6日大河ドラマ「どうする家康」第30話を視聴した。

今回は岡崎に戻った家康だったがその頃には既に明智光秀は羽柴秀吉に討ち取られており、家康はこの状況は主のいない甲斐、信濃、上野を確保する事に動く。家康は甲斐、南信濃を確保して5国を治める大大名となった。

その頃織田家中では羽柴秀吉が台頭し、柴田勝家は市の後ろ盾となり対立する。しかし秀吉は多くの味方を付ける事に成功し市は柴田勝家と共に自害した。

そして家康は5か国の大大名として秀吉と激突する事になるシーンがメインだった。
ストーリー



今回は家康は岡崎に戻ったものの即明智光秀討ちに出る事ができなかった。それも統治して間もない信濃、上野、甲斐など主を失った地域の統治鎮圧が最優先事項だった。

このまま光秀討ちに出ても周りの国が纏まっていない中では対抗できないし、何より今後の事を踏まえれば国力を大きくしておいた方が良い。長年武田家との戦いかなり強くなっていた徳川家は従属同盟になっていたとはいえ大名である事に変わりない。

そして秀吉は信長の家臣の1人だった事を踏まえれば家康の方が5国を要する大大名の方が力を保持するには上だった。なので秀吉が内部を統一するまでは家康は介入する立場になかった。

それに信長との同盟は信長が亡くなったとはいえ無くなった訳でもないので下手に手を出せなかったのも理解する。

甲斐、南信濃を確保した家康は5国の大大名となった事で秀吉と対峙するだけの国力を得る事になった。

次回はいよいよ秀吉と直接対決となる。果たして家康はこの戦いでどんな戦い方をするのだろうか?その戦いに注目だ。









どうする家康 二
木俣 冬
NHK出版
2023-03-17

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