5日大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第42話を視聴した。

今回は和田義盛を滅ぼした事で実朝は義時に全ての権力を握られる事を恐れて後鳥羽上皇に近づこうとする。それを察知した義時は実朝のやろうとする事に異議を唱えるもその攻防が続く。

そんな中鎌倉に宋の僧侶が訪れて宋へ行くための船を建造する事を命じる。このままでは実朝に権力を示す事になる事を恐れた義時らはそれを阻止すべくわざと船の設計書を書き換えて船が出航できないようにし実朝は権力を保持できなかった。

しかし実朝は次の手を打ち朝廷から4代目鎌倉殿を迎えて自らは院政を敷く事を宣言するシーンがメインだった。
ストーリー



今回は実朝が公暁に暗殺されるまでの期間が描かれるわけだけれど、北条家と源氏との距離感が描かれた訳だが、ここで不思議なのは泰時が実朝に付き、義時と対峙するという図式だが、かつて義時も頼朝に付き時政とは距離があった時期もあっただけにこれによって何とか均衡が保たれていたと言えるが、既に実朝も20歳を超えてそろそろそれなりの力を持つべき時だと感じていた事は間違いない。

そんな中で実朝は船の建造を目指すも当時遠方へ出る船を日本では殆ど建造した事がなく仮に建造できたとしてもその船が宋まで行けた保証はない。

それでも建造する事で権力を示すという意味では大きかったが、ここで義時は船を出せないようにわざと設計書を書き換えた事で船は出航できなかった。

実朝は船を出す事ができなかった事で今度は自ら子供が作れない事を悟り朝廷から4代目鎌倉殿を養子として迎える事を自ら提案する。確かにそろそろ後継者は定めておかなければならないところではあった。

そしてそれが実朝暗殺へと繋がっていく。

次回は公暁が戻ってきた事で再び鎌倉は風雲急を告げる。果たして実朝は公暁にどうして暗殺される事になっていくのか?その経緯に注目だ。















mixiチェック