5月23日公開の映画「イニシエーション・ラブ」を鑑賞した。

この映画は合コンで知り合った女性と付き合う事になった鈴木という男が

社会人となって直後転勤になり遠距離恋愛をする事になるが、

遠距離恋愛故のまさかの展開が待っているストーリーである。

この時代だからこそ成立したストーリーでもあるけれど、

当時を知らない人にとっては当時の時代背景を理解した上で観ると

この時代の男女関係が見えてくるだろう。
時代は1985年〜1987年というこの頃生まれた人は28〜30歳という年齢だ。

この時代はバブル時代と呼ばれとにかく給料がものすごく良かった時代と言われている。

それ以降に就職した人には信じられない時代でもある訳だけれど、

私自身その時代をもちろん生きていた訳だけれど、全くそんな実感は感じなかったね。

最もこの時代小学生時代だから無理もないところだが、

この時代だからこそ成立したのがこのストーリーである。

ストーリーの関係上ネタはギリギリ控えるけれど、

果たして当時の恋愛事情はどんなものだったのだろうか?

キャスト

鈴木演じる松田翔太

成岡繭子演じる前田敦子

石丸美弥子演じる木村文乃

海藤演じる三浦貴大

梵ちゃん演じる前野朋哉

優子演じる吉谷彩子

ナツコ演じる松浦雅

和美演じる八重垣琴美

ジュンコ演じる大西礼芳

まどか演じる佐藤玲

桑島課長演じる山西惇

静岡支店部長演じる木梨憲武

石丸詩穂演じる手塚理美

石丸広輝演じる片岡鶴太郎

天童演じる池上幸平

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

1980年代後半、バブル最盛期の静岡。

就職活動中の大学生・鈴木は、友人に誘われ気乗りしないまま、合コンに参加。

しかし、その席で、歯科助手のマユと運命的な出会いを果たす。

奥手で恋愛経験がなかった鈴木だが、マユと出会って変わっていく。

流行りのヘアスタイル、オシャレな洋服、

マユに釣り合う男性になろうと自分を磨く鈴木だったが……。

そして、二人だけの甘い時間も束の間、就職した鈴木は東京本社へ転勤となり、

静岡にマユを置いて状況することに。

それでも距離は二人の愛にとって障害にならないと、

週末ごとに東京と静岡を行き来する鈴木。

しかし、東京本社の同僚・美弥子との出会いを経て、心が揺れ始める……。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして1985年~1987年は丁度バブル最盛期の時代であり、

大学生も華やかな生活を送っていた人も少なくなかった。

そんな中で就職活動中の大学生鈴木は友人に誘われて合コンに参加する。

鈴木は太った体でとても持てるような容姿じゃなかったが、

そこで出会った歯科助手の女性マユと運命的な出会いをする。

最初に話しかけてきたのはマユだったが、その前に鈴木は一目惚れしていた。

そんな中で出逢った2人はデートをして、さらに海へと遊びに行く。

そして次第に2人の距離が縮まりクリスマスを過ごそうとしていた。

そんな鈴木は今の体型が気になりそれを察したマユが痩せる為に

スニーカーをプレゼントするのだった。

そんな努力もあって鈴木は太っていた頃と違って痩せた体になったのだった。

そんな2人の前に鈴木に東京転勤の話が舞い込む。

鈴木は大手の会社に入社した事もあり、転勤は仕方ない事ではあった。

ここから東京と静岡の遠距離恋愛がスタートするが、

当時は電話を掛けるにもお金が非常に高かった。

今でこそ携帯、スマホで何処に居ても日本国内なら同じ料金だけれど、

当時は遠距離電話は本当に高かった。

そんな時代だからこそこの遠距離恋愛のスリリングや

切なさがある訳でもあるんだけれど、

遠距離故にどうしても予算的に無理が生じてしまった事もわすれてはならない。

当然だがいくらこの時代給料が良かったとはいえ初任給何てわかり切った額だ。

故に長続きしない事も言うまでもなかった。

鈴木とマユは次第に遠距離故に心が離れて行く事になる。

そんな鈴木には同僚の女性美弥子との出会いが

更にこの遠距離恋愛を遠いものにした。

無理もないが相性の良さそうな女性が近くにいると

いくら恋人がいたとしても独身なら心が揺れるものだ。

鈴木は美弥子の魅力に惹かれ、仕事でもお互い言い合える存在になっていた。

そんな中鈴木とマユとの間に決定的な出来事が起きた。

それは鈴木とマユとの間に子供ができたのだが、

普通に考えれば鈴木がマユと結婚すれば何の問題もないが、

どういう訳かマユは拒む。

そして出した結論は中絶だった。

そしてさらに時間が経た事で鈴木はマユと別れたのだった。

しかし鈴木にはマユの事で1つやらなければならない事があった。

ホテルのキャンセルだったが、

キャンセルした後日鈴木は間違ってマユの家に電話してしまう。

そしてそれがキッカケで再びマユに会おうとするのだが、

果たして鈴木はマユと会えるのか?

結末は劇場で観てほしいけれど、

確かに最後の5分で全てが解き明かされるんだけれど、

どうしてこんな事が可能だったのか?

という事を理解すればほぼ納得できる内容である。

ただ今の30歳以下の方は多くの人は携帯、スマホの学生時代を送っている訳で

理解できない人もいるだろう。

今から20年前まではそれが成立した時代だったからね。

このストーリーは携帯、スマホがある時代にはほぼ成立しない。

何故なら今の携帯、スマホにはカメラが付いているために

テレビ電話も可能な訳で何処に居ても話せる。

しかもストーリーのように掛け間違ったとしても履歴が残るので

相手が出ない可能性が非常に高いし、概ね番号や名前を見ればわかってしまう。

それを考慮すればこの時代だからこそ成立した話なのである。

今の時代心当たりのない番号に出ない人も多いからね。

そして何よりマユは強かだったという事だ。

顔に似合わずね。

総評としてこの時代だからこそなるほどと思えるストーリーだし、

この時代を知らない人にとっては驚きに感じるだろう。

それだけこの時代人と会う事が難しい時代だったという事だ。

今は会わなくても繋がれる時代ゆえに色々な人と繋がれる利点もあるけれど、

会えない人に会おうとする事がいかに大変なのか?

そしていかに難しいのか知るには良い作品だったと思います。

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