22日NGT48を運営する芸能プロダクションAKSは21日に公表したNGT48第三者委員会調査報告書の記者会見をし、事件の原因及び事件経過などが調査されメンバー及びスタッフの処分はできない結論に至ったと説明した。

この事件は2018年12月9日に起きたNGT48のメンバー山口真帆さんがファン2人に襲われた事により刑事事件に発展し、同年12月28日に不起訴処分となっていたがその経緯を山口真帆さんがTwitterで告白するまで公表されずにいた事で問題が大きく発展しNGT48の信頼だけでなく、AKBグループの信頼を大きく落とす事となった。

22日の記者会見ではこれまでの事件の経緯やメンバーのファンとの繋がりなどについて公表されたが、その途中で被害者の山口真帆さんがTwitterでツイートしてこの記者会見に反論するツイートを展開し、第三者委員会の調書には多くの嘘があるという指摘を公表し、運営との話し合いが全くできていない事も発覚した。そして数々の指摘によりこの事態を想定していなかった運営は答えに詰まる場面もありこの報告書が信用に当たらない事を認定されてしまうほどの事態となり問題は解決するどころか更に混迷を極める事になった。

これでAKSはNGT48の山口真帆さんに対する対応のずさんさを更に露呈する事となり芸能事務所としてのマネージメント能力がない事を証明する結果となった。

ようやく報告書が公表され記者会見をされた訳だけれど、警察組織と違い捜査権がない委員会なので被疑者3名との接触は全くできなかっただけに事件の真相は結局解明される事なく終わったという印象だ。

これまでの経緯などについて掲載されていた訳ですけれど、これまで流れてきた情報から大きな違いはなかったと言えるので事件の経緯についてはこれまで流された事と全く変わらない。

但しこの34ページに渡る報告書については最初から最後まで読まなければならないので慎重触れていくけれど、新潟を拠点にした事による生活圏の狭さについてはそれは新潟で発足する上で最初からの課題だった訳で、その対策を最初から真剣に考えていたのか?という部分はある。もちろん今回の件については被疑者3人による犯行が悪いのは前提ではあるけれど、新潟の生活圏の狭さが事件の原因というのはさすがに都市の規模が原因という見解は第三者委員会の言い訳的な見解と言わざる得ない。

新潟は確かに生活圏は広いとは言いませんが大都市圏より危ない場所はありませんし、生活環境も悪くありません。それに長年ご当地アイドルNegiccoが地元で活動している事からもアイドルが活動できる実績は十分ある訳です。

資金力では圧倒的にAKBグループの方が贅沢でありセキュリティ面については十分対策できるだけの資金はあったはずです。新潟より小さい都市で活動する地元アイドルグループも存在している以上この報告書には土地柄が事件の原因と断定する事そのものが既に新潟を知らない人が報告していると言わざる得ませんし、新潟クラス以下の都市では芸能活動はできないと言わんばかりです。

STU48は広島(ここが主体)と神戸以外はそれほど大きな都市は存在しませんが船だから安心という概念なんでしょうかね?

さて記者会見ではメンバーの処分について述べられておりますが、運営の不備も大きく絡んでおり処分できないと処分なしという見解となりました。これについてですが山口真帆さんの以下のツイートでも触れております。




ここでの最大の問題は今回の被疑者(犯人)に対してつながりがあった人の事という認識で良いと思います。12人がファンとの私的交流をしたと報告書では記載されておりますが、12人全員が被疑者と私的交流があったと言うなら12人全員が処分対象となりますが、12人全員が被疑者(犯人)が対象という事ではないと感じます。

新潟の街は確かに広くありませんので偶然お店や道で出会う事はないとは言いません。私も時々アルビの選手やスタッフに偶然遭遇する事はありますが話しかける事は一切しません。声を掛けられたら挨拶程度です。長話なんてしません。私自身メンバーと遭遇した事は会場以外ではありませんが仕事の時間とプライベートの時間は全く別なのでわかっても距離を置く事は絶対にしなければなりません。

そういうファンとしてのマナーがない人が今回の事件の被疑者(犯人)であるという事なのです。私も握手会を経験しましたけれど10数秒で伝えられる事はそれほど多くありません。それでも趣味のブログで書いた映画の事を伝えたりしたことはありましたが、それ位です。ハッキリ言って話して伝えられる話はそれ位ですがこれは誰もが伝えたい事を数秒間で伝えているという事です。

私的交流は仕事以外での交流である訳で仕事の中で接している事ではないので境界線を守れないようではファンとして失格と言わざる得ません。色々なイベントで会える機会があってもそれは仕事です。私もかつてアルビの選手と2時間に渡ってお食事会で会話をした経験があるのでそれはスペシャルな事だという事を認識しないといけない。

メンバーの処分について私なりの見解ですが被疑者(犯人)とかなり深いつながりがあったというのであれば山口真帆さんが解雇を求めるのは被害感情として当然な事だと思います。これは襲った人が知っている人だったらその後も同じように友人や付き合いができますか?と問われていると同じ事です。

この件が山口真帆さんだけが知っている話ではないというのがこの事件の1つのポイントであるだけに私自身はアリバイとしてもう1人のメンバーも山口真帆さんが聞いたという話を知っている以上第三者委員会の事件への見解は信用性に乏しいと言えます。

但し私的交流でつながっていた相手が被疑者(犯人)とは別の人物であるというならAKSの見解通り運営側に落ち度があり、処分する事が難しいという側面からも事件とは関連性がないと断定できる時点で今回に限り不問という事で良いと思います。今回の事件は被疑者(犯人)が山口真帆さんを襲った事が全てであり、襲わなければこのような事件にならなかったという事です。

状況としてはよろしい状況ではありませんが、こういう事件が起きない事が最も重要であるという事を忘れてはなりませんし、今回が初めてではないという事が明らかになれば更なる隠蔽された事件が明らかになるとそれこそ運営そのものの業務上過失を問われる可能性はあります。少なくても卒業生の1人はこういう事件に遭遇していた可能性を感じるだけに2度ある事は3度あるという言葉がここまで芸能界史上前例のない運営と対立してでも変えなければ次の山口真帆が出ると逃げずに戦っているのだと思います。

事件についての事と事件に繋がった事については全く区別すべき事ですが、この事件に繋がったという原因を考えた時にまず1つとしてこれは昔から話として時々言われていた事ではありましたが、事務所の運営体制が脆弱であるという事です。

元々小さな運営事務所としてスタートしたAKSですが、成功と共に小企業から中企業となり今や芸能事務所として大企業規模の営業収入があるほどのグループとなった事でその規模に見合うだけの人材が圧倒的に不足しているというのがAKSの実態だと調査報告書で明らかにされました。

実は事件の拝見や事件の経緯などは既に色々な週刊誌報道等で出尽くしていたので、本来の原因といえる事務所の運営体制こそこの事件の背景にあるという事です。AKBグループは今や国内に6グループ存在し、SKE、NMB、STUを除くAKB、HKE、NGTがAKSの運営を行っている。調査報告書の12ページ以降にそういう現状及び問題点、改善点の提言がなされているが、都市の規模についてはSTUの活動範囲を踏まえれば都市の規模が原因というのは言い訳なのでこれについては最初に触れているので省略するけれど、組織体制については正直メンバーの人数に対して運営する人数が少ないという印象が強い。


私も業界は違いますが中小企業の在籍している身として少ない人間で多くの事をやるというのは必ずどこかで無理をしているケースが出てきます。売り上げ規模及び在籍人数によって適正な人数というのがある訳であり、これだけの多くの業務内容を踏まえるとメンバーの安全確保まで行き届かせる事は難しかったと言えるのではないか?そしてそれを指導するだけの時間もなかったと言える。

レッスンなども業務委託している訳で自前の先生ではない訳で、そういう点を踏まえても少ない人数かなり負担の大きい業務をやっていたと感じる。私も普段から1人担当者をやっている訳だけれど、とにかく守備範囲が広すぎるために色々な経験値を持っていなければ対応できないケースも少なくない。それに物量が既に1人では対応できないほどだ。そんな状況で色々なメンバーの事まで目が届くのか?と問われたらまず難しいと言えるだろう。

この事件の本当の原因としては運営体制があまりにも脆弱だったという事だ。権限がハッキリしないというのは中小企業でも珍しい事ではない。どこまで権限があるのか?というのは中小企業に行けば行くほど社長の権限が多く必要なのか?部長、課長クラスでよいのか?ポジションに対する役割の明確な範囲も曖昧なケースも少なくない。役割権限が不透明というのは組織としては誰が責任の所在があるのか?権限があるのか?という決定権を持てない。

事件発生後即公表できる体制であればここまで酷くなることはなかったが、公表できない理由があったから公表しなかった結果不起訴処分となり、山口真帆さんが公表するまで隠蔽された。この時点でその理由が権限の曖昧さと片付けているが、それだけではないとはある訳で、これは前支配人である今村悦郎氏が全てを知っている訳で、今村氏が全て白状しない限りは何も解決しない。

この1番大事な部分を隠蔽している限りは事件は解決どころか悪化するだけだ。

今日の会見でAKS及び第三者委員会の見解は全く信用できない身内に都合の良い報告書でしかない。

昨年の日大タックル事件の日大よりも悪い対応だ。

ただここで1つ言いたいのはメンバー全員が悪い訳ではないという事だ。勿論原因を作ってしまったメンバーにはお灸をすえるほどの反省が必要ではあるが、誰もメンバーを叩きたくて叩こうというものではなく、本当にみんなが楽しく活動できるようにしていく事が多くの人の目指す方向性だ。

運営のあまりにもずさんな運営によりメンバーが1番辛い思いをしている。そしてメンバーも自分のしでかした事がどれだけ事の重大な事なのかを痛感しているメンバーもいる。私自身誰も責めたいわけではない。ただ1番やってはならない被害者に謝罪させてしまったという組織では白でも世間では黒という事をさせてしまった事そのものが1番の問題だという事だ。

以下の山口真帆さんのツイートでも
















こうなってしまった以上終息させる事は事実上困難ではあるが、何処を解決とするのかをそれぞれが考えていく必要がある。