22日プロ野球日本シリーズ2020第2戦読売ジャイアンツ対福岡ソフトバンク戦が京セラドーム大阪で行われ、2対13で巨人は初回から福岡打線を抑える事ができず、巨人打線もチャンスで尽く凡退しを福岡の圧倒的強さだけを示されて福岡は日本シリーズ新記録の10連勝とした。

試合は巨人先発今村投手、福岡先発石川投手の投げ合いで始まり、初回から福岡が打線が爆発して3点を奪うと、2回にも1点を奪い今村投手は2回持たずに降板し、福岡は3回にも2点を追加して6点リードを奪った。

巨人も5回に8番ウィーラーの2ランで2点を返したが、その後登板する投手が尽く福岡打線の餌食となり終わって見れば13得点と巨人史上ワースト失点で大敗した。

これで巨人は日本シリーズ対福岡戦6連敗となりシリーズでも7連敗となり、第3戦は舞台を福岡に移して戦うも全くと言って良いほど福岡に勝てる勝機が見えない。


序盤で勝負があった試合でもあるけれど、ここまで投手力の差があるとさすがに戦いにならない。投手陣がある程度踏ん張って5回までに2失点なら戦いようもあるけれど、3回までに6失点では普段のペナントでも6点差をひっくり返す事は容易ではない。

打線についてもチャンスがなかった訳ではなかったが丸選手が尽くブレーキしているし、満塁のチャンスもタイムリーを打てず凡退してしまってはどうする事もできない。個人的には丸選手を5番ではなく2番か7番以降に打順を変更してパリーグの野球に慣れているウィーラーを5番で起用した方が良いのではないかと感じる。

クリーンナップ3人とも右になるけれど好調だと判断した選手を打順を変更して起用する事はシリーズではよくある事なのでウィーラーは第1戦の守備で好返球で追加点を阻止しているし、第2戦でも唯一の得点となる2ランを放っている。

逆に坂本選手はこのシリーズ不振ではないだけにやはり丸選手を今の打順から動かす事が第3戦の鍵となる。そして意外とボールを選べている事は打線としては救いはあるが、問題は投手陣が全くと言って良いほど明るい材料がない事だ。菅野投手に続く投手がいない事も痛いが中継ぎ陣がこれだけ打たれてしまうと3戦以降どう起用するかもある。

いずれにしても第3戦以降も福岡有利は動かない見方が大半になるだろう。

第3戦は舞台を福岡に移すが今のままだと間違いなく第4戦で終わる。巨人に逆襲のチャンスはあるだろうか?



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