場で観てほしいけれど、
先に乗っ取られているという事でこうなると相当な窮地と言える訳ですけれど、
それでも湯長谷藩主内藤政醇は非常に民に慕われている藩主だった事で
治世により自らを救う事になります。
元々民と共に暮らす小さな藩にとって民の力なしではやっていけない訳ですが、
常に民の目線であったからこそこういう窮地でも
民と一丸となって戦う事ができたと思いますし、
何よりも少数精鋭で結束力が高いからこれまでの困難を乗り越えてきました。
やはり民を大切にする気持ちが己を救うというストーリーは痛快であり、
終わった時にはスッキリする事になるでしょう。
総評として参勤しても交代があるのが参勤交代の難しいところですが、
昔の貧乏藩はそれだけ存続させる事が
非常に厳しい制度の中で知恵を絞って生き抜いたのだと思います。
そして知恵を絞りながらも民の事を常に考えている藩主の藩は
やはり結束力が高いという事になる訳で
そういう意味でも弱小藩が幕府の老中相手に立ち回った
今回の騒動は痛快であり見事な終わり方だったと思います。

