28日安倍首相が持病の潰瘍性大腸炎の再発により職務が困難となり辞任を発表した。

安倍首相は2012年12月の国政選挙で自民党が政権を奪回してから通算7年8か月在籍し連続在籍では歴代最長を更新したばかりだったが、新型コロナウイルスの影響で東京五輪が延期となり、新型コロナウイルスの対応で多くの困難な政策を強いられた事により体調が悪化して辞任するに至った。

これで安倍首相の辞任となり次期総理は誰になるのかが焦点となる。


2度の首相就任した総理も限られているがこの約8年間に渡り安定した政権運営を行ってきた事については大きく評価できるし、何よりこの4年はトランプ大統領となり世界の首脳が対応に苦慮している中で上手くやり取りしていた数少ない首相という事で振り返れば1次政権の辞任以降毎年のようにコロコロ首が代わっていた不安定な時代と野党政権時代を踏まえればこの8年間は本当に政権による混乱は最小限に止めた。

株価も就任時は1万円前後だった株価を常時2万円台に回復させた事は十分評価できるし、2013年に東京五輪招致を成功させたという事も大きな功績だ。ただ東京五輪は不可抗力の新型コロナウイルスの影響で1年延期となり、来年も開催が厳しい状況で安倍首相にとって心の拠り所を失った事は否めなかった。無事今年開催できていたら勇退したかもしれないだけに首相1人の意思ではどうにもならない世界情勢となってしまった事で最後の8か月は激動の8か月となった。

私自身は安倍首相の7年8か月は評価しますし、この7年8か月があるから今の日本がこの新型コロナウイルスの影響を受けても持ちこらえられるだけの企業の内部留保を確保する事ができたとも言える。もしそれがなければ今頃日本は多くの大企業が倒産という事態も考えられたほどだ。

改めて安倍首相には本当にお疲れ様でしたと言いたい。

問題は後任についてだけれど、私は以前から安倍首相の後任には岸田政調会長を押している。確かに巷では人気がないとか実績がないとか言われていますけれど、その分失策もない。そして安倍政権では長期にわたり外務大臣を務めてその時の仕事ぶりは本当に見事なものだった。その時に培った外交政策が今に繋がっていると言える訳であり、今のこの世界情勢が難しい状況では外務大臣経験の豊富な岸田政調会長こそ適任者と言える。

安倍政権の後期には様々な問題が噴出し続けただけにこの難しい局面はより地味でも確り仕事ができる方がやられた方が日本の今後を踏まえた時に次のアメリカ大統領に就任する人たちとのコンタクトも踏まえて考えていかなければならずその点でも適任だ。

石破さんや河野防衛大臣、菅官房長官の名前も挙がっているが少なくても石破さんが首相になると日本はアンタッチャブルな状況になる可能性があるし、河野防衛大臣でも近隣諸国の情勢を考慮するとあまりにも刺激的だ。

菅官房長官については高齢という事もあるが、既に長きに渡り官房長官を務めており、安倍首相同様にかなり疲労困憊な状況だ。その上に元号を発表した官房長官は平成では小渕元総理だったが、その小渕元総理はその翌年に倒れて亡くなるという事態に陥っており総合して考えるといくら1年限りだったとしても望ましいとは思えない。

以上の観点から岸田政調会長に落ち着くのではないかと感じる。

この状況では誰が首相になっても難題な事ばかりなのでまずは安倍首相に次のバトンタッチまで確りやれる事をやってからバトンタッチしてほしいと思います。



mixiチェック