2019年4月1日政府は2019年5月1日より使用される新たな元号に「令和(れいわ)」と発表した。

元号制度は既に世界で日本しかない唯一の国であるが、大化以来続く248番目の元号では初めて中国の古典ではなく日本最古の歌集「万葉集」から選ばれた。

これで新年号は令和と決まり新たなる時代まで残り1か月となった。

最初に見た時に読み方をみて確かに読みやすく書きやすいという点では非常に良いと思いました。

令和は日本最古の歌集「万葉集」にある「初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」との文言から取られたものという事で中国の古典以外から選ばれるのがこれが初めてという事で改めて日本独自の時代をこれから作っていくという事の表れかもしれません。

和については昭和でも使われましたので元号としては過去20回使われているそうですが、令についてはこれが初めて使用される漢字という事です。

和については好意的な言葉ではあるものの、令についてはよい。りっぱな。相手の親族に対する敬称。という意味もあります。漢字にすると令色・令名・令兄・令嬢・令息・令夫人があります。

しかし主に来るのが言いつける。命ずる。言いつけ。お達し。おきて。のり。 長官。と漢字で表すと令状・禁令・訓令・号令・司令・指令・辞令・勅令・伝令・発令・布令 ・命令・条令・法令・県令など偉い人が使うような言葉が多いですね。

令だけの印象は正直なところ漢字2文字にすると見たくない意味ですね。

でも本来の意味は万葉集のような意味だったという事を知らずに今に至っているのかもしれませんのでこの機会に令という漢字がいい印象を持つ漢字になっていくキッカケになればと思います。

この元号を提唱した方が令という使われ方をどう捉えてこの元号を提示したのかはわかりませんがいい意味で受け止めてほしいと敬意を持って互いに相手を大切にする事を願ったものであればこの元号も次第にいい印象を持って使われていくと思います。

令和まであと1か月!新たなる時代がいい時代になる事を願います。



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