2日2020ユーキャン新語・流行語大賞が発表され、今年の大賞に新型コロナウイルス防止のために小池百合子東京都知事が密です!密です!密です!と毎日のように会見で口酸っぱく呼びかけていた「3密」が大賞に選ばれた。

その他ベスト10には

日本映画史上最速で興行収入100億を突破し映画館のスクリーンを独占し史上1位更新が目前の空前のヒットを飛ばしている「鬼滅の刃」

新型コロナウイルスのコロナ禍関連からは

緊急事態宣言により会社ではなく自宅で仕事をする事になった事による場所を問わず仕事ができる「リモート」

コロナ禍により会って話す事ができずZoomなどビデオ会議アプリを使ってみんなと同時に画面を共有して会議をしたり、授業、診療、就活、飲み会などで使われた「オンライン○○」

安倍前総理が提案し配布されたマスクが全く使い物にならないと酷評された「アベノマスク」

江戸時代に誕生し疫病をおさめるといわれコロナ禍をおさめてほしいと願いを込めた妖怪「アマビエ」

コロナ禍が落ち着いてから観光活性化策としてスタートしたが逆に感染拡大を招いている「GoTo キャンペーン」

みんなでやるキャンプよりもおひとり様でキャンプをする事で蜜を回避できる「ソロキャンプ」

コロナ禍によりおうち時間が長くなる中でゲーム需要も高まる中で空前のブームとなった任天堂ゲームソフトあつまれどうぶつの森の通称「あつ森」

おうち時間が増えた事で動画配信サービスの利用者が増えた中で2004年の冬のソナタ以来の韓国ドラマが大ヒットした「愛の不時着」

唯一の芸人枠で今年大ブレイクした「あたおか(頭がおかしい)」をキャッチフレーズにいまや、バラエティー番組をはじめとするテレビ番組に引っ張りだことなった「フワちゃん」

以上が選ばれた。

これで流行語大賞はコロナ禍関連の言葉が大半を占めて世界が混迷を極め続ける1年となった。

やっぱりこの1年振り返れば新型コロナウイルスにより全ての事が変わってしまった1年だった。その中でやっぱり新型コロナウイルスに感染しない為にどうしたらよいのか?という事で提言されたのは密接、密集、密閉回避の3密だった。

今年3月に西浦教授が感染を防ぐためには人の動きを8割減らさなければならないと提言された時にはそんな事が可能なのか?というほどその提言は厳しい現実だった。これまで世界は何処へでも行けるじだいだったが、この1年で何処にも行けない時代に180度変わってしまった。

旅行へ行く事がもう難しくなったわけだけれど、それ以上に人と距離を取らなければならないという事の方がこの狭い日本では難しい事だという事を痛感させられる。しかし世界を見渡しても日本以上に広い国土を持ちながら大勢の感染者が出ている事で日本がこの状況で収まっている事が世界から見れば不思議であり、日本人でも不思議な状況にある。

中国のように監視社会で徹底的に制限するなら確かに抑えられる可能性はあるが、自由がベースの欧米ではロックダウンを行っても防ぐ事ができない。日本はその逆に全てがお願いベースでしかできない憲法下になっており、強制的な罰則も発動できない中で収まっている事が不思議でしかない。

その中で3密を避けてオンラインやリモート、おうち時間と何処にもいかずに過ごす事を強いられた1年だった。ベスト10に入った中で唯一遠方は感染を拡大させる要因となってしまった「GoToキャンペーン」という皮肉だがこれからの時代はソロ活動が感染を防ぐ事になるのかもしれないと感じたのがソロキャンプだったりする。

おひとり様行動なら話す相手がいない分リスクは回避できる訳であり、来年以降お店もおひとり様需要を重視した作りにして行かないと感染予防は難しいと感じるほどだ。この状況は来年以降もしばらく続いていく訳で見通しは見えない。

来年は1年延期となった東京五輪が本当に開催できるように極力していく1年となる。



mixiチェック