13日ドラマ「危険なビーナス」最終話を視聴した。

今回は遺産は均等に分けられる事になりそうだったが、牧雄が登場して話は再び振出しに戻った。そんな中で伯朗は何者かに明人が誘拐されている事を公表し助け長ければ祥子の遺品にある事で実家を再び調べる事にした。

しかし調べても出てこなかった研究資料がどういう訳か天井裏から見つかったと勇磨が述べた事でこれはおかしいと思い立ち去ろうとした家に戻るとそこには憲三が物色していた事で犯人は憲三である事が明らかになる。

動機は伯朗の父が描いた絵にあったが、その絵には数学学者の夢の鍵が描かれており、その素数が解ければどんなカギでも破れるというものだった。

しかしその危険性を知った康治氏が祥子にこの絵は封印する事を告げていた事で憲三が祥子を殺害してしまった。

しかし憲三は明人を監禁した事を問われると突然火をつけて伯朗と楓を道連れにして焼身自殺を図ろうとしたが止められ、伯朗はかつてある隠し方法を思い出して絵の在りかを見つけたが、そこに突然明人が現れて助け出された。

そしてこの事件は明人が警視庁に協力して犯人をおびき寄せる為の協力捜査である事が説明され、伯朗は楓が潜入捜査官である事も知り全て騙されていた事を知る。

事件は解決したが、その直後に元美が楓に会ってある事を告げた直後に伯朗はこれまで妄想していた事が現実になったシーンがメインだった。
ストーリー



今回はついに犯人に辿り着いた訳だけれど、この事件は矢神家の遺産が目的と当初見られていた事件ではあったが全ての真実が明らかになったら矢神家は実はそれほど関係が深い訳でもなく、本当の狙いは伯朗が祥子から遺品を相続する中にあったという事でもある。

全く矢神家に関係がない訳ではないものの犯人が憲三である事が明らかになった事でこれまで矢神家の中に犯人がいるという事を探っていたが実際には矢神家には犯人はいなかったが、その分30億の巡る遺産の骨肉の争いが繰り広げられ続けたと言える。

そしてどうして憲三が絵を欲しがったのか?というのはその絵に素数を解くカギが描かれていたからであり、数学学者には相当貴重な大発見になる価値があるという。

数学の世界も奥が深いと言われているだけにそれは数学学者にしかわからない事があるという訳だ。

そしてこの事件は祥子からその絵の危険性を事前に知っていた事とそれが原因で祥子を誤って殺してしまった事だ。そして牧雄を突き落としたのも憲三であった訳でこの2つの事件については憲三の仕業だった。

ただ明人の誘拐は憲三をおびき寄せる為であり明人は実は警視庁に捜査協力をしていたのだった。そして楓は警視庁の潜入捜査官であったという事だ。

既に盗聴器を仕掛けたり、明らかにキャビンアテンダントの知識では知り得ない事までやっていた訳で、どう考えても刑事か探偵のどちらかだと踏んでいたがやはり楓は刑事だった。あれだけ話がうますぎると思ってしまっていたので楓の正体が潜入捜査官である事に全く驚きはない。

逆にあれだけ不可解な行動をされていたらそれはおかしいと思わない方が不思議だ。

それでも完全になり切っていたとはいえ伯朗に心を寄せている楓がいた事も事実であった訳で最後は伯朗の妄想が現実になったのだった。

3ヵ月間ドラマを観続けてきたけれど、こういう事件は必ず身近に犯人がいるという事だが、それ以上に楓が刑事である事に驚きが全くないというほど完璧すぎた訳で、振り返ればやっぱり刑事だったかというところでもある。

矢神家も矢神家で誰に遺産を相続させたら1番良いのかも心得ていたと言える。

総評として楓の正体は案外早い段階でこれは刑事か探偵かという選択肢が絞られたので驚きはなく、途中から勇磨も味方に加えた事には驚いたが全て伯朗が騙されていた訳で、騙すならまず身内からというのはどの世界でも上等な手段だと言える。

次回の日9に視聴致します。次はサイコパスの殺人鬼と刑事が入れ替わるストーリーですが果たして入れ替わった先に何が待っているのか?楽しみです。






危険なビーナス (講談社文庫)
東野 圭吾
講談社
2019-08-09



危険なビーナス
東野 圭吾
講談社
2016-08-26