10日第24回参議院選挙が行われ、

自民党は単独過半数に1議席届かなかったものの

公明党が14議席を確保し加憲を掲げる政党の合計議席が、

憲法改正発議に必要な3分の2に達する勝利となった。

一方民進党を中心とする野党は1人区での勝利で

何とか盛り返したものの政策の違う政党同士共闘は難しく苦戦を強いられた。

これで国会は憲法改正へ向けて大きく前進した選挙となり

初の18歳選挙として注目されたが投票率は54.70%と前回より上がったものの、

10代の投票率は大幅に高いものとなったが

以前それ以外の世代の政治への無関心のままであり

国民の4割以上は決まった政治に黙って従う選択を選んだ。
1人区での民進党など野党の予想外の奮闘はあったものの

結局のところ憲法改正発議に必要な3分の2に達する議席は確保した事で

憲法改正へ大きく動いていく事になった。

私自身は民進党などの野党に政権を任せる選択肢は全くないんだけれど、

自民党以外で唯一任せるとするなら橋下氏が再び政界に復帰を目指して

おおさか維新の党の党首になった時が唯一だろうね。

それだけ自民党以外政策らしい政策の対案すらない政党ばかりだからね。

今回初めて政治家になる方も多い訳ですけれど、

どんなに政界経験が豊富でも難しいのが政治であり、

まずは確り自ら目指すべき政治観を付けてほしいと思いますし

それが参議院の6年間の1期となります。

この6年間が次の2期へ繋げられるか否かになるでしょう。

私の地元新潟選挙区は最後まで大激戦となり

わずか2千票差で野党統一候補が当選するという結果になりました。

新潟県民の政治を見る目という点を踏まえると

政権運営能力のない政治家に投票すると選択した有権者は

それだけ安倍政権に不満があるという事でもあるでしょうけれど

それ以上に安倍総理があざとく3度も来県した事も

逆効果になったのではないかと思います。

AKB総選挙の時に便乗してきたからね。

それに本県国会議員の騒動も大きく影響した可能性もない訳ではないという事で

色々考えると敗因はあるのですけれど、

これが新潟県民50.2%の総意という事でこれは現実として受け止める事と致します。

これで憲法改正には前進したが、

自民党が単独過半数に1議席届かず

まだまだ安倍政権への信頼を得るに至らなかったと言える。

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