ストーリー




今回は牧野が１年間の赴任を終える直前に病院を追われる原因となった真琴と再び向き合うところから始めた。１年間生徒たちと向き合い続けてきた牧野はこの１年で子供たちと向き合う事の大切さを経験した事で以前とは違う姿勢と両親に真剣に向き合う姿に変わっていた。

両親は説得に応じて治療と向き合う事になった。

そして学校では１年間産休から復帰する保健室の養護教諭に引き継ぎをするが継続的に向き合わなければならない生徒の事も細かく書かれていた。これも牧野がこの１年で生徒たちと向き合ってきた結果でもある。

そして篠谷も初めて卒業生を送る時を迎えて篠谷もまた牧野に救われた１人でもあったし、様々な問題と向き合った１年だった。初めて経験する事はその後の人生に活かされる事が多いだけに２人はこの１年の経験が基礎となっていく事だろう。

そして牧野は１年ぶりに病院に復帰して相変わらず不愛想な表情だが以前と違って患者と向き合う姿勢は大きく変わっていた。そして卒業した生徒たちと久しぶりに対面するところでこのストーリーは終わったのだった。

卒業後にクラスメイトと教師と対面する機会ってある人とない人がいるけれど、私は全くない人なのでその人たちが今どうしているか知る人は本当に限られているし、もう遠い昔の話になるだけにこの子達も時が経つとこの時代の事をどれだけ覚えているだろうか？というのはあるのですがこの時代に経験した事がこの先に大きな影響力がある事は言うまでもないという事だ。

そして牧野も１年間にこれだけ多くの子供たちを見る事になった経験も今後の医師人生に大きな影響を与える１年だったし、篠谷もまた大きな影響を与える１年を過ごした。

人にはそれぞれ大切な１年というのが必ずあるけれどその１年をそれぞれがその後どう活かしていくのかになる。

次回は相続探偵と相続に関わる事を調べていく事になりそうです。それでは次作もよろしくお願いします！