3日大河ドラマ「いだてん 〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」第41話を視聴した。

今回は1964年に東京五輪開催が決まってから政治は準備に追われるが、そこには様々な政治の思惑、そして資金面、各国から選手を招く文化を理解しなければならなかった。そんな中で正式競技として柔道などが選ばれるなどもあったけれど、政治は様々な軋轢との戦いの始まりであったシーンがメインだった。

ストーリー

平沢和重の名スピーチで1964年の東京オリンピックが開催決定。田畑を事務総長に組織委員会が発足する。顧問として大物政治家の川島正次郎が参加。川島は東 龍太郎が当選した都知事選で田畑と対立した因縁があった。メダルを獲れる競技を正式種目に取り入れようと考えた田畑は、河西昌枝キャプテンが率いる大阪の女子バレーボールチームに注目する。

以上NHK大河ドラマいだてん 〜東京オリムピック噺(ばなし)〜HPより


今回は東京五輪開催決定後の事が描かれていく訳だけれど政治は事務総長に就任する。そこから色々なひと悶着がある訳だが、今の五輪も色々なひと悶着がありこれはどの時代でもある事を示していると言える。そんな中で後に東洋の魔女と言われる女子バレーも取り上げられるが、これについては色々な諸問題があるとはいえ既に収録済みとカットしなくても良かったのではないかと思う。

既に多くの人がわかっている事だし、逮捕されていない事を踏まえると確かによろしくない事だが既に無理だという事を踏まえるとカットは不自然だったと感じる。

そんな中東京五輪でも描かれる回転レシーブは柔道からヒントを得た事だという事でここで治五郎の思想が受け継がれているのだと感じる。

そんな政治だったがそれは大きな戦いの始まりでもあった。とにかく五輪はお金が掛かる。ローマではトトカルチョが導入されたが、日本ではtotoが導入されたのが2001年という事でこの時代には理解される事はまだまだなかった時代でもあり資金面は政府が出すという話になっていく。そんな政治は政府と対峙し、色々な人たちを巻き込んで準備していく事になる。

次回は政治は色々な政治の思惑に翻弄されていく事になる。果たして政治はどう立ち向かっていくのか?その攻防に注目だ。











大河ドラマ「いだてん」オリジナル・サウンドトラック 後編
大友良英
ビクターエンタテインメント
2019-07-24

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