18日ドラマ「ラストマンー全盲の捜査官ー」第9話を視聴した。

今回は皆実捜査官は41年前に起きた自身の事件を捜査していたが、泉が重傷を負いキーマンだぅた人物が次々と殺された。そんな中で捜査が縮小しそうになるが、様々な事が次々と明らかになり心太朗には辛い真実を知る事になるという事を告げる。

そして皆実捜査官は真犯人の下へ行くが、その真犯人は護道清二であった。護道は41年前に起きた出来事で当時の不正をもみ消していた。しかし皆実捜査官の母を殺したのは皆実捜査官の父だったが、戸籍謄本を取り寄せていた皆実捜査官は実の父は犯人とされた鎌田國士だという事を知り話し出す。

その真実を知り心太朗が皆実捜査官と兄弟だという事が明らかになりそれでこの事件は実の息子でない事を知った皆実捜査官の義父は母親を殺し、その濡れ衣を実の父にかぶせようとしたが事件をもみ消すために護道清二に依頼したが断られそれを護道清二が義父を殺して事件を隠蔽しようとした。

しかしこれでは鎌田國士が犯人ではないと無実を証明すれば良かったが皆実捜査官が視力を失った事で多額のお金を必要としたことから戸籍上皆実捜査官は母を殺した父の息子である事を考慮して護道清二は心太朗を養子として引き取る事で皆実捜査官をその後を保証するという取引をした事により無実の罪を被る事を決意した。

そしてその真実を知った時に鎌田國士は最期の時を迎えて兄弟で実の父を看取ったシーンがメインだった。
ストーリー




今回は皆実捜査官が41年前に自身の目が見えていた時にどうして父と鎌田國士は争っていたのか?という謎が解明された。

この事件には色々な人間関係が絡んでおり、本当なら皆実捜査官も真実を知り動揺するところだが数多くの事件を解決してきたラストマンにとってはその真実も受け入れるだけの覚悟があった。

どうして母は殺されたのか?そして父は殺されたのか?どうして自分は助かったのか?その伏線が全て明らかになった。

事件の発端は鎌田國士と母が心太朗の実の息子である事がまず明かされた。母は心臓が悪く当時愛人だった事もあり鎌田國士の店に身を寄せたが、皆実捜査官の父が離婚した事で母の治療費を払う為には皆実捜査官の父と結婚するしかないとなり心太朗だけを残した。

しかしその後さらに発覚したのが皆実捜査官の父は鎌田國士であった事が明らかとなり、鎌田國士を犯人にして母と皆実捜査官を亡き者にしようとしていた事が明らかになる。

呼び出された鎌田國士はそこで真実を語られて母がそれを認めた事でまず母が皆実捜査官の義父に殺され、さらに2人はもみ合いになり皆実捜査官が殺されそうになったところを鎌田國士は身を持って防いだ。しかし3人とも意識を失い意識を取り戻したところに護道清二を呼び出してこの事件を隠ぺいしてもらおうとしたが、護道清二が断った事でさらにもみ合いとなり護道清二は皆実捜査官の義父を殺してしまった。

それをさらに隠ぺいするために皆実捜査官と鎌田國士を玄関まで運び義父と母が火事で証拠と共に焼かれたのだった。

本来なら鎌田國士は無実を証明すれば良かったがこのままでは皆実捜査官が犯人の子供として扱われてしまう。そう考えていた中で護道清二は心太朗を養子として引き取る事でこの事件で子供たちが犠牲にならないようにすると取引した事により事件は鎌田國士の犯行という事で鎌田國士は無実の罪を被って服役したのだった。

ここで驚いたのは皆実捜査官と心太朗が兄弟だったという事だ。その事実を知り動揺する心太朗だったが、皆実捜査官は既に真実を知る覚悟がありますか?と問われていた事で心太朗も受け入れて護道清二は数多くの事情を知る人物たちを殺害した罪で逮捕され、皆実捜査官と心太朗は実の父鎌田國士の最期を看取った。

そして皆実捜査官はアメリカへ帰国したが、心太朗が今度はアメリカへ研修に行く事になるというラストだった。

3か月間この事件を追う為に来日した皆実捜査官だったが、最初は心太朗が実の弟だという事は知らなかった。しかし事件の捜査をしていく内に色々な伏線があり実の弟である事を確信していた当たりさすがラストマンと言われただけの人物である。

心太朗も殺した父を憎んでいたが真実を知りその真実はあまりにも悲しい兄弟の事を思って罪を被った父を兄弟で最後を看取った事が唯一の親孝行となった。

総評として3か月間皆実捜査官と心太朗がバディを組んで事件を解決してきたが、そのコンビは兄弟だったという事が明らかになりそれだけ息ぴったりの連携だった事もうなづける。

皆実捜査官と心太朗は今度はアメリカで事件を解決していく事になるが再び2人が事件を解決する姿を楽しみにしたいところだ。

次はVIVANTとなります。10年前に伝説となった半沢直樹のスタッフが結集して大規模なスケールで送るという事でどんなストーリーなのか?楽しみにしています。






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