7月29日公開の映画「シン・ゴジラ」を鑑賞した。
この映画はゴジラシリーズ12年ぶりの新作映画で
突如東京湾アクアラインに現れたゴジラに対して
未知の巨大生命体と日本政府の攻防が描かれるストーリーである。
正体不明の巨大生命体を前に人はどう戦っていくのか?
そしてこういう時日本をどう守る事ができるのか?
考えさせられる事になるだろう。
この映画はゴジラシリーズ12年ぶりの新作映画で
突如東京湾アクアラインに現れたゴジラに対して
未知の巨大生命体と日本政府の攻防が描かれるストーリーである。
正体不明の巨大生命体を前に人はどう戦っていくのか?
そしてこういう時日本をどう守る事ができるのか?
考えさせられる事になるだろう。
私自身ゴジラシリーズはこれまで劇場で観たことが
2年前にアメリカ版ゴジラを鑑賞した位で邦画の方は
これまで映画を本格に観始めてから劇場では縁がなかった。
以前はあまりにも定番過ぎて観ていなかっただけなんだけれど、
12年ぶりに制作された日本版ゴジラを改めて現代に合わせて
観ると人類はどう対処できるのだろうか?と考えさせられてしまうところだ。
特に日本防衛という観点で観てしまうと
いかにして守るのが難しいのかを考えさせられるし、
決断1つ難しい事も痛感させられる。
果たして日本はゴジラを倒す事ができるのだろうか?
キャスト
矢口蘭堂演じる長谷川博己
赤坂秀樹演じる竹野内豊
カヨコ・アン・パタースン演じる石原さとみ
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
東京湾・羽田沖。
突如、東京湾アクアトンネルが巨大な轟音とともに大量の浸水に巻き込まれ、
崩落する原因不明の事故が発生した。
首相官邸では総理大臣以下、閣僚が参集されて緊急会議が開かれ、
「崩落の原因は地震や海底火山」という意見が大勢を占める中、
内閣官房副長官・矢口蘭堂だけが、海中に棲む巨大生物による可能性を指摘。
内閣総理大臣補佐官の赤坂秀樹をはじめ、
周囲は矢口の意見を一笑に付すものの、直後、海上に巨大不明生物の姿が露わになった。
慌てふためく政府関係者が情報収集に追われる中、
謎の巨大不明生物は鎌倉に上陸。
普段と何も変わらない生活を送っていた人々の前に突然現れ、
次々と街を破壊し、止まること無く進んでいく。
政府は緊急対策本部を設置し、自衛隊に防衛出動命令を発動。
さらに米国国務省からは、女性エージェントのカヨコ・アン・パタースンが派遣されるなど、
未曽有の脅威に対し、日本のみならず世界もその行方を注視し始める。
そして、川崎市街にて、“ゴジラ”と名付けられたその巨大不明生物と、
自衛隊との一大決戦の火蓋がついに切られた。
果たして、人智を遥かに凌駕する完全生物・ゴジラに対し、人間に為す術はあるのか?
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとして突然正体不明の巨大生物が
東京湾アクアラインに現れたところから事は始まる。
どうしてここに現れたという事はここでは考えなくてよいと思うんだけれど、
問題はここでどう対処するか?
という点で過去経験がないが故に初動で完全に後手を踏むというシーンが描かれる。
元々ゴジラは放射能から生物が突然変異をして生まれた設定なんだけれど、
ここでも同じ設定となっている。
ゴジラは放射線により突然変異した生物だという事だ。
当然日本政府はそんな巨大生物に対抗した経験は当然ない訳でどうすべきか?
まず相手がわからない以上動けないというのが現状だった。
この流れはどちらかというと東日本大震災の福島第一原発事故が
ほぼモデルであるけれど、全く状況が把握できない中でどう対処していくのか?
という部分でとにかく楽観できない状況なのに
自由に動けないというこれも平和国家故の難しさが描かれる。
日本の現行の法律では最終的には内閣総理大臣が
命令を発動しない限り撃つ事もできないようになっている。
さらには国民の命優先という事で完全に避難が完了しない限り
攻撃できないという状況にどうする事もできないまま
ただただ進行を許してしまうというシーンだ。
これがミサイルなら例え人がいようが撃ち落とさなければ
更なる被害拡大する訳で避難するまで撃つな!
というのは味方に何もせず死ね!
と言っている同然だという事だ。
あれだけの巨大生物なので襲ってきたら人間はひとたまりもない。
この状況で躊躇したら被害は拡大するだけだという事だ。
故に総理大臣はこういう時は全てを現場に任す
という命令を出す度胸がなければならないという事であり、
間違っても現場に行くような馬鹿な事はしてはならないという事でもある。
日本はとにかく何かするのに色々手続きが必要であり、
それが故に迅速な対応が難しい事はこれまでにも色々な大震災で経験しているけれど、
それだけ戦争ができない様にしている何重にもわたる
憲法及び法制度がなされているという事でもある。
そしてゴジラの進化を許してしまった日本政府は更なる被害を出してしまう事態になっていく。
ここで考えたいのは初期段階で成長する前のゴジラを攻撃できたら
果たしてゴジラを倒す事ができたのか?という点だ。
あれだけの巨大生物なので周りの被害を考慮していたら
攻撃はできないので度外視して攻撃したとしたら
現状2度目に現れた時には通常弾は全くと言ってよいほど無力だったが、
強力なミサイルは貫通していたので皮膚が鋼のようになっていなかったら
倒すことはできたかもしれない。
ここではどうやって倒したというネタバレはしないんだけれど、
何事も初動が大きく左右する事だけは間違いなく被害を拡大させないためには
初動で確りした対応と躊躇をしない事が必要だという事だ。
成長したゴジラはあれだけの強力な放射能光線を放たれたら
防ぐことは不可能だという事であり、
その意味ではゴジラという兵器は人類が作り出してしまった最強兵器だという事だ。
総評としてこういう未曽有の危機に対して初動の決断力1つで大きく変わるという事だ。
大を取るか?小を取るか?みたいな論理はこの場合は言っていたら何もできない。
全ての責任を責任者が負う事持ってやらなければそれこそ全てを失う!
それがゴジラのメッセージなのだと思う。
最後に進化したゴジラのCGについてはさらに強くなったゴジラを観れたのは
やはりこういうゴジラを観なければゴジラじゃないと思わせてくれるゴジラ像だった。
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2年前にアメリカ版ゴジラを鑑賞した位で邦画の方は
これまで映画を本格に観始めてから劇場では縁がなかった。
以前はあまりにも定番過ぎて観ていなかっただけなんだけれど、
12年ぶりに制作された日本版ゴジラを改めて現代に合わせて
観ると人類はどう対処できるのだろうか?と考えさせられてしまうところだ。
特に日本防衛という観点で観てしまうと
いかにして守るのが難しいのかを考えさせられるし、
決断1つ難しい事も痛感させられる。
果たして日本はゴジラを倒す事ができるのだろうか?
キャスト
矢口蘭堂演じる長谷川博己
赤坂秀樹演じる竹野内豊
カヨコ・アン・パタースン演じる石原さとみ
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
東京湾・羽田沖。
突如、東京湾アクアトンネルが巨大な轟音とともに大量の浸水に巻き込まれ、
崩落する原因不明の事故が発生した。
首相官邸では総理大臣以下、閣僚が参集されて緊急会議が開かれ、
「崩落の原因は地震や海底火山」という意見が大勢を占める中、
内閣官房副長官・矢口蘭堂だけが、海中に棲む巨大生物による可能性を指摘。
内閣総理大臣補佐官の赤坂秀樹をはじめ、
周囲は矢口の意見を一笑に付すものの、直後、海上に巨大不明生物の姿が露わになった。
慌てふためく政府関係者が情報収集に追われる中、
謎の巨大不明生物は鎌倉に上陸。
普段と何も変わらない生活を送っていた人々の前に突然現れ、
次々と街を破壊し、止まること無く進んでいく。
政府は緊急対策本部を設置し、自衛隊に防衛出動命令を発動。
さらに米国国務省からは、女性エージェントのカヨコ・アン・パタースンが派遣されるなど、
未曽有の脅威に対し、日本のみならず世界もその行方を注視し始める。
そして、川崎市街にて、“ゴジラ”と名付けられたその巨大不明生物と、
自衛隊との一大決戦の火蓋がついに切られた。
果たして、人智を遥かに凌駕する完全生物・ゴジラに対し、人間に為す術はあるのか?
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとして突然正体不明の巨大生物が
東京湾アクアラインに現れたところから事は始まる。
どうしてここに現れたという事はここでは考えなくてよいと思うんだけれど、
問題はここでどう対処するか?
という点で過去経験がないが故に初動で完全に後手を踏むというシーンが描かれる。
元々ゴジラは放射能から生物が突然変異をして生まれた設定なんだけれど、
ここでも同じ設定となっている。
ゴジラは放射線により突然変異した生物だという事だ。
当然日本政府はそんな巨大生物に対抗した経験は当然ない訳でどうすべきか?
まず相手がわからない以上動けないというのが現状だった。
この流れはどちらかというと東日本大震災の福島第一原発事故が
ほぼモデルであるけれど、全く状況が把握できない中でどう対処していくのか?
という部分でとにかく楽観できない状況なのに
自由に動けないというこれも平和国家故の難しさが描かれる。
日本の現行の法律では最終的には内閣総理大臣が
命令を発動しない限り撃つ事もできないようになっている。
さらには国民の命優先という事で完全に避難が完了しない限り
攻撃できないという状況にどうする事もできないまま
ただただ進行を許してしまうというシーンだ。
これがミサイルなら例え人がいようが撃ち落とさなければ
更なる被害拡大する訳で避難するまで撃つな!
というのは味方に何もせず死ね!
と言っている同然だという事だ。
あれだけの巨大生物なので襲ってきたら人間はひとたまりもない。
この状況で躊躇したら被害は拡大するだけだという事だ。
故に総理大臣はこういう時は全てを現場に任す
という命令を出す度胸がなければならないという事であり、
間違っても現場に行くような馬鹿な事はしてはならないという事でもある。
日本はとにかく何かするのに色々手続きが必要であり、
それが故に迅速な対応が難しい事はこれまでにも色々な大震災で経験しているけれど、
それだけ戦争ができない様にしている何重にもわたる
憲法及び法制度がなされているという事でもある。
そしてゴジラの進化を許してしまった日本政府は更なる被害を出してしまう事態になっていく。
ここで考えたいのは初期段階で成長する前のゴジラを攻撃できたら
果たしてゴジラを倒す事ができたのか?という点だ。
あれだけの巨大生物なので周りの被害を考慮していたら
攻撃はできないので度外視して攻撃したとしたら
現状2度目に現れた時には通常弾は全くと言ってよいほど無力だったが、
強力なミサイルは貫通していたので皮膚が鋼のようになっていなかったら
倒すことはできたかもしれない。
ここではどうやって倒したというネタバレはしないんだけれど、
何事も初動が大きく左右する事だけは間違いなく被害を拡大させないためには
初動で確りした対応と躊躇をしない事が必要だという事だ。
成長したゴジラはあれだけの強力な放射能光線を放たれたら
防ぐことは不可能だという事であり、
その意味ではゴジラという兵器は人類が作り出してしまった最強兵器だという事だ。
総評としてこういう未曽有の危機に対して初動の決断力1つで大きく変わるという事だ。
大を取るか?小を取るか?みたいな論理はこの場合は言っていたら何もできない。
全ての責任を責任者が負う事持ってやらなければそれこそ全てを失う!
それがゴジラのメッセージなのだと思う。
最後に進化したゴジラのCGについてはさらに強くなったゴジラを観れたのは
やはりこういうゴジラを観なければゴジラじゃないと思わせてくれるゴジラ像だった。
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