9日ドラマ「放課後カルテ」第5話を視聴した。

今回は牧野はかつてある患者の診察判断に淡々と対応した事により苦い経験をしていた。結果的には患者を助ける事に繋がったがそれにより学校医へ左遷されてしまう事になった。

そんな牧野は両親の離婚問題で苦しむ羽菜の自傷癖と向き合う為に自宅まで訪れて悩みを聞こうとする。そんな中で篠谷と共に父親とも話しを聞く事で次第に羽菜の心の傷とも本人が父親が向き合う事に繋がっていったシーンがメインだった。
ストーリー



今回は羽菜が両親の離婚問題で心の傷を負い自分は必要じゃない存在と感じて自傷癖を起こしている事を牧野は感じ取るも牧野にも以前学校医へ左遷される前に向き合った患者との苦い経験があった。

医療については経験豊富な医師でもなかなか判断できないケースも少なくなく昨今では新型コロナウイルスとインフルエンザの判断が難しいと言われるほどなので併合した症状があると判断が難しいのは患者側も理解しなければならないし、病院へ行かせる時間がなかなかないという現実もある。苦い経験の患者については母子家庭で母親が亡くなっている事から仕事をしながら育てる父親は子供と向き合う時間がなかなか取れずに苦しんでいる。

病院へ子供を行かせる事が難しいのは今の働き方が昔のままという事もあるけれど父親が子供の為に休む事が難しい働き方を見直さなければならない。それがなかなか実現しないのは古い働き方しか知らない今の経営者が多いからでもあると言えるので一概に父親の責任にはできない側面も踏まえる必要がある。

しかし淡々と対応した事により牧野が周りの医師から批判され医師の資格はないと言われるまでになってしまった為に左遷された経緯は牧野があまりコミュニケーション力がないからでもあるので医師としてはかなり優秀な医師ではある。

そんな苦い経験をした牧野は同じ事を繰り返さない為に羽菜と向き合う事を選んだがこれも意外と難しい事で今はあまり家庭の問題に介入する事を良しとせず子供が問題を解決できるという問題でもない。学校側が両親に対して離婚問題に介入してよいのか?という側面もありこれは意外と難しい課題である。

色々な問題を抱えながらも最終的には羽菜と向き合う事が重要だと落ち着いた。子供としても両親に必要とされる存在だと認識しなければ心の傷は癒えないという事だ。

次回は篠谷が初めて6年生の担任になった事で時間が経つにつれて苦悩していく。果たしてその苦悩を牧野はどう向き合うのか?その苦悩に注目だ。





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