8月20日公開の映画「青空エール」を鑑賞した。

この映画は甲子園の応援に憧れて吹奏楽部に入部した

初心者の女子高生が思いを寄せる野球部の青年を応援し

気持ちの大切さを伝える応援ストーリーである。

誰かのためにエールを送るという意味をうまく表現しており、

改めて応援するという意味を知る事になるだろう。
今1番エールを送らなければならない人へ!

という事で人は誰かに励まされる事で前を向き頑張れるという事は非常に多い。

このストーリーもまさに音楽で励まし、最後まで信じる気持ち!

そして伝えたい心からの言葉が重要だと気付かされる。

誰かが苦しい時に自分は何が言えるのか?

そして何ができるのか?

実体験を踏まえてレビューしていきたい。

キャスト

小野つばさ演じる土屋太鳳

山田大介演じる竹内涼真

水島亜希演じる葉山奨之

城戸保志演じる堀井新太

春日瞳演じる小島藤子

脇田陽万里演じる松井愛莉

澤あかね演じる平祐奈

碓井航太演じる 山田裕貴

高橋マルコ演じる黒瀬サラ

森優花演じる志田未来

杉村容子演じる上野樹里

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

北海道・札幌。高校1年生の小野つばさは、

野球と吹奏楽の名門・白翔高校に入学した。

吹奏楽部のトロフィーを眺めていたつばさは、

隣の野球部のトロフィーを眺めていた野球部の山田大介と出会う。

つばさは大介に甲子園のスタンドで応援する吹奏楽部に

憧れて白翔高校に入ったことを明かすと、

「俺、絶対甲子園行くから、小野さんスタンドで応援してよ」と約束を交わす。

しかし初心者のつばさが簡単にやっていけるほど吹奏楽部は甘くなく、

何度も壁にぶつかってしまう。

そんな時に必ず励ましてくれるのがクラスメートでもある大介。

つばさの頑張る姿は大介にとっても大きな励みになっていたのだ。

互いに応援し合い、励まし合う二人。

今まで諦めていたことを一つ一つ行動に移し始めたつばさは、

大介に対して特別な思いを抱くようになる。

そして大介に告白するが、

大介もつばさのことを想っているが「今は野球に専念したい」と断る。

互いの気持ちを胸に秘めながら、大介は甲子園を、

つばさは甲子園で大介を応援することを目指して二人は邁進していく。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして小野つばさは吹奏楽部と野球部の名門である白翔高校に入学する。

そこで出会った同じクラスの山田大介に俺、絶対甲子園行くから、

小野さんスタンドで応援してよという言葉をキッカケに

大介を応援したという気持ちで吹奏楽部に入部したが

入部早々から初心者では簡単にはついていけないほど

吹奏楽部のレベルは高く当初は顧問から風船を膨らませるまで入部を認められなかった。

吹奏楽というのは音楽経験がある人ならわかると思うけれど、

毎日の練習をしなければすぐに遅れてしまうほど厳しい世界であり、

吹奏楽は他の部活より休みは全くないとも言われている。

部員のほとんどは全国を目指すために入部してきた部員であり、

つばさのような初心者は邪魔者扱いに感じていた。

元々内気な性格のつばさにとって普通なら続かない部活であるけれど、

それでも続ける事を止めなかったのは

大介を甲子園で応援するという強い気持ちがあったからに他ならない。

ここで登場するつばさは初心者でも大介を応援したい一心で

嫌いにもならずに続けたけれど、

メインメンバーに入れる実力には3年まで遠かった。

それでもやり続けたのはつばさ自身に目標があったからに他ならない。

初心者故に人より多くの時間練習に励んで、

時には顧問に自ら指導を受けたいと申し出て練習し続ける姿に

顧問もつばさの気持ちに応え始める。

メインメンバー外でも可能性ある限り練習し続ける姿を快く思わない人もいたが、

それを当初は厳しく当たっていた部長も諦めず

練習し続けるつばさの姿に心を動かされる。

しかしそんな矢先に大介が怪我をしてしまい

大会に間に合わないかもしれないという試練が訪れる。

そんな苦しい大介の姿につばさはある行動に出る。

果たしてつばさの行動は大介をそしてみんなをどう勇気づける事になるのだろうか?

結末は劇場で観てほしいけれど、

劇中で試合のミスで落ち込んだ大介をトランペットで励ますシーンがあるけれど、

あれはもう少し時間をおいて挨拶に来た時に吹けば

タイミングとしては良かったんだけれど、

気持ちはわからないではない。

私はサッカーのサポーターでもあるけれど、

本当に勝たなければならない試合で惨敗した時に

1周する選手たちはサポーターから罵声を浴び続けた。

私の場所は何時も最後に来るんだけれど、

周りがお通夜状況で絶望に突き落とされた中で

私自身こういう時だからこそ諦めるな!まだ何も決まってないぞ!

絶望してはダメだ!最後まで諦めず共に闘う!と言い続けた事があった。

その言葉に周りも次第に励ます言葉が増えて

それがチームの選手たちそしてスタッフにも通じたのだと思う。

試合後のコメントに最後まで諦めないという気持ちが綴られていた。

その最後の試合で奇跡を目撃する事になったけれど、

諦める事ほど簡単な事ってないんですよ。

諦めない事の方が難しいんです。

可能性ある限りは諦めたようなコメントはしてはならないと感じたものです。

この劇中で登場する竹内涼真さんは

かつて東京ヴェルディユースでDFとしてプレーした選手でした。

同期にはリオ五輪の10番を背負った中島翔哉選手、

アルビレックス新潟のMF端山豪選手と共にプレーしていた選手でした。

彼も怪我によってプロを断念し役者の道に進んだのですが、

サッカーと野球は違いますが怪我をして苦しんだ経験が

この作品では活かされたと思いますし、

そういう経験をしたからこそわかる気持ちが演じられたと思います。

この作品はエールという事で竹内涼真さんと共にプレーした

中島翔哉選手が代表で端山豪選手がチームで共にプレーした選手が

今生きる為に病気と闘っている選手がいる事を紹介したいと思います。

Jリーグサポーターの間では既に周知の事ではありますが、

今年サッカーJ1アルビレックス新潟に入団しプレーする

早川史哉選手が6月13日に急性白血病と診断され

闘病生活をしている事が発表されました。








プロ入り早々開幕からスタメンを獲得し、

中島翔哉選手と共にプレーしたU-17W杯では5試合で3得点を記録する活躍で

日本をベスト8に導いた選手です。

新潟でも将来のキャプテン候補として嘱望されていた矢先に襲った病魔でした。

多くの人はこのニュースを知り当日はショックを受けて

何ができるのかそれぞれが自問自答していました。

このニュースを知り新潟ではなく、

中島翔哉選手端山豪選手の古巣である東京ヴェルディや

多くのJリーグクラブのサポーターが早川史哉選手を支援したいと輪が広がり

多くの励ましのメッセージが寄せられました。

私もチームのサポーターとして支援金、募金、チャリティ、

そしてツイートなどで励まし支援しております。




ついこの間まで元気にプレーしていた選手が命の危険すらある状況に

選手生命も絶たれるかもしれない中で早川史哉選手は復帰するために

闘病生活を闘うと意思表示して復帰を目指しております。

これも多くの人たちがエールを送ったからこそ前向きに

病気と向き合う事ができると思いますし、

何より再び戻りたいという気持ちが強いからだと思います。

これまでの活動などについては特設サイトがございますのでリンクを貼っておきます。

早川史哉選手、私たちはずっとそばにいます。アルビレックス新潟 公式サイト|ALBIREX NIIGATA OFFICIAL WEBSITE

私もその中でツイートした事が掲載されているので

微力かもしれませんがそれでもこのエールで

力になるならその1つになれればと思います。

総評として音楽は誰かに伝わらないと誰にも伝わらないという言葉が

顧問から部員に向けられた言葉の1つです。

誰かに本当に伝えたい気持ちがあるなら

その言葉が本当に伝わる言葉なのかを

今一度考える機会を与えてくれた作品だと思います。

奇跡はないけれど、可能性はある以上は諦めてはならない。

諦めない気持ちを誰かに伝える時

何が1番伝わるのかを教えてくれた作品でした。

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キセキ~未来へ~(通常盤)
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2016-08-17

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