18日大河ドラマ「鎌倉殿の13人」最終話を視聴した。

今回は後鳥羽上皇との戦いに挑んだ義時は泰時を総大将として京へと攻め込んだ。泰時の采配で幕府軍が勝利しこの勝利により後鳥羽上皇は隠岐に流され、それ以外の上皇も各地に流され味方した御家人は死罪となった。

これにより完全に武士の権力による世となった事が示されて義時は泰時に後を継がせようとするも、のえが義時に毒を盛った事により義時の体調は悪化し、そこでのえが義村から策を授けられた事を告げられて、義村と最後の対面で義村はこれまで全ての事を語りそれでも義時は義村に泰時を補佐してほしいと頼み込んだ。

そして泰時は後の御成敗式目の作成に入り、義時は最後まで泰時の為に全ての悪の汚名を着るつもりだったが、最期は政子に引導を渡されたシーンがメインだった。
ストーリー



今回は承久の乱により後鳥羽上皇は敗れてこの乱によって朝廷から武士へと権力が移行した事が完全に示された戦いとなった。これにより朝廷は武力を持たない権威だけの体制となり、江戸時代まで続く武士の世はこれによって成立したのだった。

元々武士の武力に頼っていた部分が強く朝廷の武力はそれほどでもなかった事もあるが、完全に武装解除した朝廷はその後武士の要求を伺って官位を授ける機関になった。とは言っても朝廷を蔑ろにして政治ができる訳ではなかったので官位は権力の象徴であり続ける。

そしてここからのえが義時に政村を跡継ぎにしなかった事により毒を盛る訳だが、元々のえとは折り合いが良かった訳ではなかったようだし、元々のえも義時を狙っていた節があった訳でそれが最後で回収された。

そしてさらに義村もまたこれまで何度も義時を狙い続けてきた事を最後で白状したがそれでもいつも義村が選択した方が勝ってきただけに義村も万石となって泰時ら一族が優秀だと悟っていた事もあり亡くなるまで北条の有力御家人であり続ける。

そして最後は政子にこれまで殺した者たちを語り始めた義時はそこで初めて頼家も殺した事を告げた事で政子はこれ以上義時に手を汚させる訳にはいかないと引導を渡し、義時を自らの手で止めを刺したのだった。

最後はまさか政子が義時に止めを刺す事になる展開とは予想外な結末になったけれど、義時もまた政子に止めを刺された事はある意味本望だったかもしれない。よくよく考えれば政子にとって義時は息子たちの仇でもあった訳だから尼将軍最後の仕事が義時に止めを刺す事だったという事だ。

鎌倉幕府を基礎を築き600年以上に及ぶ武士の世を確立した北条義時は13人の者たちを葬って最後は政子によって止めを刺された生涯だった。

この1年間次から次へと対立する者たちを尽く身内すらも殺していくサバイバルな時代を描いた事は大河史上でも類を見ないほど多かった。それだけ鎌倉時代というのは生きるか死ぬかの毎日だったという事だし、身内だろうと信用してはいけないという時代だったからこそ義時は生き延びる為に行ってきた選択だった。

北条義時がここまでやっていなければ武士の世は誕生していなかっただろうし、混迷を極める日本の世になっていただろう。改めて武士の世を確立した北条義時という人物を知る事ができた1年だった。

次回はどうする家康という事で40年ぶりに徳川家康が主人公となる大河ドラマです。松本潤が演じる家康はどんな家康になるのか?毎回どうする選択肢を楽しみに観ていきたいと思います。

それでは来年もこの時間に大河ドラマを楽しみましょう。














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