8月29日公開の映画「S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」を鑑賞した。

この映画は2014年1月に放送された連続ドラマ「S-最後の警官」の続編で

再びテロリストの主犯がが動き出した日本でバスジャック、

輸送船強奪で日本が核燃料により崩壊するピンチに

NPS、SAT、SITがテロリストの野望を阻止に挑むストーリーである。

連続ドラマから1年半の間に日本は自国を守るためにはどうすべきなのかを問われているが、

国を守るというのは非常に難しいという事を痛感する事になるだろう。
テロリスト正木圭吾が起こしたテロ事件から1年以上が経過した日本で再びテロの恐怖が襲う。

正直なところテロリストに交渉手段があるのか?というのはどうなのかと思うが、

テロリストの脅威から守るためには色々な特殊装備なくしては

守れないというのはこの事件から良く解るはずだ。

特に輸送船の場合は海賊に襲われる可能性があるだけに

海外で襲われた場合は非常に対処が難しいのは事実であり、

今の現行法では国外で日本法人の民間企業の商船が

襲われた場合の対抗手段がないのが現行法だ。

安保法案で揺れている中でこの作品が公開されるので

国を守るためにはどうしたら良いのか?そしてどうやったら守れるのか?

を考える機会になるとは思います。

理想と現実の中で果たしてテロリストの脅威から守る事ができるのか?

ストーリー

「第3のS」として新設された警察庁特殊急襲捜査班「NPS」(National Police Safetyrescue)。

既にあるSATの機動力とSITの捜査権を併せ持ち、

犯人の生死を問わない制圧ではなく、

生かしたまま捕える確保を目的とした彼らは、

発足以降数々のテロ事件や捜査で実績を積み上げ、

日本の治安を守る新たな砦として注目を集めていた。

普段と変わらない生活を送る人々。

揺らぐことのない平穏。

その日常を切り裂くかのように、突如、バスジャック事件が発生。

出動要請を受けて現場に急行する神御蔵一號をはじめとしたNPS。

だが、犯人からの要求は未だになく、メンバーは現場の状況に違和感をおぼえる。

そんな中、太平洋沖で巨大な輸送船も何者かによって乗っ取られる緊急事態が。

積載した貨物は日本全土を燃やし尽くすほどの核燃料。

未曽有の事件に備え、緊急招集された首相はじめ

閣僚が集まる官邸へ犯人と名乗る男から電話が入る。

「裸で私はこの世に来た。裸で私はこの世から出ていかなければならない」

スピーカーから響き渡るのは、あの因縁の男の声だった……。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして正木が起こしたテロ事件から1年が経過した。

その間にNPSは訓練の日々を送るが、そんな最中で再び正木が動き出した。

まずバスジャックに始まり、そして核燃料を積んだ輸送船を強奪した。

バスジャックはその中に輸送船を守るSSTの隊長の息子がいた。

人命を守るためには苦渋の決断を総理大臣は下すしかなかった。

9.11でもそうでしたけれど人命を守ろうとするばかりに

甚大な被害を出したテロ事件を思い出すと守るというのがいかに難しいのかを知ります。

仮に犯人を狙ったとしても不運に民間人に銃が当たってしまう場合だってあります。

戦争とは民間人も巻き沿いになるものなので

人命を守りながら国を守るのが難しいのかを痛感してきます。

そして何よりテロリストに対抗するにはやはり銃には銃で対抗するしかないという事です。

相手が撃ってこなければ相手は撃ち放題です。

しかし相手が撃ってくるとなれば当然慎重になります。

今の世界も同じで強力な相手と知っていたら簡単には手を出しません。

かつて中国が欧米に侵略された時代に日本は鎖国から開国に舵を切りましたが、

そうしなければ間違いなく日本も中国同様欧米の植民地にされていた事は間違いありません。

ただ幸いなことに日本は欧米と上手く交渉できた事で

中国のような植民地状態にされずに済みました。

相手が強いとわかり、さらに打ち返せると解れば手を出せません。

ただ今の時代は戦争よりもテロリストを相手にする時代になった事で

20世紀とは異なる時代となり、よりテロリストから国を守るためにはどうすべきなのか?

というのが問われています。

現実問題国防という点で見れば隣国が簡単に侵略するという時代ではありません。

むしろ今の時代は海外で邦人が経済活動や支援活動をする時代なので

そういう人たちを海外で守るためには現在の憲法や法案では

守れないという現実も直視しなければならない。

輸送船奪還のために神御蔵、蘇我らは輸送船に突入する訳ですけれど、

総理大臣が自ら人質になるというのは現実的にはないでしょうね。

その中で核燃料の爆発を阻止するために神御蔵、蘇我らは立ち向かっていく。

果たして神御蔵、蘇我は正木の野望を止める事ができるのか?

結末は劇場で観てほしいけれど、

この事件は内通者がいた事とテロリストはほぼ身内だったというのが実情ですが、

実際に国内でテロが起きた場合はこんな事ではまず済まないでしょうね。

テロリストを制圧する事も実際には困難なミッションになるのは間違いないので

いかにして国を守るべきなのか?どうしたら守れるのか?

を考える機会にはなる作品だと思います。

総評として結局事件は玉虫色のまま終わってしまった訳だけれど、

神御蔵の犯人確保という信念は現実問題としてケースバイケースになると思う。

やはり確保が難しければSATが射殺するしかないのが現実でしょうね。

人を守り国を守る事がどれだけ大変なのか今一度考えなければならないところだ。

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