4月23日スタートのドラマ「ラストマンー全盲の捜査官ー」を視聴した。

このドラマは全盲もFBI捜査官と逮捕なら手段を選ばない孤高の刑事がコンビを組み数々の難事件を解決していくストーリーである。

最新のAI技術とアプリを駆使して全盲でも活躍できる姿が描かれていく。

全盲のFBI捜査官というなかなかない設定だけれど、全盲のFBI捜査官を助けるのは人だけでなく最新のAI技術とアプリ、音声認識、映像認識技術である。今はスマホタブレットの時代なのでそういう補助的な技術も進歩しており文章は全て音声化できるし、映像を音声で伝える事は可能だ。

それを補助するのが孤高の刑事と技術支援捜査官、ホテルのバトラーという状況だ。

最初は懐疑的に見られていたFBI捜査官が一目置かれるようになるまでどういう経緯を辿るのだろうか?レビューしていきたい。

キャスト




ストーリー




今回はFBI捜査官の皆実広見は警視庁の要請で何事件解決の為に来日する事になった。来日目的はそれだけでなく過去の自分の事件に関する事もあるようだが、その前に数々の警視庁が解決できずにいる事件を解決していく事になる。

それを補佐するのが護道心太朗というノンキャリアの警部補で元々は代々警視庁長官の家系に生まれた人物だがその道を進まずノンキャリアとして現場で数々の事件を検挙してきた。

しかしある事がキッカケで皆実のアテンドする事となりここから皆実と心太朗のコンビで事件を解決していく事になる。

最初に挑んだのが連続爆破事件だ。当初警察も犯人の目星がつかずに捜査は難航していた。しかし皆実は捜査資料を音声認識ソフトで速読して全ての調書を確認して状況を把握した。そしてそこで技術支援捜査官の吾妻ゆうきを指名して捜査の協力をITを駆使して支援してもらう事になる。

今の捜査ではIT技術なしでは捜査は無理なのでそういうITに優れた人材が必要だ。

そしてそこから皆実の驚愕な捜査手法を見せていく。爆弾があると心太朗に叫ばせる事で犯人を絞り、火薬のにおいで犯人を特定して見せた。目が見えない分鼻と耳の感覚に優れているという事でもあるが匂いで犯人に辿り着いた事もさすがだ。

そして犯人に忍ばせたGPSで犯人がいる場所を特定しそこに乗り込むという大胆な行動もしている。日本だとGPSを装着する事は認められていないようだが犯人検挙に必要なら使うべき技術ではある。

そしてそこから犯人が生活に困窮しその原因が過去のいじめによる恨みと復讐によるものだった。犯人は過去にいじめていた人物が交番勤務の警察官だと知り、交番へ向かうがそこで皆実はまた大胆な行動に出る。無防備に犯人に迫ったのだ。これも皆実が拳銃に慣れていない人が命中させる確率が相当低い事を計算しての行動だという事だ。

そして皆実は相手に拳銃を発砲させて追い込んだところを見事に仕留めて犯人逮捕となった。

これまでの常識を破る捜査手法に現場の刑事たちは困惑し認めたくないという気持ちを強める事にもなるのだった。

次回は東京郊外の河川敷で女性の絞殺体が発見されその事件を追う事になる。果たしてこの事件の犯人を検挙できるのか?その事件に注目だ。






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