1日2022ユーキャン新語・流行語大賞が発表され、今年の大賞にNPBプロ野球で令和初の3冠王に輝き王貞治氏の日本人最高の55本を超えて56本のホームランを放った東京ヤクルトの村上宗隆選手に向けて崇められた村神様が選ばれた。

その他ベスト10には

ウクライナの首都。ロシアへのウクライナ侵攻後の3月31日、それまでキエフとされていた首都を、ウクライナ語の発音に近い「キーウ」に変更された。「キーウ」

プロ野球・日本ハムのファイターズガールズが「The Fox」の楽曲に合わせ、耳カチューシャとしっぽを付けて、きつねの振り付けで踊るキュートなダンスが大流行した。ダンス動画ブームも相まって、大ヒットした。「きつねダンス」

安部晋三元首相が襲撃されたことを受け、吉田茂氏以来となる戦後2例目が執り行われた。政府が国葬実施を決定すると、国葬の定義、決定のプロセス、予算などを巡り、反対するデモが起こるなど、国を二分する議論を巻き起こした。「国葬儀」

宗教を信仰する親などの家族や宗教的集団の元で、その教えの影響を受けて育った子ども世代のこと。安部晋三元首相の襲撃で、容疑者が母親が旧統一教会であることで家庭が崩壊したことを犯行理由に挙げたことで注目が集まった。「宗教2世」

断定を避け、あいまいな表現にして、その場を和ませるなど、関西圏だけでなく、話の終わりに「知らんけど」を付ける人が増えている。「知らんけど」

スマートフォンを入れるためのショルダーバッグのこと。高校生の4分の1以上がスマホを持っている時代。キャッシュレスも進み、スマホと鍵などちょっとしたものだけをもって“手ぶら”で出かける若者が増えている。「スマホショルダー」

スーパーやコンビニなどで、食品棚の手前に陳列された消費期限が早めの商品から買うようにしようという取りくみ。小売店で期限が過ぎて廃棄されることによるフードロスを削減する効果が期待される。「てまえどり」

ヤクルトが販売している飲料で、ヤクルト史上最高密度の「乳酸菌 シロタ株」と含んでいるというもので、ストレス抑制、良好な睡眠を助けてくれるとして爆発的にヒットした。効果を報告する投稿が相次ぎ、ツイッターなどでも大バズりした。「Yakult(ヤクルト)1000」

円安が続き、ガソリン価格など、物価の高騰が続き、家計が圧迫され、日本経済に悪影響が及ぶこと。「悪い円安」

選考委員特別賞に今夏の甲子園で東北勢として初優勝し、春夏通じて初めて“白河の関越え”を果たした仙台育英の須江航監督の優勝インタビューでの言葉。「青春って、すごく密なので」

以上が選ばれた。

これで流行語大賞はW杯が開催中ながらも決まってしまい世間が野球ばなりなのかと疑問を持つような選考となった。
コロナ渦3年目も振り返ればあまり明るい話題が少なく明るい話題で大賞を決めようとすればどうしても村神様かきつねダンス位しか選びようがなかった。

流石に国葬儀、宗教2世、キーウを選ぶことはできないでしょうし、かと言って知らんけどもどうなのか・・・それに選考委員が野球ばかりに注目しすぎているし、色々な視点がもっと必要ではないか?と思う選考となった。

それだけ今年はロシアのウクライナに侵攻した戦争が影を落とした1年と言えるしもっと色々なところに視点を向けたら違った話題があったのではないかと感じる1年でもあった。

来年はどんな言葉が流行するのか?注目している。




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