27日大河ドラマ「どうする家康」第33話を視聴した。

今回は秀吉との直接対決となった小牧長久手の戦いは家康が勝利したものの、秀吉は総大将が織田信雄である事から信雄を調略して家康はこの戦いを続ける大義を失くした。

その1年後には秀吉が関白に就任した事により征夷大将軍以上の立場となり事実上秀吉は信長以上の存在となり家康は対応を迫られた。

そんな中石川数正は何度も秀吉と交渉したものの秀吉の力の差を痛感しこのまま戦っても勝ち目はないと家康に臣従を求めた数正は他の家臣たちから反発を受けるも1人大坂城を見てきた事からもこれでは太刀打ちはできないと感じてこれ以上の無用な戦はしない方向で考え始める。

一方で家康は臣従する事を承諾できず数正はこのままでは徳川家が危ないとあえて徳川家を出奔する事で秀吉の家臣になるという徳川家はこれにより徳川家の情報が全て秀吉の手の内になってしまったシーンがメインだった。

ストーリー



今回は秀吉との直接対決に勝利した家康だったが信雄が秀吉に和睦した為にこれ以上の戦に大義を失くした。

そんな中で真田昌幸との戦いもあり敗北するなど家康にとっては難しいかじ取りを迫られていた中で秀吉が関白になった事を知りこの時点で秀吉は信長を超えた存在になった。

当時武士が関白になる事は考えられないほどだっただけに驚いた事だろう。

そして家康は今後どうすべきか家臣団と話していたが数正は臣従する事を進言し家康は驚いた。

数正は唯一大坂城をこの目で見てきている訳で、あれだけの城を見てきたらとてもじゃないがこのまま戦い続けても消耗戦となり負けるのは明らかだった。この時代は国力と経済力で全てが決まるような時代だったのでこの時点で秀吉は大坂中心に多額の金を蓄えていただけに経済力では圧倒的な差を感じたのも無理はない。

しかし家康は断固戦うという家臣団の決意に数正はこれを止める為には自らが秀吉の家臣となり徳川家の手の内を全て秀吉が握る事がこの戦いを回避する術であった。これによって家康は臣従するしかなくなった。

次回は追い詰められた家康はここで臣従させるために秀吉はあらゆる手を打ってくる。果たして家康は臣従をどう決断したのか?その決断に注目だ。








どうする家康 二
木俣 冬
NHK出版
2023-03-17

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