5月1日公開の映画「映画 ビリギャル」 を鑑賞した。
この映画は「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」
の実話を映画化した作品で高校2年時に偏差値30で学年ビリだったギャルが
わずか1年で偏差値を40以上上げて慶應大学に合格するストーリーである。
実際にあった話しなのでどうしてそれが可能だったのかを
確り認識しながら物事には現実無くして夢はない事語っていきたい。
この映画は「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」
の実話を映画化した作品で高校2年時に偏差値30で学年ビリだったギャルが
わずか1年で偏差値を40以上上げて慶應大学に合格するストーリーである。
実際にあった話しなのでどうしてそれが可能だったのかを
確り認識しながら物事には現実無くして夢はない事語っていきたい。
既に大半のレビューについては書籍レビューで行っているので
このレビューではどうしてこれが可能だったのか?
そしてこのストーリーが私たちにも可能なのか?という事だ。
私自身はさやかちゃんと同じような事が当時の年齢でやったとしても
実現できなかったと思うので、
どうしたらそれがどうしたらそれだけの能力を引き出しやる気にさせて伸びたのか?
レビューしていきたい。
キャスト
工藤さやか演じる有村架純
坪田義孝演じる伊藤淳史
森玲司演じる野村周平
本田美果演じる松井愛莉
香川真紀演じる蔵下穂波
岡崎結衣演じる阿部菜渚美
西村隆演じる安田顕
工藤龍太演じる大内田悠平
工藤まゆみ演じる奥田こころ
工藤あかり演じる吉田羊
工藤徹演じる田中哲司
峰岸誠演じるあがた森魚
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
名古屋の女子高に通うさやかは、勉強は一切せず毎日朝まで友達と遊びほうける日々。
このままでは大学への内部進学すら危ういと心配した母・ああちゃんは、
さやかに塾へ通うことを提案する。
そこで入塾面接に行ったさやかは、教師の坪田と運命の出会いを果たす。
金髪パーマ、厚化粧に耳にはピアス、
極端に短いミニスカートにへそ出しというギャル全開の姿で現れたさやかに
一瞬面食らう坪田だったが、見た目は派手でも素直な性格だと
すぐに気付いた坪田はさやかと打ち解け、
二人は慶應大学への受験合格を約束することに。
しかし当のさやかの成績は偏差値30の学年ビリ。
高校2年生にして小学4年生の学力しかなかった。
教室大爆笑の珍解答の連続にも、可能性が秘められていると踏んだ坪田。
さやかは何度も高い壁にぶち当たりながらも、
やがて自分の為に必死になる坪田の姿を見てがっかりさせないために、
そして応援してくれる母のために、
仲間の友情に支えられ、本気で勉強に取り組むように……。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとしてまずさやかちゃんが
どうして5年間も勉強せず高校2年生になれたのか?
ということが不思議ではあるんだけれど、
通常の中学は義務教育課程なのでともかく、
高校になると赤点を取れば普通は進級できない。
まして坪田先生の塾に行くまで小学校4年生の実力しかないと言われた訳だけれど、
色々調べてみるとさやかちゃんが行った中高一貫教育の学校は
進級試験なく進学進級が可能な学校のようです。
そうじゃなければとっくに進級できず退学になっている訳です。
まず素朴な疑問としてそこを理解しないといけないんですよね。
一貫学校に通った事が無い人は毎回試験に追われる訳ですし、
高校の場合は留年がありますからね。
故に下手な試験よりも確り授業に専念させる事が可能な訳です。
そうでなければ5年間勉強しなかったというさやかちゃんが
どうして高校2年生でいられたのか?という疑問が解けない訳です。
そんなさやかちゃんも高校2年の時にたばこで無期限の停学処分となり
推薦による大学進学が無理になります。
この学校は大学もエスカレーター式のようで推薦を受けられれば進学できる学校みたいです。
もちろん全員が進学する訳じゃないようですが、
当然枠に漏れた人たちは就職や他の大学を受ける事になります。
それを踏まえてしまえばどうしてさやかちゃんが
高校2年まで勉強せずに高校2年生になれたのか?という事が理解できます。
そんな状況にさやかちゃんのお母さんあーちゃんが坪田先生の塾を紹介します。
最初はさやかちゃんが行きたいと言った訳じゃないんですよね。
私も経験上専門学校へ行くつもりのなかった人ですが、親が行け!
という事についてさやかちゃんもさすがに迷惑を掛けている事を気に留めていたと思います。
故に言われた通りまず行ってみる事にしました。
そこで出逢った坪田先生がさやかちゃんの目標とやる気を示してあげる事になります。
ここで凄いのは目標を最初から慶應にした事です。
東大はさすがに無理でも慶應を目指す位の気持ちがあれば
他の大学に合格できるだけの力は付くという発想が坪田先生にあったと思います。
目標値が高ければそこまでの勉強をする必要がある訳ですが、
逆に言えばそこまで辿り着けないとしても
それより落ちる大学には行けるという偏差値30の人には
一見無理難題の目標値を立てる事で大学に合格できるようにするのが
坪田先生の考えなのだと感じます。
もちろん目標通りになれば坪田先生の評価となる訳ですが、
1番塾の先生として拙いのは何処の大学にも合格できないという事です。
これは現実論で言わせて頂くと今の実力で行ける大学は?という事になるんです。
1番目標とする大学に行けるなら良いですが、
当然現実論をとって1番可能性高い大学に行く事も考える事で
選択肢を増やし気持ちを追い込まない事も必要なのですが、
ここでさやかちゃんには目標値を慶應のみにしています。
これはレベルを下げない為です。
下げたらさらにレベルを落とす事になるというこれも坪田先生は目標は高い方が
可能性が広がるという考えの元で行っているのだと感じます。
私も専門学校へ行った時には示されたのが基本情報試験の合格でした。
今でこそ難易度(20〜20%)が落ちましたが、
私が受けた当時はわずか10〜15%の人しか合格しない試験でした。
無理もない話ですが今は午前、午後でそれぞれ60%の正解で合格ですが、当時は75%です。
この現実に私は見事に跳ね返されました。
当時の最高で午前午後共60%は超えられたのですが当時の水準では不合格でした。
時代が違えば合格していたとなるでしょうが、
ここで今だから振り返る事ができますが、
この試験の仕事を目指したのか?と問われると私は目指していなかったんですよね。
指針として目指したけれど私は自分がパソコンを扱い
使い方を相手に教える事を目指してはいましたが、
ソフトを開発する事は目指していなかったので
ある意味目指していない資格を取ってしまうと別の意味で苦労すると感じております。
人によってはあれば良いという人がいますが、
あるという事はその実力通りの力を発揮しなければならないという事になるのです。
少なくてもその知識に対して知らないは許されないという事です。
今の自分の実力はその下のランクの資格になるのですけれど、
そのランクの資格通りの力を今でも維持できているだけに、
自分の実力に見合った事が必要なのだとは感じます。
さやかちゃんは確かに慶應を目指しましたが、
正直この時さやかちゃんは慶應の先に何を見ていたのだろうか?というのがあります。
それは大学に入ってから考えれば良いと言いますが、
私自身大学はそういうところじゃないと思うんですよね。
高校までなら漠然と働こうという人もいます。
でも大学の場合は莫大なお金が必要になるという事を
考慮すると何となく行く場所じゃないと思うんですよね。
色々な知識は知れるかもしれませんが、それを活かせるかは別問題です。
とはここまでは私の経験も踏まえて語っていますけれど、
ではどうやってさやかちゃんが慶應大学合格まで行けたのかですが、
もちろんモチベーションも非常に重要です。
その上でやはり時間です。
さやかちゃんが1年半という時間を全てと言って良いほど勉強に通やしました。
本来の受験生が6年もしくは3年という月日を掛けるところを1年半です。
3年を1年半で埋められる場合は中学の勉強が既に基礎となっているケースですが、
さやかちゃんは小学校4年生レベルです。
つまり中学受験以来何もしていない訳ですから6年の時間を1年半でやった訳です。
坪田先生もさすがに遅すぎたと1度言っていますが、
それだけ普通じゃ無理な状況だったという事です。
ここであーちゃんはさやかちゃんの為に定期預金を解約して
さやかちゃんのために支払います。
お金のない人にはできない芸当ではあるのですが、
これでもう裏切れないとさやかちゃんは自分の為以上に気持ちを持って挑みました。
私も高校まではともかく社会人を1度経験していると
親がいかにお金を稼ぐのが難しいのか知る訳です。
当然大学や専門学校に入学するためには多額の入学金が必要な訳です。
私も専門学校へ行くための金額を聞いた時には
貯金全てを使わないと行けない訳で払えないと言ったものです。
そこで親が払えないと言えば行けない訳ですが
払うと言ってしまった以上行かない訳に行かない訳です。
その気持ちを知るからこそどんな理由であれやるしかないという状況にはなったのですが、
その経験をしているからこそさやかちゃんも
これ以上あーちゃんを裏切れないというやる気に火をつけました。
そう言われるとやはり金ですか?
となってしまいますので金の話はここまでにしてここで本当に重要な事!
そして可能性について語りますが、
物事を極めて行くにはやはり時間がどうしても必要なんですよね。
私は高校時代相当な落ちこぼれだったので人より
確実に能力が劣るという自覚を持って何時も生きています。
常に上には上がいるという気持ちを持っています。
ではそれだけの力を得るにはやはり普通にやっていたら得られない訳です。
その事に使う時間を人より多く使って初めて同じになれるか近づけるかになるのです。
それを維持する事はさらに大変で常に時間を使わなければならない訳です。
私のような落ちこぼれだった人がそれなりの今があるので、
私はこの20年でパソコンの知識上達で救われましたが、
それだけ人よりとことんやるというものがあれば
その分野では確実に上達して行けると私は感じます。
もちろんそれは自分の現実の実力を客観的に計れる事も重要です。
そしてさらに重要なのはその事に興味を持ってやれるかどうかです。
さやかちゃんが慶應に合格できたのは時間もそうですが、
それ以上に好奇心が非常に高かったからです。
特に歴史や時事については当初は全く興味を持てなかった。
でも坪田先生が興味を持つ上でのストーリーを話して
さやかちゃんに知りたいという好奇心を持たせた事でこれまで興味がなかった事、
そして苦手だった事に前を向いた訳です。
物事には嫌いや苦手という認識がついてしまうと向上しないし好奇心も出ません。
私の場合は外国語がそれに当てはまるのですが、今でも全くです。
でもパソコンなどをやっていると避けられないケースもあります。
そこでは自分が目指す事に必要な事とその部分的な部分だけは覚えられます。
この今日に苦手、嫌いが好奇心を上回れれば少しでも克服できる部分はあると思いますが、
やはり嫌いな事や苦手な事を克服するのは至難の業です。
それでもやりたい事なら避けられない事もあるので、
やはり1番重要なのは物事に対してやりたい事、
覚えたい事であるかが重要なのです。
もちろんその中にはお金が必要な事もありますが、
お金が必要なければとことん追求して行ける事もあります。
総評として殆ど作品よりもこの話についての解説と経験談を語りましたが、
さやかちゃんには周りに信じてくれる親、妹、そして親友がいた事も忘れてはなりません。
経済的に断念しなければならなかった可能性もあった訳ですけれど、
それを考慮すれば経済的に行けない人を救済する
無利子の奨学金が必要なのだと感じます。
堀江さんの言う通り借金してまで行く事は無いというのも私自身理解しますし、
正直目指すものが無ければ行く必要性はないと思うし、
逆に早く働く事で社会の事を知った方がより有意義な事もあると思います。
私自身もそういう考えなのですが、
ここで1番大事なのは物事諦める事は無い!という事です。
目指すなりたいものがあるなら可能性がある限り誰にでも目指す権利はあると思います。
もちろん現実を知らずに目指す事はお奨めしません。
現実無くして夢は無し!
可能性がある限り諦める事は無い!
私はこの言葉をこの軌跡の出来事を読んだ人に贈りたいと思います。
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このレビューではどうしてこれが可能だったのか?
そしてこのストーリーが私たちにも可能なのか?という事だ。
私自身はさやかちゃんと同じような事が当時の年齢でやったとしても
実現できなかったと思うので、
どうしたらそれがどうしたらそれだけの能力を引き出しやる気にさせて伸びたのか?
レビューしていきたい。
キャスト
工藤さやか演じる有村架純
坪田義孝演じる伊藤淳史
森玲司演じる野村周平
本田美果演じる松井愛莉
香川真紀演じる蔵下穂波
岡崎結衣演じる阿部菜渚美
西村隆演じる安田顕
工藤龍太演じる大内田悠平
工藤まゆみ演じる奥田こころ
工藤あかり演じる吉田羊
工藤徹演じる田中哲司
峰岸誠演じるあがた森魚
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
名古屋の女子高に通うさやかは、勉強は一切せず毎日朝まで友達と遊びほうける日々。
このままでは大学への内部進学すら危ういと心配した母・ああちゃんは、
さやかに塾へ通うことを提案する。
そこで入塾面接に行ったさやかは、教師の坪田と運命の出会いを果たす。
金髪パーマ、厚化粧に耳にはピアス、
極端に短いミニスカートにへそ出しというギャル全開の姿で現れたさやかに
一瞬面食らう坪田だったが、見た目は派手でも素直な性格だと
すぐに気付いた坪田はさやかと打ち解け、
二人は慶應大学への受験合格を約束することに。
しかし当のさやかの成績は偏差値30の学年ビリ。
高校2年生にして小学4年生の学力しかなかった。
教室大爆笑の珍解答の連続にも、可能性が秘められていると踏んだ坪田。
さやかは何度も高い壁にぶち当たりながらも、
やがて自分の為に必死になる坪田の姿を見てがっかりさせないために、
そして応援してくれる母のために、
仲間の友情に支えられ、本気で勉強に取り組むように……。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとしてまずさやかちゃんが
どうして5年間も勉強せず高校2年生になれたのか?
ということが不思議ではあるんだけれど、
通常の中学は義務教育課程なのでともかく、
高校になると赤点を取れば普通は進級できない。
まして坪田先生の塾に行くまで小学校4年生の実力しかないと言われた訳だけれど、
色々調べてみるとさやかちゃんが行った中高一貫教育の学校は
進級試験なく進学進級が可能な学校のようです。
そうじゃなければとっくに進級できず退学になっている訳です。
まず素朴な疑問としてそこを理解しないといけないんですよね。
一貫学校に通った事が無い人は毎回試験に追われる訳ですし、
高校の場合は留年がありますからね。
故に下手な試験よりも確り授業に専念させる事が可能な訳です。
そうでなければ5年間勉強しなかったというさやかちゃんが
どうして高校2年生でいられたのか?という疑問が解けない訳です。
そんなさやかちゃんも高校2年の時にたばこで無期限の停学処分となり
推薦による大学進学が無理になります。
この学校は大学もエスカレーター式のようで推薦を受けられれば進学できる学校みたいです。
もちろん全員が進学する訳じゃないようですが、
当然枠に漏れた人たちは就職や他の大学を受ける事になります。
それを踏まえてしまえばどうしてさやかちゃんが
高校2年まで勉強せずに高校2年生になれたのか?という事が理解できます。
そんな状況にさやかちゃんのお母さんあーちゃんが坪田先生の塾を紹介します。
最初はさやかちゃんが行きたいと言った訳じゃないんですよね。
私も経験上専門学校へ行くつもりのなかった人ですが、親が行け!
という事についてさやかちゃんもさすがに迷惑を掛けている事を気に留めていたと思います。
故に言われた通りまず行ってみる事にしました。
そこで出逢った坪田先生がさやかちゃんの目標とやる気を示してあげる事になります。
ここで凄いのは目標を最初から慶應にした事です。
東大はさすがに無理でも慶應を目指す位の気持ちがあれば
他の大学に合格できるだけの力は付くという発想が坪田先生にあったと思います。
目標値が高ければそこまでの勉強をする必要がある訳ですが、
逆に言えばそこまで辿り着けないとしても
それより落ちる大学には行けるという偏差値30の人には
一見無理難題の目標値を立てる事で大学に合格できるようにするのが
坪田先生の考えなのだと感じます。
もちろん目標通りになれば坪田先生の評価となる訳ですが、
1番塾の先生として拙いのは何処の大学にも合格できないという事です。
これは現実論で言わせて頂くと今の実力で行ける大学は?という事になるんです。
1番目標とする大学に行けるなら良いですが、
当然現実論をとって1番可能性高い大学に行く事も考える事で
選択肢を増やし気持ちを追い込まない事も必要なのですが、
ここでさやかちゃんには目標値を慶應のみにしています。
これはレベルを下げない為です。
下げたらさらにレベルを落とす事になるというこれも坪田先生は目標は高い方が
可能性が広がるという考えの元で行っているのだと感じます。
私も専門学校へ行った時には示されたのが基本情報試験の合格でした。
今でこそ難易度(20〜20%)が落ちましたが、
私が受けた当時はわずか10〜15%の人しか合格しない試験でした。
無理もない話ですが今は午前、午後でそれぞれ60%の正解で合格ですが、当時は75%です。
この現実に私は見事に跳ね返されました。
当時の最高で午前午後共60%は超えられたのですが当時の水準では不合格でした。
時代が違えば合格していたとなるでしょうが、
ここで今だから振り返る事ができますが、
この試験の仕事を目指したのか?と問われると私は目指していなかったんですよね。
指針として目指したけれど私は自分がパソコンを扱い
使い方を相手に教える事を目指してはいましたが、
ソフトを開発する事は目指していなかったので
ある意味目指していない資格を取ってしまうと別の意味で苦労すると感じております。
人によってはあれば良いという人がいますが、
あるという事はその実力通りの力を発揮しなければならないという事になるのです。
少なくてもその知識に対して知らないは許されないという事です。
今の自分の実力はその下のランクの資格になるのですけれど、
そのランクの資格通りの力を今でも維持できているだけに、
自分の実力に見合った事が必要なのだとは感じます。
さやかちゃんは確かに慶應を目指しましたが、
正直この時さやかちゃんは慶應の先に何を見ていたのだろうか?というのがあります。
それは大学に入ってから考えれば良いと言いますが、
私自身大学はそういうところじゃないと思うんですよね。
高校までなら漠然と働こうという人もいます。
でも大学の場合は莫大なお金が必要になるという事を
考慮すると何となく行く場所じゃないと思うんですよね。
色々な知識は知れるかもしれませんが、それを活かせるかは別問題です。
とはここまでは私の経験も踏まえて語っていますけれど、
ではどうやってさやかちゃんが慶應大学合格まで行けたのかですが、
もちろんモチベーションも非常に重要です。
その上でやはり時間です。
さやかちゃんが1年半という時間を全てと言って良いほど勉強に通やしました。
本来の受験生が6年もしくは3年という月日を掛けるところを1年半です。
3年を1年半で埋められる場合は中学の勉強が既に基礎となっているケースですが、
さやかちゃんは小学校4年生レベルです。
つまり中学受験以来何もしていない訳ですから6年の時間を1年半でやった訳です。
坪田先生もさすがに遅すぎたと1度言っていますが、
それだけ普通じゃ無理な状況だったという事です。
ここであーちゃんはさやかちゃんの為に定期預金を解約して
さやかちゃんのために支払います。
お金のない人にはできない芸当ではあるのですが、
これでもう裏切れないとさやかちゃんは自分の為以上に気持ちを持って挑みました。
私も高校まではともかく社会人を1度経験していると
親がいかにお金を稼ぐのが難しいのか知る訳です。
当然大学や専門学校に入学するためには多額の入学金が必要な訳です。
私も専門学校へ行くための金額を聞いた時には
貯金全てを使わないと行けない訳で払えないと言ったものです。
そこで親が払えないと言えば行けない訳ですが
払うと言ってしまった以上行かない訳に行かない訳です。
その気持ちを知るからこそどんな理由であれやるしかないという状況にはなったのですが、
その経験をしているからこそさやかちゃんも
これ以上あーちゃんを裏切れないというやる気に火をつけました。
そう言われるとやはり金ですか?
となってしまいますので金の話はここまでにしてここで本当に重要な事!
そして可能性について語りますが、
物事を極めて行くにはやはり時間がどうしても必要なんですよね。
私は高校時代相当な落ちこぼれだったので人より
確実に能力が劣るという自覚を持って何時も生きています。
常に上には上がいるという気持ちを持っています。
ではそれだけの力を得るにはやはり普通にやっていたら得られない訳です。
その事に使う時間を人より多く使って初めて同じになれるか近づけるかになるのです。
それを維持する事はさらに大変で常に時間を使わなければならない訳です。
私のような落ちこぼれだった人がそれなりの今があるので、
私はこの20年でパソコンの知識上達で救われましたが、
それだけ人よりとことんやるというものがあれば
その分野では確実に上達して行けると私は感じます。
もちろんそれは自分の現実の実力を客観的に計れる事も重要です。
そしてさらに重要なのはその事に興味を持ってやれるかどうかです。
さやかちゃんが慶應に合格できたのは時間もそうですが、
それ以上に好奇心が非常に高かったからです。
特に歴史や時事については当初は全く興味を持てなかった。
でも坪田先生が興味を持つ上でのストーリーを話して
さやかちゃんに知りたいという好奇心を持たせた事でこれまで興味がなかった事、
そして苦手だった事に前を向いた訳です。
物事には嫌いや苦手という認識がついてしまうと向上しないし好奇心も出ません。
私の場合は外国語がそれに当てはまるのですが、今でも全くです。
でもパソコンなどをやっていると避けられないケースもあります。
そこでは自分が目指す事に必要な事とその部分的な部分だけは覚えられます。
この今日に苦手、嫌いが好奇心を上回れれば少しでも克服できる部分はあると思いますが、
やはり嫌いな事や苦手な事を克服するのは至難の業です。
それでもやりたい事なら避けられない事もあるので、
やはり1番重要なのは物事に対してやりたい事、
覚えたい事であるかが重要なのです。
もちろんその中にはお金が必要な事もありますが、
お金が必要なければとことん追求して行ける事もあります。
総評として殆ど作品よりもこの話についての解説と経験談を語りましたが、
さやかちゃんには周りに信じてくれる親、妹、そして親友がいた事も忘れてはなりません。
経済的に断念しなければならなかった可能性もあった訳ですけれど、
それを考慮すれば経済的に行けない人を救済する
無利子の奨学金が必要なのだと感じます。
堀江さんの言う通り借金してまで行く事は無いというのも私自身理解しますし、
正直目指すものが無ければ行く必要性はないと思うし、
逆に早く働く事で社会の事を知った方がより有意義な事もあると思います。
私自身もそういう考えなのですが、
ここで1番大事なのは物事諦める事は無い!という事です。
目指すなりたいものがあるなら可能性がある限り誰にでも目指す権利はあると思います。
もちろん現実を知らずに目指す事はお奨めしません。
現実無くして夢は無し!
可能性がある限り諦める事は無い!
私はこの言葉をこの軌跡の出来事を読んだ人に贈りたいと思います。
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