9月19日公開の映画「ヒロイン失格」を鑑賞した。

この映画は幸田もも子原作のヒロイン失格を実写化した作品で

幼馴染の同級生を好きな女が幼馴染の男が冴えない女を選んだ事で酷く落ち込み、

一度は別の男と付き合うもやはり自らの気持ちと向き合って

幼馴染に気持ちを伝えようとするストーリーである。

容姿完璧と思っても時として選ばれないことは珍しくないけれど、

身近にいるからこそ本当の気持ちを伝えるまで

紆余曲折が必要だという事を教えてくれるストーリーだ。
人は容姿だけでは選ばない。そんな典型でもあるんだけれど、

それは世界でトップ10に入る桐谷のような美人が選ばれず

他の冴えない女が選ばれるとなればそれは大きなショックだろうね。

ただ人はいくら美人でも性格で選ばれないケースもあるだけに

美人だから選ばれるという訳じゃない。

そんな中で幼馴染という存在は普段から知り尽くしている相手であり、

知り尽くした相手だからこそ伝えにくいことがある。

故に悩みそして考えてしまう。

果たして幼馴染に自らの気持ちを伝えることができるのだろうか?

キャスト

松崎はとり演じる桐谷美玲

寺坂利太演じる山崎賢人

弘光廣祐演じる坂口健太郎

中島杏子演じる福田彩乃

安達未帆演じる我妻三輪子

恵美演じる高橋メアリージュン

利太の母演じる濱田マリ

学食のオヤジ演じる竹内力

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

松崎はとりは、幼なじみの寺坂利太のことが大好き。

小学校の頃から10年間、自分がヒロインだと思い込み、彼にまとわりついている。

しかし、利太は六角精児似の真面目女子、安達未帆と付き合い始めてしまう。

邪道ヒロインでもいい、なんとか利太を取り返そうと画策をしているはとりに、

学校一のモテ男、弘光廣祐がちょっかいを出してくる。

はとりは彼にファーストキスを奪われ、

しかも利太と足立のカップルとダブルデートすることに…。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして松崎はとりは寺坂利太の事が大好きで

幼馴染という事で特別好きだと告白してきた訳じゃなくこのまま好きだと思い込んでいた。

しかしある日六角精児似の真面目女子、

安達未帆と付き合う事を告げられて大ショックを受けるというところから始まる。

長きに渡って気持ちを伝えなくても伝わっていると思っていると

実は本当に伝えるべきだったというケースはけして珍しい事ではない。

そんなはとりは利太を取り戻そうとあの手この手を使って

未帆に嫌がらせをするも逆に利太への心象を悪くしてしまう。

まあはとりがいかに面白い人なのかというのが描かれているんですけれど、

本当は物凄く一途な人であるんですけれど故に嫉妬する部分も強くなっている。

故に自分は利太に相応しいと思っているのだが、人は容姿が奇麗だから、

美人だから相手に好かれるとは限らない訳で、

人それぞれの好み次第では好きになるとは限らない。

しかも美人すぎると逆に敬遠してしまうケースもある訳でつり合わない事だってある。

周りが見るよりも本人たちの感覚次第だという事だ。

そんなはとりの前に学校一のモテ男である弘光廣祐が

この事でちょっかいを出してきてはとりからファーストキスを奪ってはとりは動揺する。

はとりはこれまで1度もキスをしたことがなかったからであり、

更には最初のキスを利太という夢はこの時点で脆くも崩れ去った。

まあさすがにこの時点ではとりのショックは非常に大きいものになっているんですけれどね。

そんなはとりだったが利太が未帆に獲られてしまった中で

突然未帆が海外留学で夏休み留守にする事になり、

その間利太に会ってほしいという予想外の事を言われてしまう。

未帆自身が利太とつり合わないと感じていたのだろうとは思うけれど、

そういう事を言うのは利太がはとりに気持ちがある事を感じていたからこその行動ではある。

とはいえ未帆も利太と付き合えることになった訳だから

わざわざチャンスを逃すような行動はしなくてもよいとは思うけれど、

やはりこれは周りの目というのがそうさせるのだろうね。

しかしはとりもまたこのチャンスだからと行動を起こせない。

あまり人のものを奪おうという気持ちになれない性格だからでもあったけれど、

ある意味優柔不断であり、その優しさがある意味あだとなっている。

そんな中ではとりは利太と廣祐でダブルデートをする事になるのだが、

ここでも廣祐ははとりが利太に気持ちがある事をわかっていながら

付き合うと利太に宣言している。

廣祐の場合経験豊富な割に長続きしない性格なので

このままはとりと長続きするのか?と問われると難しいだろうと思う。

それだけはとりが一途な性格だから嫉妬もそれだけ激しい。

そんなすれ違いが続く2人だったが、

2人の距離は修学旅行で急展開を見せるのだった。

果たしてはとりと利太はお互い気持ちを伝えることができるのだろうか?

結末は劇場で観てほしいけれど、

個人的には優柔不断な2人の行方は非常に面白くて揺れる心がとてもわかっただけに

もっとストレートに言えば良いと思う人がいるかもしれないけれど、

これも世代間の差というものであり、今の世代はリスクを冒した行動が少ない。

逆に失敗した時の事を考えてしまって言わずに終わってしまう事あるものだ。

幼馴染なら逆に言えるチャンスが多いんだけれど、

逆に近過ぎて言えるチャンスを失ってしまうという事も少なくない。

お互い両想いなのにね・・・

でもそれだからこそ外から見ているとその気持ちに揺れる姿を後押ししたくもなってくる。

だからこそ未帆も廣祐も気持ちが自分たちにないと知ると

これ以上のリスクを負いたくないという気持ちになって

自ら身を引く結論を出してしまったんだけれど、

本当に好きだと好きな人の気持ち尊重してあげたいと思うと尚更なんだよね。

好きな人が望む事を後押ししてあげたい。

自分は泣く事になっても・・・

必要以上にリスクを負いたくないという時代だからこそ優柔不断になりやすく、

これ以上傷つかないために自ら身を引くというのが

今の恋愛事情なのだろうと感じたのだった。

総評としてタイトルのヒロイン失格というのはどう捉えるべきなのか?

何だけれど正直なところ何をもって失格にするのか?

という部分をどう捉えるかなんですよね。

単純に言えば美人が美人じゃない人を選ばれた事でヒロイン落選・・・

と言ってしまえばそれまでだけれど演劇という点で考えれば

必ずしも主演は美人である必要はない。

じゃあ何が失格なのか?

と考えると本当の気持ちを勇気を持って言えなかった事が失格なのだと思う。

このストーリーだとそれ以外は正直ヒロイン合格だからね!

でもヒロインは正直なところ非の打ちどころが無いよりも

失格と言われる位がヒロインらしくて良いと思うんですけれどね。

という事で私の結論は松崎はとりは寺坂利太のヒロイン合格!!!

という結論で総括させていただきます。

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